街を死守した隊長の話(メモ 物語)

・惑星ヘルムディアル(エルシー)の開拓時代、開拓地の一つの護衛を任された一小隊の話

※小隊
  隊長  ⇄  戦友、一番の親友  ⇄  男1
   ⇅ 付き合う
  女1(元野良)

  女2、渋男1、男2(途中、死) (このメンバーに下が増えていく)


※話の流れ

・隊長が新しい小隊に配属される(左遷させられる)
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・5人小隊に女1が加わる(ほぼ追放)
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・遠方都市の護衛。物資の配給も遅く、戦況は困難だったが、なんとか隊長の力量(作戦)で全て勝利(死者ゼロ)
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・と、同時に女1と生活するにつれて、女1も少しずつ心を開き、仲間とも溶け込み始める
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・都市の戦況も安定し、力量を認められた小隊は昇格。
・別の開発地域の護衛舞台に合流
・この頃から隊長と女1はお互いを意識し始める
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・合流後も戦果を納め、一帯の安全が確保された(と思われた)
・この頃から、隊長と女1はほぼ付き合っていた
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・最前線ではなくなったと部隊が減ったときに敵からの奇襲
・なんとか死守するも、男2が死亡
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・男2の戦士はあったものの地域を守り切り、無事都市の完成
・都市の完成に伴い、隊長はその都市の総長として就任
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・しかし隊長の持病がこのときから悪化し始める
(都市完成の祝賀会の裏で、女1に具合が悪いのがバレるが、言い訳)
(祝賀会の裏で女1と隊長、初エッチ)
(男1には言い訳が通用せず、真実を話す)
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・持病の悪化に伴い、事務、雑務は男1が行うことが増える
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・隊長が二日寝入ることが起こる
(堪えきれなくなった女1が自分の気持ちと真実を知らない辛さを吐露、隊長が真実を打ち明ける)
・このときに嘘をついた事に対して「許さない。私より長生きしないと絶対に許さない」「嫌いになっちゃうよ?」と言う女1
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・隊長の状況から小隊は解散
・小隊メンバーは都市の別の任務を請け負うようになる(男1、女1は隊長の側近として残る)
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・隊長の命令で女1が1ヶ月の遠征任務へ
・「1ヶ月後、絶対帰ってくるから。その時まで、またな」(女1)
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・隊長の寝る時間が増えていき、男1がほぼ都市の運営をしつつ、介護もする
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・女1の方でも状況が悪化、それでも約束のために奮起
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・女1の状況を知り、隊長に連絡してやれと促す男1。だがそれを拒否する隊長
「あいつは1ヶ月で帰ってくると言ったんだ。あいつは約束を守るやつだ。だからあの任務を任せたんだ」
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・隊長の記憶混濁と幻覚が激しくなり始める
(「死んだ男2がいる」と言い始めたりする)
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・女1が帰ってくる1週間前、はたと隊長が目覚める
・幻覚も記憶混濁もない状態で、男1にいきたい場所があると連れ出してもらう
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・男2の墓参りをし、「部下の死は隊長の責任」と謝る
・高台にて、男1と女2と共に都市を眺める「最高の都市だ」と
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・部屋に戻ると、男1に最後の任務があると伝え、録音させる
・録音内容は「都市の次期総長への推薦」男1を次期総長へ推薦し、男1へ自分たちが守り、作ってきた都市の次期総長をしろ、という最後の任務を伝える
・ここで男1へ隊長から女1へ手紙を渡しておいてくれと頼まれる
・それは1ヶ月前に本人には偽って受けさせた妊娠検査の結果
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・その後すぐ眠りに落ち、その半日後に死亡した
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・女1のために遺骸を残せないかと男1は医師に相談。残す事に
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・ちょうど1ヶ月後に帰ってきた女1は隊長が死んだことを知る
・最後に顔を見て泣き崩れる
「私より先に死んだら、あの時の嘘も全部許さないって言ったのに。約束したのに。嘘つき。大嫌いだ!」
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・女1が落ち着いてから男1が手紙を渡す
・妊娠検査の陽性結果と隊長からの手紙に、再び泣きつつも少し笑顔になり「……バカ」
 ↓
・十数年後。
・都市として発展した街の中、母親と共に新しい店をオープンした青年の姿
end

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