日記、またの名を迷宮入りしかさせない探偵

しばらく更新をサボっている間に、記憶力のいい誰かが、また現れたんじゃないかな。
記憶力がいいだけじゃなくて、察しのいい誰か。

その正体は、大きく分けて3パターンあると予測してる。

ひとつは単純に私の知り合い。知り合いとまでは行かなくても、このnoteをはじめ私の発信物に細かく目を通してくれていて、私とやり取りをしたこともある誰か。

それなら事情も知っているから。

けど、知っているからこそ、わざわざ記事にあたってまで思い出さないんじゃないかと思うし、ある日付からまとめて過去に遡っていたのは、たぶんこの知り合いの範疇に該当する誰かではないと思う。

残るふたつのパターンにはある程度関係性がある。そのどちらが正解なのかで、話は正反対の方向に変わってくる。

仮にそれをAとBとすると、確率として高いのは明らかにBの方だろう。私のあまり望まない方向。

Bの人物が本当に見ているのは私ではないはず。ただ、ここまできっちり見続けているということは、元々の関心から別のものに関心が移っている可能性もあるだろう。けどそれは、好意的なものであるとは限らない。

残るAの可能性は、現実的にはほとんどない。それを考えることそのものが本来不毛であるはずだ。
それゆえに、Aの可能性を打ち消そうとしてきたのだが、打ち消そうとするたびに、それは僅かでも可能性を残して、今に至るまで私を惑わせてきた。

けど、Aならば、何故?
拒絶しているのに、受け入れようとするのは何故?

あなたは、誰?

けど、きっと教えてはくれないのだろう。それはおそらくは、こんな些細なことで心が乱れる私を救おうとする気のない誰かなのであろうから。そうでなければ、どうしたらいいのかわからずに、沸騰したばかりの薬缶をおそるおそる触ろうとしては手を引っ込めている誰かなのかもしれないから。

もし、本当にAであったら私はどうするのだろう…。それを願っていても、自分にそれを願う資格があるのかどうか、私にはわからない。どうしても、自信がない。
きっとそんなはずはないからと、今度こそ打ち消したはずなのに。細い糸に切れないでほしいと願う自分と、最初からそんな糸などどこにも無いと嘲笑う自分とで、引き裂かれそうだ。

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