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凍結胚移植1回目〜判定日

久しぶりの記事になりました。
やっとひと段落したので書きます。
治療の現況はというと、この通り。

2月の採卵後、OHSSにより採卵後一周期見送り。

体外受精(凍結胚移植)1回目を実施。移植前に、受精卵のグレードは5AAだと知った。「ふーん、着床する確率高くても、その当たりの方引かないと同じだしね」と思って終わった。別件の手術が長引いたとかで移植時間が1時間程度遅れたために、看護師さんに勧められるまませっかく溜めていたおしっこはトイレの渦へ消えていった…。移植自体も子宮内膜ポリープの手術に比べれば毛ほども痛くなく、すんなり終了。
リカバリーしている間天井を見ていたら、この治療をしなければ迎えることすらなかっただろう夫との受精卵が確かに体内に存在する事実が沁みてきて、なんて幸せなんだと一粒だけ泣いた。

BT0〜BT2くらいはなんとなくそろりそろりと卵を気にして過ごしていた。しかし長めのGW突入ということもあり、後悔なく好きにしようとBT3から普通に生活。GW中、とにかくハンディ芝刈り機で芝を刈りまくった。動きまくり。

GW明け判定日。尿検査にてHCGはほぼ検出されず。卵の状態が良かったのでもしかしたら代謝で遅れてるだけかもと先生が粘りの姿勢を見せ、もう1週間膣座薬とエストラーナテープを続けることに。実はBT6あたりで真っ白な妊娠検査薬を見ており、可能性は限りなく低いことがわかっていただけに「むだな薬続けたくなーい。早く生理を迎えて1日でも早く次の周期にトライしたい」と心の中は荒れ模様。でも、貴重な1回。人生の中でたったの1週間変わったところでなんになるだろうか?ここはちゃんと向き合っておこうと思い、ひたすら仕事する。

再判定日でHCG変わらず。撃沈。

諸々の薬中止。生理が来た。一周期お休みして異常がなければ2回目の移植を進める。

GW中の芝刈りは今思うとちょっとやり過ぎたか?と思うけどいいのです。今回着床しなかったのが例え芝刈り機の振動と姿勢のせいだったとしてもいいのです。結局望む結果が出る以外、何かしら後悔するのだから好きにやっといたほうが気持ちが納得するからね。

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最近意識しているのは、まず不妊治療の結果に一喜一憂せず、結果によって変わるような生活をしないこと。治療を続けるのは自分の意思のはずだけど、結果が保障されない治療の性質ゆえまるでギャンブル。お金も時間も心身も削られる感覚の方が大きい。でもわざわざ削られた!と騒がない。例えば陰性が出たとして、飲酒をご褒美にしない。ふてくされてルーティンをすっぽかしたりしない。逆に妊娠中でも出産後でも続けられそうな習慣・趣味をどんどん作り、「色々我慢しているのに結果が出ない」と思ってしまう状況を無くしていき、ストレス対策している。

次に視野を広く保つこと。「あの人もあの人もうまくいっているのに、私はうまくいかない。もうヤダ。」って思う時は大抵視野が狭くなっている。一面しか見られなくなっている。基本に立ち返って、一緒に生きる人がいることに目を向ける。治療を頑張れる身体を持っていることと、環境があること、話を聞いてくれる人がいることに感謝する。

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てなことをしています。毎朝家のどこかの掃除時間を設けたり筋トレしたりで、放っておくと主張してくる不妊治療に線引きをして、付かず離れず、必要なとき以外距離を取っています。これくらいの付き合いで十分なのだと思います。もちろん我が子は欲しいけれど、いくら検索したって考えていたって、縁があるときはあるし、ないときはない。誰もわからない、仕方がないことだもの。私にできるのはとにかく体調を崩さないこと。夫に心配をかけ過ぎないどっしりとした心をもつことだ。

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そしてなんとなくですが、次の移植で妊娠する気もします。実はもうすぐ結婚記念日で、2回目の移植はちょうどその後になりそうなのです。そういう風になってるのかな、なーんて。2ヶ月なんてきっとすぐだ。ここまで来たら気楽に待っていましょう。

#不妊治療 #判定日 #凍結胚移植  

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