見出し画像

採卵・移植を経験し、生理に対して思うことが変化している

生理予定日まで1週間ほどの今日、急に気分が晴れました。薬効が抜けたような…。なんだ?やはり生理(リセット)は偉大ということか?
もしかしたらいつもより業務で動き回った日だったからスッキリしただけかもしれないし、退勤時に雨上がりの清々しい青空を見たおかげかもしれない。うーんわからない。

✽✽✽

治療を始めてからというもの、生理に対する印象は変化してきています。
妊活するまでは、痛くてめんどくさくて仕事の邪魔で、でも女性として生きている自分には大切な機能だろうし無下にできなくて…という、複雑な思い。

妊活を始めてからは、未妊の印(不妊ではなく未妊という表現がけっこう好きだ、不妊と言うのは原因がはっきりした後でいい。)として苦くてむなしい思いが加わりました。規則正しく生理が来てくれる状態が保てていることに10%だけ安心がありつつも、残りの90%は残念でしかなかった。この先、オットに我が子を抱かせてあげられないんじゃないか?と不安を煽られる感じが大きかったです。
望んだことが叶わない上に痛くてめんどくさいなんてどういうこと?なんて半ギレで、仕事はそうはさせない!とエネルギーにできる時もあれば、すべてが悲しくて少ーし嫌なことがあっただけで会社のトイレに座って一人ため息をつく時もあり。

からの、すっかり不妊治療ステージを上がりきった今は「良かった、生理が来ればホルモンバランスが修正されて身体が楽になる、生理よ自分の身体よありがとう」という感謝の思いが加わりました。
治療では、これまでの症例・知見に沿ってホルモン剤が投与される。個々人身体の状態を見て進めるとはいえ完全なオーダーメイドではないし、完全にオーダーメイドにすることも不可能でしょう。結果優先の都合上、ホルモンバランスや本人の過ごしやすさは後回しなのだよな。PMS始め色んな症状が強くでるので、通常自分が分泌する量より多く投与されるように思っているが、実際はどうなのだろう?分泌ではなく外部から摂取する影響もあるのかな?

✽✽✽

何気に同じ流れを繰り返す治療は初めてだ。採卵のためのパワーチャージ期間くらい。よって、この移植ガチャは進め方がわかっていることや前回の「自分の」症状と比較ができることによる余裕を感じます。

タイミング指導も人工授精もそもそもしていない。タイミング指導のみ、子宮内膜ポリープを発見してくれた町医者で微妙な経験がありますが、その後は体外受精です。人工授精のフェーズまでは、私の持っている抗精子抗体(強陽性)の前に泡となるため経験がありません。治療期間短縮という意味ではいいけれど、「治療やめたら授かりました」から割と遠い類の患者な気がして笑えない。でも笑っとく。てへ。

✽✽✽

生理予定日まであと5日ほど。せっかく体調も気分も回復したので、またジェットコースター期間かと思うと少々お疲れモードも感じますが、一番は2回目のチャンスが巡ってくることにわくわくです。
そんであわよくばうまくいきますように。
今度は長期連休にも被らないので、初回よりも大人しく過ごしやすいはず。

せっかちゆえ、移植結果判定日までぴゅーんと飛べないかな?と思ったりもしますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?