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春を求めて四阿屋山(埼玉県・秩父)
四阿屋山では、2月になればロウバイ・福寿草が咲いている。
そんな情報を得て、春を探しに秩父まで日帰りハイク。私の中では定番の、山にいる時間よりも圧倒的に移動時間が長い公共交通機関の日帰り登山です。(今回は移動が約9時間、登山3時間半…)
四阿屋山(あづまやさん)はどんな山
埼玉県の秩父エリアにある、標高772mの山です。
群馬にある百名山、四阿山(あずまやさん)と読み方が同じですが一文字違います。「ず」と「づ」の違いは今知りました。お勉強になった。
四阿屋山を最初に記録したのは、江戸期の人、斉藤鶴磯の『武蔵野話』ではないかと考えられる。昔に比べ、山中の様子ががらりと変わってしまった。地方自治体による自然破壊なのか、リゾート法によるものなのか、フクジュソウの花を人工的に作付けしたり、山頂直下に登山道が造られたりしている。もちろん山中での転落事故は絶対にあってはならないが、登山道を整備しても事故の減少は図られないものである。(ヤマケイより)
なんか、もうちょい良い情報なかったのかしら。と思った山紹介文だった。
四阿屋山の登山ルート
バス停のある「道の駅 両神温泉薬師の湯」を起点に周回してきました。
<アクセス>
道の駅 両神温泉薬師の湯:埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄2906
西武秩父駅線 小鹿野町営バス「西武秩父駅」から約50分「薬師の湯」下車。(時刻表 ※2017年版)片道500円。
※本数が少なく2時間に1本程度です。
鳥居山コースから入って、四阿屋山へ。フクジュソウ園・ロウバイ園を散策して薬師コースで道の駅へ戻るルートにしました。
駐車場でロウバイ園まで行けるからか、登山口で地元のおじちゃんに「ちょっと遠いけど大丈夫?」と声掛けていただきました。
注意案内が出ている鎖場です。足場がきちんとあるので、気を抜かずに歩けば大丈夫でした。
奥に見えるのは、百名山の一つ「両神山」です。
山頂は狭く5人くらいしか居られないのでは。周囲の秩父の山々が見渡せました。
ロウバイは青空に似合います。可愛いなあ。とても良い香りが漂っていました。
フクジュソウ。思ったよりも大きな花でした。時期が早かった?のかそれほど咲いていませんでした。残念。
秩父といえば、わらじかつ(と初めて知りました)ということで、道の駅でお弁当を購入。美味しかったです!西武秩父駅で買ったちちぶ餅ももっちり美味しいお餅でした。青空の下お花を見ながら食事、ピクニック気分のランチタイムでした。
詳しい登山記録はヤマレコに四阿屋山の記録があります。
四阿屋山周辺スポット
・道の駅 両神温泉薬師の湯(公式HP)
車で登山に来る方も道の駅に停める方が多いようですね。
下山すぐお風呂に入れますし、地元の野菜なども買って帰れるのでおすすめです。
・わらじかつ
丼からはみ出すほどの、かつが目を惹くわらじかつ丼。発祥といわれている安田屋さんが有名店の一つのようです。
参考:東京から日帰りで楽しめる! 秩父名物「わらじかつ」の正しい食べ方
・秩父ホルモン
どうして秩父でホルモン焼きなの?…その由来は、戦後まもなく在日韓国人がこの地でお店をはじめたことと、当時市内に食肉処理場があったために新鮮な肉を手に入れやすかったことにあるといわれています。(ごちそう埼玉より)
駅周辺にもお店がたくさんあったので、食べて帰るのもいいですね。(私はわらじかつ弁当でお腹いっぱいになりすぎて食べられずでした。)
このエリアでは3月頃に「セツブンソウ」も見頃になりますし、初夏には菖蒲散策も楽しめるのだとか。いろんな時期に行って楽しめるのが四阿屋山なんですね。
(´-`).。oO(お読みいただき、ありがとうございました!スキなコトを発信できるようnoteを続けます!)