【DIY】本屋さんで見かけるインデックスプレートをつくってみた(ジャンルや出版社で整理する仕切り板)
つくったもの
![](https://assets.st-note.com/img/1703913735101-D9pIwtESRv.jpg?width=1200)
前置き
電子書籍もいいけれど紙の本が好き。本棚には、ずっと手元に残したい大事な本から、ちょっと気になって積読になっている本まで、様々な本が読まれるために収まっている。
書店や図書館で、理路整然と分類された書棚を眺めているとあっという間に時間が過ぎていく。うちの本棚もこうだったらいいのに。
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年末が近づいてきたこともあり、今後も絶対読まない本は処分するつもりで、荒れ放題の本棚に手を付けることにした。数年分堆積していた雑誌類はお気に入りの号を除いて潔く捨てた。でもそこで止まってしまった。これ以上は無理。
すべては本が分類されてないのが悪い。分類されてなくたって必要かどうか判断できるだろうって人も多そうだけどじぶんには無理なんす。本棚が1つならこの問題は起こらないのだろうけど、本好き(主語でかい)というのは息を吸うように本棚を買う。本棚が複数あるとなにが問題か。取り出した本を戻すとき、元の場所に戻すことよりその時空いている場所に戻すことが優先されるのだ(ちゃんとしてればそんなことはしない)
本が分類されないのはなぜか。ポンコツだからだよ!!! しかし人の問題にしてはいつまでも解決しない。仕組みの力が必要だ。
ということで、書店や図書館にある「アレ(インデックスプレートと呼ぶらしい)」をつくってみることにした。
本棚の分類どーすんの
こーすることにした
![](https://assets.st-note.com/img/1703915257318-upFqE1NopB.jpg?width=1200)
すべてのインデックスプレートをつくるのが望ましい。しかし数が多すぎる。優先順位をつけて最低限必要なところからはじめる。
冊数の多いジャンル
冊数は多くないけれど参照頻度の高い本の多いジャンル
ポンコツなわたしには2つ目がとくに重要だ。置き場所が決まっていないとどんどんと複数の本棚へ散らばって行ってしまうからだ。
材料
100均で揃う
下敷き(B5/文庫用)
下敷き(A4/それ以外)
セロハンテープ
![](https://assets.st-note.com/img/1703913833986-izzp4CvPW3.jpg?width=1200)
インデックスプレートの素材として、厚紙やブックエンドも思いついたけど下敷きがベストと判断。
透明な素材なら手前から奥への視界を妨げず圧迫感も少ない
加工が容易(1枚から2枚つくれてお得)
片手で抜き差ししやすい適度な硬さと形状(厚紙は折れそう、ブックエンドは両端に広がる足が安定性はあれど抜き差しする上では扱いづらい)
道具
テプラ(あれば/なければインデックスシールでも可)
カッター
はさみ
サインペン
定規
作り方① インデックスプレートを半分にカット
サインペンで印をつけてカッターで切る。厚みがあるので一回では切れない。何度か往復が必要。
![](https://assets.st-note.com/img/1703913925094-dOOgokFtoN.jpg?width=1200)
そんなのダルいわ!って人にはこれ。
![](https://assets.st-note.com/img/1703913953183-uHRjRKZkEb.jpg?width=1200)
裁断機。電子書籍黎明期に手にした人も多いのでは。
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紙以外のものを切断しないでください
とある。なので自己責任。とはいえ、もはや自炊(書籍を電子化することをかつてこう呼んでいた:恐らく死語)することもないだろう。押し入れで眠らせておくくらいなら使ってあげよう。
裁断機なら、紙のサイズごとにガイドラインが引かれているので、そこにすみっコを合わせるだけで2等分できる。定規当ててサインペンで印付ける必要もないから楽。
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持っててよかった裁断機!(*自己責任*)
最後に。切断面の鋭利さが気になるのでセロハンテープで軽く保護。パッと見ダサいけど気にしない。
![](https://assets.st-note.com/img/1703914077513-FouQpSi5VX.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1703914091994-9TS34q6hZl.jpg?width=1200)
作り方② ラベル作り
![](https://assets.st-note.com/img/1703914131935-5uqCjw17Pj.jpg?width=1200)
ラベルはテプラでつくる(なければ100均で売ってるインデックスシート等で)
24mmがちょうどよかった。縦書き。外枠のデザインはお好みで。
表面と裏面どちらからも見えるようにしたいので、同じものを2枚プリント。
![](https://assets.st-note.com/img/1703914170581-qQDV3vFVGb.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1703914184534-XNu8BcTA1P.jpg?width=1200)
初回制作分。
![](https://assets.st-note.com/img/1703914216715-c0vm3B0QBV.jpg?width=1200)
なお文庫本版は、A4では大きかったのでB5でつくった。サイズ感はこんな感じ。ちょうどいい。
![](https://assets.st-note.com/img/1703914265220-5ffZSxBdRT.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1703914281145-PGW94FOgZC.jpg?width=1200)
わたしの場合、奥行きのある本棚なので問題ないのだけど、文庫本ぴったりの奥行きサイズの場合は、インデックスプレートをもう少し短く切ったほうが収まりがいいかもしれない。
おわりに
インデックスプレートがないと本の整理もできないポンコツには、非常に役立つものができた。もっと早く作ればよかった。
インデックスプレートは本屋さんじゃなくとも個人で買えるらしい。が、結構するんですよね(1枚2000円程度)
自宅の本棚にそんなコストはかけられないじゃないですか。そんなお金があれば本を買う!
(テプラのコストは計算してないけど)自作なら100円で2枚作れるのでコスパ良い。
本が多くて整理に困っている人の参考になったらいいな。
![](https://assets.st-note.com/img/1703914306197-mydzhe9jRC.jpg?width=1200)
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