10月29日の夢日記

私は二人の人物を何処かへ案内しています。男性と女性がひとりずつ。男性は誰なのかははっきりわかりましたが、女性はぼんやりしていてよく思い出せません。知らない人かもしれません。

コーヒーの美味しい喫茶店だったか、何故か実家の近くにあるらしいお店に案内することになり、私は木々に囲まれた道を二人と歩いていきます。ちなみに、実家の近くにはそんなお店はありません。

その喫茶店は何かの美術館だか博物館だかに併設されているらしく、タオルの博物館だったかな?みたいな話をしているのですが、男性の方はあまりタオルには興味がなさそう。
しかし施設の扉にはタオルの文字は無く、代わりに「赤いアジア博物館」みたいな文字が躍っていました。正確にはどんな名前だったか忘れてしまいましたが、「赤」と「アジア」が見えたのは確実。

扉からしてワクワクした雰囲気がにじみ出ていましたが、中はもう本当に好奇心を刺激される空間。大きな動物の剥製らしきものや天体望遠鏡、いっぱいの本棚。グレーを基調とした広々とした室内は科学と知識に溢れた素敵な場所でした。男性が目を輝かせているのを見て私は嬉しくなります。

中では何かのイベントが行われていて、私の知人が対応しています。赤い紙と青い紙を、幼稚園くらいの子供たち、その親なのか大人たちも追いかけて掴んでいます。どういうイベントなのかはよくわかりませんが、定期的に開催されているようでした。

その日は参加者が多いのか、わらわらとした現場に私は成り行きで手伝いに入ります。どうやら、ここは私の職場らしいです。実際、登場した知人は昔の仕事仲間でした。
赤い紙を担当した私は紙を所定の場所に戻していきます。普段から私の担当なのか、私の名前が見えました。

イベントが一段落したのか、私と仕事仲間はグランドピアノの置いてある青い壁の小部屋で片付けに入っています。男性もその場にいましたが、女性はもう姿が見えなかったかもしれません。
あなたたちどうやって入ってきたの、閉館30分前になったらもう入れないのに、と仕事仲間が聞いてくるのですが、普通に入れたような気がします。扉が自動的に閉まってしまうのですかね。どうやら私の職場なので、職員だから入れたのかもしれません。

小部屋には白い大きなクマのぬいぐるみがあおむけに寝ていて、どうもイベントに使っていたようです。そのままその部屋に置いて行こうとするので、私はかわいそうになってぬいぐるみを背負って部屋から出ます。部屋から部屋に3人で移動しながら、熊公なんて置いていきなさいよと言われるのですが、私時々この子日干ししてますよ?なんて答えていて、どうやら私はこのぬいぐるみに情が湧いているらしい。

その様子を男性はずっと楽しそうに見ています。職場なので私の名前がわかるものでも目に入ったのでしょうか。誰かが扉を開けるタイミングでその人は「あなた、〇〇ちゃんって言うんですね?」と笑顔で尋ねてくるのです。
私は驚いて、その驚いた感情のままに目を覚ましました。続きが見たかったような気もするけれど、ハッとしたその感情に跳ね起こされたような感じです。変な日本語ですが…。

夢はここで終わりです。

この男性は私の夢によく登場する人物ですが、名前を呼ばれたのは初めてじゃないかと思います。だから私は驚いて目を覚ましたのかもしれません。
名前はペンネームなどではなく、私の本名で、ファーストネームの方でした。

この半年ほど私の夢には、頻繁に私の未来の家族らしき人物が登場しています。夫と子供が一人で、子供が出てくるときは必ず夫もいて、まだ生まれる前なのか夫だけの場合もあります。これから3年くらい先までのことを、順番はバラバラですが少しずつ切り出して見ている感じです。もちろんただの夢なので、本当に未来の光景かどうかはわかりません。

