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Forgeシングル環境でプラグインを入れる

【結論】この記事で紹介する方法は1.12.2といった特定のバージョンのspongeforgeというサーバーシステムを使う場合のみしか使えません。これらの環境で運用する予定であればこの記事を読み進めて下さい。それ以外のバージョンやサーバーシステムを使う場合は自鯖を建ててください。


皆さんはMODとプラグインの違いを正しく知っていますか?
私もあまり正確にはわかっていませんがw
ざっと分けると

MOD・・クライアント側(シングル含む)のゲームデータを改造し、
新しく要素を追加したり、変更したりできる。

Plugin・・サーバ側(○○鯖とかのアレ)に入れ、バニラのシステムや
MODで変更したシステムを使って外部データとの連携などを可能にできる
いわば拡張機能。

言われてもなんのこっちゃですよねw
大事なのはMODでしかできないことPluginでしかできないことがあるということです。

Pluginはサーバ用MODだとかシングルでは入れれないとか言われてきました。
もしいつも使ってるシングル環境でMODもPluginも入れれたらいいと思いません?

実はそれについて既に記事を書かれている方がいます。
(そうです、私二番煎じですw)

以下のブログの最後の方に”シングルだけでSpongeを利用する”とあり
「クライアント側のMODフォルダにSpongeForgeとSpongeプラグインをいれるだけ」と書かれています

この一文で今回の解説片付いちゃいますw

なので今回のメインはMODとPluginをシングルで動作させる解説ではなく
実際にプレイして感じた不具合とその改善法、あとオススメspongeプラグインを紹介したいと思います(*'ω'*)サイゴマデスキップシナイデミテネ

spongeシングルの構築の仕方も序盤に少しだけさせていただきます。

ここから本編です♪

1.spongeシングル環境の構築

さっきからsponge、spongeとは何ぞやと思われている方も多いでしょう。

spongeとはMinecraftサーバの一種です
Minecraftサーバは主に4種あり
・vanillaサーバ(Realms)
・vanilla+Pluginサーバ(Bukkit/Spigot、SpongeVanilla)
・modサーバ(Forge)
・mod+Pluginサーバ(Mohist、SpongeForge)などです。
今回はmod+Pluginサーバの一つのSpongeForgeを取り上げます。
以下SpongeForgeをSpongeと呼びます

次にspongeの導入手順です。今回はシングルのみ説明しますが図を見れば
サーバの導入方法もわかるはずです。

プレゼンテーション1

図に従ってシングルの解説をしていきます。

1.Minecraft Launcherにて1.12.2Forge環境を整える

追記:2021年12月10日に脆弱性が発表され2855以下のバージョンを使うことは大変危険です。spongeに書かれているビルド番号(1.12.2-14.23.5の後に続く4桁の数字)と異なる最新版Forgeを入れてもspongeForgeは動作するのでForgeは最新版を使うようにしましょう

2.MODフォルダにspongeforgeを入れる

このサイトから”RECOMMENDED BUILD1.12.2-2838-7.3.0”を入れてください
最新版ならば上のバージョンでなくても大丈夫です。
ビルド番号(ここでは2838)の後に続く数字はspongedforgeのバージョン番号です。
ダウンロードを押せばすぐDLが始まります。

スクリーンショット 2021-09-12 034422

DLしたものをModを入れる感覚でmodフォルダにいれます
これだけでspongeシングル環境の完成です(*'ω'*)ブラボー

ね?簡単だったでしょう?
まるで前提MODみたいな感じで簡単にプラグインが入れれちゃいます。
サーバも同じ感じで構築できます。
この手軽さがsponge環境のオススメポイントなんですよね~

3.各Mod、Pluginをmodフォルダに入れる
あとはお好きなMod、Pluginをmodフォルダに一緒に入れます。
他のPlugin入りサーバを建てた経験のある方ならPluginフォルダー作らなくて大丈夫なの?と心配になるでしょうが大丈夫です!

2.シングルにsponge環境を作ることで起こる問題①

建築お好きな方なら手放せないMODはいくつかあります。
その中の一つにLiteLoaderがあります。
LiteLoaderとは前提MODの一つでLiteLoaderのMODにはMacro/keybindなどがあります。
しかし普通にspongeforgeとLiteLoaderをmodフォルダに入れるとエラーになります。
これを回避するにはLiteLoader.jarをリネームして、spongeforgeを先に読み込ませれば大丈夫です。

スクリーンショット 2021-09-12 130907

3.シングルにsponge環境を作ることで起こる問題②

sponge環境を作っていざワールドに入って建築を始めると何か違和感を感じるはずです。
doDaylightcycle=falseにしたはずなのにいつの間にか夕焼けになります。
もう一回/gamerule doDaylightcycle=falseを打っても太陽は動いています...
/gamerule=doDaylightcycleで止めるとtrueかfalseかを見ることが出来るのですが
falseにした後もtrueになるのです(゚∀゚)ナイソレコワイ
これはサーバでは正常にfalseになるので、シングルのみの症状です。

これを解決する方法は主に2つあります。

①spongeforge-1.12.2-2838-7.1.7.jar以前のバージョンを入れる

この問題は上のバージョンを境に起きているのを確認したので、問題が起きない古いバージョンを入れればいい訳です。
spongeDLサイトの下の方にolderとあるのでそこを押せば過去バージョンを入れることが出来ます。緑のRECOMMENDEDを選んでください。
→めんどくさい方は直行リンクです

しかし、これら古いバージョンを入れることで新たな問題が起きますw

JEIDsと干渉してしまうんです...

