演奏会の復帰戦の話

私は、3月29日のコンサートから演奏する機会がなくなってしまった。

自粛期間中はガンダムを最初からみたり、オケスタをさらったり（自粛期間最初のほうはオーディションの予定はまだあった）していた。

私はずっと引きこもれるタイプなので、出掛けられないことはあまり苦ではない。笑

むしろ人と話すことが減って、精神的には元気になっていた。（電話とかは仲がいい子としかしないしね）

久しぶりに、先日、仕事をした。

リハーサルの前日は心臓がうるさくて眠れなかった。

緊張なのか、ワクワクなのかはよくわからない、、、。

久々のリハーサルは本当に疲れた。帰ってすぐ眠ってしまった。まず、出かけ慣れてないし、大きい音も聴き慣れてないし、とにかくくたくたになってしまった。

音楽ってこんなにエネルギー使うんだっけ、そういえば学生の頃の仕事のし始めも、本番が終わると一日中寝ていた。目覚ましにも気づかないくらい...こんなんで、社会に出たときほんまに仕事になるんかな、って思ってたけどやっぱり人間って慣れるもんで。

そんなことを思い出してました。

3月29日のコンサートは配信コンサートだったので、お客様はいなかった。

その時、ちょっと泣きそうになってしまったんだよね。拍手がないってほんとうにしんどかった。

復帰後のコンサートは、1席空きだからお客様もいつもよりは少なかったけど、人数以上に拍手が大きかったのが印象的でした。

改めて、コンサートってお客様と作り出すものなんだな、って。

しみじみと思った次第でございます。