夫は顔がはっきりわかる時とよくわからない場合とがあります。はっきりわかる時は、いつも同じ人です。今日の夢日記に登場した人は「はっきりわかる場合の人」なのです。またか、と思いました。

実は、この男性はある占いで「おそらくあなたの未来にいるのはこの人です」と言われた人物です。占いなので絶対ではないけど、そこの鑑定は私の知る中ではいちばん当たります。そして、そう告げられる前からこの人は時々夢に登場していたのです。

実際、その人に関して的中したことがあったので、私はもし本当にこの人が私の未来にいるのなら、ひとつだけこの人に教えなければと思ったことがあるのです。それが私の名前です。それは変な方法ではなく至極まっとうに伝えたもので、その人は目にはしたでしょうが覚えてはいないかもしれません。けど、一瞬の間だけでも知ってはいたはずなのです。
それは私にはものすごく勇気のいることで、何もしない方がいいのではないかと最後まで悩みました。そもそも、そんな機会すらないかもしれないと思っていた。けど、そういう流れにでもなっていたかのように機会が訪れたのでした。繰り返しますが、それは至極まっとうな方法で、迷惑をかけるようなことではありません。だから行動に移したのです。

けど、私にはこの人が未来にいるのかどうかどうしてもわからない。そもそもこの人の心には私などいないのかもしれないのです。そうであるなら、私は名前を教えることすらしたくなかった。余計なことをしたくなかったので。
この人が不正解なら、ほかに正解の人がいるはずです。顔がはっきりわからない場合とそうでない場合があるのは、たぶん本当にこの人以外の可能性があるから。不正解なら夢に出てこないで欲しいし、なれなれしく名前なんか呼ばないで欲しい。情が移り過ぎて嫌いになるくらいなら無関心でいる方がいいのです。

ただの夢をそんなに気にしても仕方がないじゃないかと言われそうですが、私は予知夢体質なのです。それは見る夢のごく一部ですし、内容も大したことがない場合がほとんどです。この夢もただの夢かもしれません。けど、あまりにも何度も同じ人が未来のどこかとしか思えない状況で出てくるので、無意味だとは思えず悩んでいるのです。
この夢の件もあわせて、悩みの内容が特殊過ぎてどうしたらいいのかわからない。「自分はこうだったから、これで成功したから」と言われても、そのメソッドが万人に通用するわけじゃないしたまたま成功しただけかもしれない。相談したいのにそれすらどうしたらいいのかわからないのです。

ずっとギリギリのバランスでいると、何かきっかけがあると一気にブレーカーが全部落ちてしまう。昨日まで元気に見えたのに突然会社を辞めてしまう人のような感じです。その人はたぶん元気に見えていただけでギリギリだったんじゃないかな。
無理矢理懐中電灯で照らしてでも探してくれる人がいたから、やっとひとつかふたつスイッチを入れられたけど、その人いなかったらどうなってたかわからない。スイッチ入れていく元気が正直ない。

いろんな人にいろんなことを言われてみて、中にはショッキングな内容もありました。けど、全部は話していないから仕方ないんですけど、何かが矛盾してる気がする。私の見に行ってる未来って、じゃあ何?
ブレーカーを入れ直さなければもう出てこなくなるかもしれないと思ってたけど、この人何で今になってやっと私の名前なんて覚えてるんだろ。どうせただの夢なんですけど、もう何をどうしたらいいのかわからないですよ。昨日のnoteに書いた、知ってる人がしてくれた占いの通りに、私はとても傷付いています…。それでも、最終的なカードはあれなのか。この人かどうかは知らないけど、希望はどこかにあるのだろうか。

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主にフィギュアスケートの話題を熱く語り続けるブログ「うさぎパイナップル」をはてなブログにて更新しております。2016年9月より1000日間毎日更新しておりましたが、現在は週5、6回ペースで更新中。体験記やイベントレポート、マニアな趣味の話などは基本的にこちらに掲載する予定です。お気軽に遊びに来てくださいね。

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