1.12.2の追加ブロック系でほぼ必須のJEIDsと共存できないのは辛いですよね
JEIDsを入れる予定がない方は別にいいと思いますがあまり古いバージョンを入れること自体オススメできません。

②timewarpというspongeプラグインを入れる

次の方法はspongeforgeが最新版(もしくは7.3.0)で、daylightcycleをtrueにしたまま時間を止める方法です。
まず、このサイトからtimewarpというspongeプラグインを入れます。

スクリーンショット 2021-09-12 113854 (2)

DLしたtimewarp-2.3-r7.0.0.jarをmodフォルダに入れ一度起動させ設定ファイルを生成させます。

次にCONFファイルを開けるエディタをDLします。
私はWindowsなのでNotepadXを選びました。Microsoft Storeリンク
CONFファイルが開ければ何でも大丈夫です。

次に”構成フォルダ/config”内にあるtimewarp.confをプログラムで開くを使って先ほどDLしてきたエディタで開きます。
開いたら画像のように変更します。
eneabled=trueにするのを忘れずに!

スクリーンショット 2021-09-12 114957

変更したら再度Minecraftを起動させます。
この時daylightcycle=falseにしなくていいです。(そもそも変えれないしw)

後は/time set 6000とか12000にして時間帯を変えても太陽が動かないことが確認できると思います。

私が色々MODとかいれて試した中ではこれが一番ちらつきとかが抑えられている方法だと思います。(シェーダーでも確認済み)

4.オススメspongeプラグイン

ここからはオススメのspongeプラグインを紹介していきます。
ここで結構間違えられる方がいるのですがSpigot用のプラグインは入れれません
spongeとspigot/bukkitは全くの別環境ですのでspigotで入れたいプラグインがあるならspigot環境に行ってください。
それでも有名なのは移植されているので下の公式プラグイン置き場から近いものを探すのもありです。

Oreとはspongeでのプラグインの呼び方です

それではまずはシングル向けから。シングル向けといってもマルチ特化でないものを集めたみたいな感じなのでマルチサーバーの方も見ていってください♪

━━━ シングル・自鯖向け ━━━

プラグイン名を押せばDLリンクへ行けます
動作確認できたプラグイン自体のバージョンも書いときます。

VoxelSniper
言わずと知れた建築プラグイン。もこもこ地形作るのが楽しい。
コマンド一覧サイト(Bukkitのものなので無いやつもあるかも)
Version8.5.0が確認済み。

ArmorStandTools
アーマースタンドを自由自在に動かして好きなポーズをとらせられる。
Version1.1.2が確認済み。

Featherweight
移動速度が簡単に変えれる。(/fly spead 25とか)マップ広いと便利かも。
Version1.0が確認済み。

SkyChanger
空の色を不気味にできる。夜で数値をマイナスにすると星がくっきり見える
Version4.0.2が確認済み。

━━━ マルチ向け ━━━

FoxGuard
建築物保護プラグイン。使い方や導入方法はwikiに乗ってるので割愛
前提プラグインのFoxCoreが必要。

LuckPerms
権限管理プラグイン。上のリンクからさらにLuckPermsフォーラムに移動することでDL。

Nucleus
コマンド拡張プラグイン。クイックリンクの下のコマンドリンクから一覧が見れる。

この3つは管理用プラグインなのでサーバ管理者がじっくりと他のプラグインを見たうえで何を導入するか決めてください。

MagiBridge
Discodeとサーバーチャットをリンクさせるプラグイン。

ChatPlugin-Sponge
ローマ字で入力されたチャットを日本語化するプラグイン。
こちらは公式フォーラムではなく、有志制作。

━━━ その他 ━━━

ここからは使い方がよくわからなくて(主に私の知識不足)オススメできなかったものやバージョン非対応だけど一応入れれるものを解説します。

Movecraft for Sponge
Movecraft自体は聞いたことがあったのですが使い方がわからなかったです。(うそです英語解説ばかりだったのでめんどくさくry)
多分ugocraftみたいなものだと思います。
Versionベータ0.3.5が確認済み。

SchematicBrush
説明によると複数の建造物を任意の割合でランダムに貼り付けることが出来るWorldEdit専用のプラグイン。シングル・サーバ両方で試したのですがうまく動作せず... 入れるWorldEditが違ったのかな?
一応Version1.1.2を入れることは確認済み。

Personal Time
他のプレイヤーに影響を与えずに時間変更を行える。SSとかを撮るときに便利。なぜこれがオススメに入っていないのかと言うと、対応sponge環境が5.1だったため。(1.12系は7.X、1.10系は5.X)しかし試しにサーバで導入すると問題なく起動できたため一応記載しました。
前提プラグインのPacketGateが必要。→リンク

5.おわりに

今回はシングルspongeのレビューみたいなのとオススメspongeプラグインの紹介でした。
サーバ建てるのがちょっとハードル高いかなって方向けに今回書いたんですけどお役に立てればうれしいです♪

何か質問等あれば私のTwitterで聞いてくださいね~


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