片手間で出来ることから始める

執筆状況:新しいkindle本を執筆中。勿論創作に関する本で、現在2万文字ほど。来年の春あたりまでには出したい。2024年の目標は4冊刊行。
最近読んだ漫画:九井諒子『ダンジョン飯』13巻・14巻

片手間で出来ることの大事さ


「片手間で始める」っていうのは、すごく大事なことだと思う。

何事も、まずは片手間で出来る範囲から始めるべき。というか、人生というのは大体常にやることでいっぱいだから、何かを始めようと思ったらどうせ片手間でやるほかない。

たとえば、小説家になるのに仕事をやめる必要はない。仕事をしながら、週末や夜に、あるいは通勤電車の中ででも書けばいい。いきなり長編を書くのではなく、twitterやnoteに小品を投稿するところから始めてもいい(後谷戸さんみたいに)。

絵ならドット絵をポチポチ打つのもいい。今の時代はスマホでも描けるアプリが色々ある。マンガですら、兼業で通勤中に描いている人がいる(さすがに超人すぎるけれど)。

そういえば、ちょっと前にみかけたnoteの記事で、「スマホ1台の創作活動にこだわる」という記事があった。なるべく創作をスマホで完結したい、という。スマホだけで創作するのは不便に思えるけれど、しかし意図はわかる。スマホで出来ること=片手間で出来ることであり、それならいつ・どこででも出来る。作業効率より、その「片手間感」こそが心理的に大事だ、ということ。

勿論、きつくて精神的余裕が無いときは、行動を増やす余裕なんてないかもしれない——が、ちょっとでも元気が出たら、「片手間」で出来るささやかなことを探すべき。

片手間で出来ることがあるっていうのは、なんていうか、ものすごく「救い」になる。人生なんとかなりそうだ、という気分になる。忙しい時も、片手間で出来るささやかなことがあれば、自分の人生の時間を失わずに済む。

今専業作家をやっている人なら、逆に、創作活動以外の「片手間プロジェクト」を探すと良いだろう。例えば……なんだろう? 読書とか、エッセイを書くとか…?


kindleにて、創作についての思考をまとめた個人出版本を出しています。kindle unlimitedに入っていればどれも無料で読むことができますので、気になった方はぜひ読んでいただければ幸いです。

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