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一周回って昭和の価値観イケてるってなる説

昨年のコロナ発生で完全在宅勤務となった私は

夫の駐在帯同も延期になったので、

実家パラサイト完全在宅キンマーとなった。

子供もおらず、現在ただのお仕事マシーンと化している。

昨年3月から1度しか都内にある会社に出社していない。

最初は出社しなくて楽だし、

緊急事態宣言1回目は今まで行ったことなかった地元のお店に行ってみたり、パンやドーナツを作ってみたりと楽しんでいたが、

さすがに


飽きてきた。

さすがに。

世の中の在宅キンマーに問いたい。

仕事は変わらずやってください、でも外出、エンターテイメントは控えてください。

私だけだろうか?本音、辛くないですか?

最近会社後や休日の飲み会や食事が猛烈に恋しい。

というか、ずっと緊急事態宣言だったら気づかなかったが、

自粛ムードから一時的に解放されて外食しましょうな時期に

久しぶりに友人らと外食をしたせいだ。絶対そうだ。

本当に楽しかった

オンライン飲みとかなんだったんだっていうくらい、

引くほど楽しかった。

オープンな方がいいだろうと選んだお店はテラス席から東京のキラキラした夜景が見え、

画面越しではない3Dの友人らが目の前にいる。

Uberさえ最近開通したレベルの実家周辺では食べられないような

オシャンティ料理の数々。

今までは別に珍しくもなかったが、猛烈に美味しく感じる。

去年1年で1番おいしかった。

話し出すタイミングは全身の動きを見ればわかるのでオンラインのように言葉が被ることもない。

あーこういう風に視覚でもコミュニケーションってとっていたのだと気づく。

皆こういう会が久しぶりだからか、

箸が転げても笑うとはこういうことかというくらいどーでもいいことで爆笑した。

帰り道は

ほろ酔いでYOASOBIの夜を駆けるを聴きながらヒールで夜道を闊歩する。

久しぶりのヒールで足は靴擦れボロボロだが気にしない。

全てのもやもやがどうでも良くなるような、

そんな気持ちにになれた。



今後はオンラインでなんでもいけるなんてまやかしだ。

レストランの雰囲気やお皿、一緒に誰かと美味しいを共有しながら食べることをひっくるめて美味しいのだ。

絶対テイクアウトよりレストランで食べた方が何万倍も美味しい。

新しいオンラインコミュニケーションの形としてclubhouseが盛り上がっているが、それはそれとして、

私はコロナが終わったら、

一周回って、

会社帰りに飲みながら仕事談義、何事も直接会って関係構築っていう

昭和の価値観が逆に流行るに、

一票。

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