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【卒業旅行記2】パートナーと会社退職を祝して8泊9日の旅【5日目】

【5日目・鹿児島市内】

この日は丸一日鹿児島観光の日。
とはいえまったく何の予定も立てていないため、ひとまず朝ごはんを食べに向かうことに。

パンは食べ放題

米粉パンがもっちもちのふっわふわで美味しかったですが、朝なので3つしか食べられず…無念。相方は4つ食べて満腹のご様子。

朝食の後は、ひとまず近くなのでかごしま水族館へ。仙巌園という日本庭園との共通チケットがあったのでそれを購入して入館。
コンパクトでありながら見応えのある良い水族館で、人が少ないので大型水槽の前でもゆっくり眺めることができた。
一番じっくり見てきたはずのジンベイザメの写真をまったく撮っていないという失態。大きくなったら海に戻すらしい。

ウツボってなんだか不思議
フグのファンサが厚い
ウミガメちゃん
飼育員さんの「ガラス」の声を聞く賢いアザラシ

水族館を堪能した後は、バスに乗って先ほど購入した共通券の「仙巌園」へ。
到着して早々に、まずは鹿児島の名物だという両棒餅をぺろり。

両棒餅でじゃんぼもちと読む

もっちりとろっと美味しかった。
仙巌園は薩摩藩島津家の別邸で、とにかく広大な日本庭園が楽しる観光スポット。

猫がいっぱい
笠を被った桜島
逆光の灯篭

外国人観光客がとにかく多くて、失礼ながら鹿児島って日本の海外旅行先としてはマイナーな気もするけど、きっとインバウンドの影響とかなのかな。

仙巌園を満喫した後はバスで水族館のほうまで戻り、いよいよ桜島へ。
なんとフェリーは24時間運行の片道200円らしい。24時間動いている公共交通機関って凄い。
フェリーの中で食べるかけうどんが鹿児島県人のソウルフードだと聞いたので、まだお昼ご飯を食べていない我々もしっかりいただく。
乗船して一目散に到着したら、店主不在で鍵がかかっていた…食い意地の張った観光客で申し訳ない。(おとなしく近くで待ってたら麺箱を抱えて走って来てくれた)

素朴でしみるお出汁の旨味

美味しかった。5分少々でぺろり。かんまく。
あっという間に桜島に渡り、ひとまずフェリー乗り場からすぐの月讀神社へ。

展望台からの眺め

そのあとは疲れ切った足の疲労を足湯で癒して(なるべく熱めのお湯を探した)、ビジターセンターで火山のお勉強をして桜島観光は終了。
大正の噴火がいかに凄かったのかということを色んな資料から学んだ。火山灰が降ってくるってどんな感じなんだろうか…

さて夕飯は相方が事前にチェックしていた気になる居酒屋へ。
どうやらお客さんに絡みまくる名物女将がいるらしいが、お店に入った瞬間にわかってしまった。
来ました、屋久島のレンタカー屋以来のパワフルおばちゃまとの出会い。

「はいおかえり!こっちこっち、ここ座りなさい」とあっという間にカウンター席に通されたかと思えば、上着を脱がされる。
うわあ凄い勢いだ、と思ったのも束の間、女将が勝手に注文を決めていく。
キビナゴの刺身、刺身盛り合わせ、大根の唐揚げ、レバー、赤鶏皮、脱皮エビ、漁師飯…などなど、ほとんどが女将チョイス。

ぴっかぴかの新鮮なキビナゴ
サクラマスはオマケ
しみしみ大根の唐揚げ
脱皮エビは柔らかくて全部食べられる
レバーとろとろ、脱法の味
〆の漁師飯

待ってる間、食べてる間、喋ってる間、とにかく何度も女将が後ろにやってくる。肩を組まれ、頭を撫でられ、頬を突かれ、トイレに行く時は手も繋いだ…
豪快で愉快であっけらかんとした女将は、喋りたいことを好きなだけ喋っていく。
ついつい今無職だと話すと「まずは職業訓練に行って、失業手当もらって、医療事務かパソコン関係の仕事しなさい、でも今はゆっくりいっぱい遊びなさい」との金言をいただきました。あざす。

最後はしこたま酔っ払ったお客さん(76歳のおじい)に絡まれて、面倒な客には絡みたくないのか急に女将がこっちに近寄らなくなった笑
帰り際「相手してくれてありがとね、何言ってるかわかんないからあんたたちに投げたわ!じゃあね!」と手を振られる。めちゃくちゃだな。そんなとこも最高だけど。

とてつもなくエネルギッシュな女将がいる、最高の居酒屋でした。

【5日目歩数】

19,863歩

【5日目支出(1名分)】

現地交通費460
モーニングセット1,050
水族館・仙厳園共通券2,000
じゃんぼもち600
桜島フェリー400
かけうどん500
居酒屋6,400

★支出合計(1名分)…11,410円

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