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第22回ニッポンコネクションフィルムフェスティバルinフランクフルトに参加。
こんにちは。usaginingenのシンイチです。
21日に到着して4日目。ようやく時差ボケがスッキリしました。4歳ボーイもいるので、出来るだけゆっくりなスケジュールを組んでいてよかった。今回時差ボケ結構長かったです。
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さて24日は一公演目です。ドイツ・フランクフルトで開催されるNippon connection ていう日本映画と文化に特化したイベント。22年も開催されていて世界でも最大級の日本映画祭りです。
実は今回が初めての出演ではなくて、7年前の2015年に初めての参加。一昨年はオンラインでも参加してて、今回は3度目。いつも興味を持ってくれている運営の方々には感謝です。あるお客さんは7年前に観てまた来たよって声をかけてくれました。沢山のライブをやってきてるけど、こうやって人の心に残って、又ある時にふと思い出してもらえる事は嬉しいことです。
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usaginingenはパフォーマンスすること自体は目的の一つになってきてて、その生活や存在そのもので受け取ってもらえるようなのが理想になってきてます。特に離島暮らしで感じるコミュニティーのことや、息子が来てからは子供や若い世代への想い。彼らの現在や将来、または過去を引き受ける”何か”のきっかけになればいいなって。”何か”ってとても抽象的だけど、でも何でもいいんです、実際。そんな風にある時ふと思い出してもらえる体験を作っていきたいと思っているので、何年かぶりにまた来てくれたお客さんに出会えた事は嬉しかった。
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久しぶりのドイツでのライブは、開演前から良い緊張感でスタート。温かい拍手で迎い入れられて。演目は去年の日本ツアーと同じく、ライブ活動を始めた10年前の作品Munchingと、新作のトンビ-魂の鼓動- (Black kite -Pulsation of souls-) 。この流れ気に入っていて、自分でも10年の変化を感じ取れて面白い。Munchingなんて俺ステージでいる必要あるの?って思うほどやる事少なく笑、これが10年後の新作では、あっちこっち叩くわ弾くわ、声もあるわ変拍子だわで。。めっちゃくちゃ忙しい演奏に。元来の落ち着きない。飽き性。何でもやってみたがりの性格がモロだし状態。
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昔は演奏が終わると殆どのお客さんがエミちゃんの方に群がってた。彼女が楽しそうにお客さんと会話するその様子を尻目に、とっとと自分の楽器の片付けを始めてた。イジイジ。。それがようやく同じくらいの割合でお客さんが近寄ってくれるようになってね。それこそ、エミちゃんの映像機の形は初号機のまんまだけど、俺のはずーっと繰り返しアップデート。もはや要るんだか要らんのだかわからんようなモンもくっついていて。とにかく派手にして目立たんといかんって。改造車。デコトラ。田舎ヤンキーみたいな発想で彼女と並んだわけです。そういや子供の時のチャリにもめちゃくちゃ鈴付けてたり、鉄の棒が刺さってたわ。あとカマハンとか。わかる人おるかな?そう、ブレてない!笑
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ライブの話に戻すと、機材のトラブルあったり、息子のセンター登場があったりでイレギュラーだったんだけど。途中で息子の拍手にお客さんがコール&レスポンスするような場面があったり。全てはタイミングとお客さんにもよるんですよね。思い通りに作り上げたライブじゃないと不安になるんだけど、むしろお客さんと一緒に作ったライブ感を感じる事が出来てこれはこれ。とても新鮮で楽しかった。
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あともう一つの大切な気付き。もしこれが日本での出来事だったら俺申し訳ないって先に頭に浮かんだと思うんです。自分自身の先入観とお客さんの雰囲気。大きく社会の持つ空気感ていうのは、否応なくその細部の隅々までに浸透してるものなんでしょうね。どんな状況でも今いる環境だけを信用しないように心を開いておきたい。
誘ってくれたNippon connectionありがとうございました。
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公演の翌日にスイスに出発。今回は沢山の荷物と息子もいるから飛行機より列車旅の方が楽しいかなと思って Eurailというヨーロッパ内の列車パスを買ってみました。
いざ出発〜。
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ではまたー。
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