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夢日記890 ~ 聞こえない電話の声 ~

 夕食時に、同僚のKくん(20代・男性)から家の固定電話に電話がかかってきた。ところが、Kくんの声と近くのテレビから出ている声がほぼ同じだったために、私はKくんの声が判別できなくなってしまった。その結果、私は困りすぎて、電話口で1分~2分ほど無言になってしまっていることに気づいた。私は、Kくんを不安にさせないよう、何秒かに一度、「うん、うん」とテキトーな相槌を打って電話を続けた。
 しばらくすると、私は、相槌を適切な場所で打つことができているのかどうかが気になり始めた。この状況で、母まで私に話しかけてきたため、私はさらに声の判別ができなくなり、錯乱状態に陥った。私は、受話器に当てていない右耳をふさいで電話の声を聞きやすくしようと思ったが、実際に右耳をふさいでもほとんど効果はなく、もはや手の施しようがなくなった。
                             < 完 >

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