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逆説的なやりたいことの見つけ方について

こんにちは。

やりたいことを見つけましょうって、最近の世の中ではありふれたワードのような気がしますが、やりたいことなんて見つからない、と思う人も多いと思います。私も長らくそんな感じでした。

今私はフリーランスとして活動しているのですが、これはぶっちゃけやりたいことがよく分からなかったので、一旦お金も稼ぎながらフリーでていうくらいだし自由にやってみるか、と思ったのがきっかけです。

それほど長い期間やっているわけではないですが、正直なところ長くは続かないかなーと感じてます。

このやり続けたくない理由を反対にしたらやりたい事が見えて来るんじゃね、と思ったのがこの記事の内容です。

やりたくない理由を3つまとめてみました。

理由1: 成長している感じがしない
今の仕事は受託で取引先の社員として働くような形態でやっているのですが、正直なところ何も変化を求められず、向こうの社員としてそつなくやって欲しいというのが、向こうからの要望です。

業務時間も普通の定時ですし、リモートですし、条件だけを見るとそれなりに良いのかなーと思うのですが、やっている感覚としては時間の消費という感じで、極めてアルバイトに近いです。必要な時間働いて、時間に見合った報酬を得るというスタイルでいわゆるこれってアルバイトだなーという感じです。

受託、というか、コンサルはじめ人売りの仕事って多かれ少なかれこの感覚はあるような気がしていて、できることで取引先に対して時間を使いながら、価値を提供するというモデルなので、時間貸しのビジネス(単価の高いアルバイト)に近い部分はあると思います。

フリーランスは特にスキルの切り売りで、自分の経験がない部分に対しては、報酬的にも評価的にも割りが良くないことが多いので、かなり意識をして運が良くないと、自分のできることをベースとしてしまい、なかなか成長が難しい側面があります。

理由2: 裁量が小さい
今の仕事の大事な部分は顧客の期待値を上回ることです。課題を解決することでも、何か運用を改善することでもありません。

顧客の期待値が改善などのスキル面でなく、期待通りに動いてくれるリソースが欲しいだとしたら、それ以上の部分というのは求められていない事になります。

自分の中で課題を見つけてもっと良くすることが可能だとしても、望まない改善は疎ましがられるだけになります。

組織はリーダー以上に成長しないとはほんとに良くできた言葉だと思っていて、裁量を持つ人間が望まないかったら、やらない方が賢く選択になることは往々にしてあります。自分の中で課題を抱えつつ、自分の一存では状況を改善できない状況というのはとにかくストレスが溜まります。

何かのプロになり、課題を持った人々にコンサルをする、それはそれでいいのかもしれませんが、事業を行う主体にならない限り程度の差はあれこの課題は解決しないと思っています。

理由3: 情熱がない
これを言うともうそもそもすぎですが、この仕事をやり続けて死んでもいいとはどうやっても言えません。

お客さんの期待値を上手に超え続けてたら、死んじゃいましたーなんて事になったら死んでも死にきれないです。

人生に意味はないから楽しみなはれ、とはよく言うものの、少なくとも私は大きなゴールを定めて、チーム各人がそれぞれの役割を全うしながら活躍できている状態が1番楽しいと思っています。

意味はなくても、何かに向かう情熱を燃やすと言う経験、これって何者にも変えがたく、楽しい経験だと心の底から思っています。

これを大人になってもずっと持っていたいなーと思うんです。

という感じで、今の仕事をやりたくない理由を書いてみたら、なんだかやりたいことが見えてきたなーと思っています。

やりたいこと
ざっくりまとめると、情熱が持てる目標に向かって、自分自身が主体的に、目指すゴールのために成長できる仕事がしたい、ということなのかなーと思いました。何かに向かって頑張りたいんやーって感じです。

この環境って何かってなると、自分で事業をやってみる、理念に共感できるスタートアップにジョインするの二択かなーって思ってます。ここの実現に向けてちょっとずつ動き出したので乞うご期待。

まとめ
ぼんやりしてるやりたいことより、心の底から思ったやりたくないことの方が実はやりたいことを探すのにはいいのかもしれません。

ちなみにここの中の感想は個人で全然違うと思いますので悪しからず。

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