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自費出版して良かったコト悪かったコト②

未知への出航

自費出版は高額だ。というイメージを持っている人は少なくないだろう。もちろん私もそう思う。私が作っているのは絵本なので、ページ数は少ないが全ページカラー印刷、サイズも大きめ。出版費用は長編小説と同じくらいといったところだろう。

お金持ちでも小金持ちでもない私は、郵送されてきた見積の金額を見て一旦は諦めた。が、隣で一緒に見ていたパートナーからまさかのGOサイン。そして費用の一部を貸してくれる心強いサポーターにも話を通してくれた。

とは言え他方面からは心配の声もあったので(もちろん私の中にも)契約前に他社の見積も取ってみることに。
本の大きさ・ページ数・発行部数・流通の有無・店舗販売の有無・宣伝の有無・在庫の管理費など、社によって条件が違うので注意する。
結果、妥当な金額と判断。腹を決めて契約書にサインした。

ところで金額を左右する一番の決め手は、書店に並ぶか否かのようだ。必要ないなら費用は3分の1程度になるだろう。

契約書類をすみずみ読み込み、疑問はマメに確認し、その後も担当者とのやり取りを重ねながら発刊の日取りも決まった。
本の題材が干支なので、11月頃本屋さんに並ぶのが良いでのでは、との提案に納得し更に心の中でガッツポーズ。11月は自身の誕生月である。人生で一番高額な誕生日プレゼント・トゥーミーだ♪

そんな中届いた1通の封書、出版社からだ。
中の書類には、前担当者が退社しましたので新担当のご挨拶です、と。

初めての海外旅行で出発と同時に添乗員さんが居なくなった気分。
心もとないが、新しい添乗員さんと、これからお世話になる各部署の現地ガイドさん達に期待して旅を続けよう。

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