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GarageBand基礎講座

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iPhoneやiPadに入っているDTMアプリ「GarageBand」を説明していくシリーズです。私がDTM初心者の方向けに作ったテキストを順次note化しています。 全7記事… もっと読む
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記事一覧

GarageBand基礎 chapt.7 音源の書き出し

iOS版GarageBandはApple規格のaacファイル(.m4a)での音源書き出しが可能です。しかしより一般的な.mp3形式で書き出しができません。 この章では.m4aファイルで書き出し、インターネット上のWEBサイトを利用して.mp3ファイルに変換する方法をご紹介します。(※ 外部サイトの利用は自己責任でお願いします。) なおMac版GarageBandは.mp3形式で書き出し可能なので、Macを持ってる人はMac版にファイルを共有してMac版GarageBand

GarageBand基礎 chapt.6 通し音源制作と各楽器打ち込みのコツ

これまではGarageBandの使い方のチャプターでしたが、このチャプターは音源を作る際の知識をご紹介していきます。 レッテル(リハーサルマーク)で分割する楽譜にはレッテル(リハーサルマーク)が振られています。楽器をやってる人ならバンドやアンサンブルの練習時に「レッテルCの1小節前から」とか頻繁にありますよね? DTMの世界でもレッテルごとに分割することで作業が全体像を見たり、レッテルごとに細かいところを見たりするので、レッテルごとに分割して作るのがおすすめです。 打ち

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GarageBand基礎 chapt.5 実際に打ち込んでみよう!

実際の音源制作を想定して「パッヘルベルのカノン」のラスト9小節の打ち込みをしてみましょう。 なおこの記事は無料で公開します。 楽譜の準備譜面は下の画像の通りです。PNGファイルになっています。ダウンロードして印刷していただいても大丈夫です。 打ち込み制作打ち込み作業の大まかな流れ ファイルの新規作成 楽譜の基本情報の設定(拍、テンポ、小節数) 打ち込み 仕上げ ほとんどの作業は3に含まれますが、順次スクリーンショットを参照しながら進めていきますね。 1.ファ

GarageBand基礎 chapt.4 MIDIキーボードのこと

GarageBandに限らずDTM一般で使われるキーボードがMIDIキーボードです。 このチャプターはGarageBand以外のDAWソフトと共通の知識になりますので、ぜひ参考にしてくださいね! MIDIってそもそも?私たちが普段聞いている音はアナログですが、コンピュータにとってそれは扱いづらいものなんです。コンピュータはデジタルが得意で、人間がコンピュータに指示を与える場合、ある程度それに合わせてあげるとお互いに効率がよくなるのです。 私の場合、2000年代頃はピアノロ

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GarageBand基礎 chapt.3 トラック操作

録音したトラックを修正したりします! ミスタッチの修正鍵盤を叩く動作にミスタッチはセットです。楽器を実演奏する際にミスタッチを起こした場合は録音しなおしになりますが、GarageBandなどDTMでは後で修正することもできます。 下準備として次のとおり操作してください。 GarageBandを起動しタッチインストゥルメント画面に。 2分音符で「ドーファードー」と録音。(本来はファでなくミのつもりだった設定) では修正作業をスタートします。

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GarageBand基礎 chapt.2 音の入力

今回はいよいよ録音です! タッチインストゥルメントで入力しようタッチインストゥルメントは画面上に表示される鍵盤や指板などにタッチすることで音を入力できる存在です。さっそく使ってみましょう。 GarageBandを起動します タッチインストゥルメント画面に移動します。 下の画面が出た場合はKEYBOARDの[Smart Piano]を選択してください。 下の画面になっていればOKです。 メトロノームに合わせて録音してみよう2分音符の長さで「ドーレードー」と入力してみ

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GarageBand基礎 chapt.1 導入

GarageBandって?音楽制作のためのアプリケーションです。Apple社製品にバンドル(いっしょに付いてくるもの)されていて、無料で利用できるものです。 何ができるの? 具体的には伴奏音源(カラオケ音源)や練習用音源を作ることができます。 例えば私たちバイオリンをやってる人間にとっては「バイオリン協奏曲」をピアノ伴奏でなく、擬似的に本来のオーケストラ伴奏にしたりできます。 練習用音源としては、例えばメトロノームを付け加えたりできます。しかも音量やテンポも調整可能で