2020年 創作まとめ

今年もいろいろ書いた気がするのだけど、どんなだったかなあと思っていたら、ステキな企画があったので、参加させてもらって今年の創作まとめをしようと思います。企画はこちら https://twitter.com/create_talk/

普段は『読書メーター』内の小説企画で書くことが多いのだけど今年はそれ以外の企画に参加することも多かった。その中で色んな人と新しく知り合えたのが今年の良かったことかな。特に『web夏企画』ではたくさん好きな作品に出逢えて楽しかった。

新型コロナの創作への影響はと言うと、読書メーターのオフ会が一時期無くなったこともあってお話企画、特に作者当てオフ会イベントを伴う『覆面お題小説』企画が立てにくくなってしまったこと。今年は今開催中を含めて2回した立てられなかった。その分、他の方の企画に参加できた気がする。自分の企画を走らせてたら多分参加できなかった。

それでは今年どんなお話を書いたかを振り返ってみよう。

・『ギフト外伝〜約束〜』https://ncode.syosetu.com/n9084fv/38/
 『ギフト外伝〜願い〜』
https://ncode.syosetu.com/n9084fv/39/
(1月) 2019年の年末にやった『第3回覆面お題小説』で書いた『ギフト』の外伝。『ギフト』は自分の中でも一等好きな作品になったのだけど、公開時、先生と薫子さんのお話や、薫子さん視点のお話も読んでみたいという声があって、そう言われたら嬉しくなって書いてしまった作品。自分でもこの舞台が大好きなので楽しかった。

・『人妻を拾いました』
(2月) 2019年秋の文学フリマ東京で知り合った言端さんの人妻アンソロジー企画『結び目ほどき』( https://twitter.com/hitoduma_gather/ ) に参加させてもらって書いた作品。自分の妄想を詰め込んでめちゃめちゃ遊んで書いた。あまりに書きすぎて規定文字数を大幅に超えてしまい後半を泣く泣く削って提出した。いつか完全版を公開したい^^

・『小悪魔少女の無理難題』https://ncode.syosetu.com/n1345ga/9/
(2月) 第4回覆面お題小説で書いたお話。これは二人の女の子の設定でかなり悩んだ。二人の役割が二転三転してようやくこれでいけそうと思えたときはホッとした。覆面お題小説の文字数を初めて1万5千字にしたのだけど、その効果が出せた作品。でもやっぱり初稿では文字数制限を超えてたんだけど。あればあるだけ使ってしまうやつです^^

・『君の呼ぶ声が聞こえる』https://drive.google.com/file/d/1GD-pLafwlvz2jzslK9KXgc9SJHVsBnEA/view
(3月) 芒羊會でやった個人誌企画で書き下ろした作品。これまでにないほど私小説的な感じで内容の半分ぐらいには元体験がある。それだけに書いていてとても切なくなってしまった。でも、書けて良かったなと思える大切な作品。なので個人誌の一番最初に持ってきてしまった。

・『大切な事はみんなキミに教えてもらった』
(4月) あおでんさんの『好きなことを語るアンソロジー』( https://drive.google.com/file/d/1pukvAS8ex6S_ooF1y6EMZkLzT0EYOBvn/view) のために書いた作品。これだけ二次創作だな。二次創作ってほとんど書いたことがないのだけど、人に語れる自分の好きなことを考えたとき、そうだ、自分の好きな作品をみんなに知ってもらおうと思ってその作品世界を書いてしまった。こういうのも楽しいなあ。

・『長安二仙女伝』
(4月) 紫伊さんのミニ本企画で書いたお話。某お年玉商會の二人をモデルに中華風のスタイルで書いてみた。いや楽しかった。これ、お話のネタはいろいろあるので時間のあるときに続きを書いていきたい。その内、お二人にCVを当てて朗読していただきたい^^

・『王妃アディーラ』https://ncode.syosetu.com/n8405gf/7/
(7月) 読書メーターでやった『あなたの原作をお話にします』企画で、ワッピーさんの原作を元に書いたお話。誰かの書いたプロットを元にお話を書くという体験はなかなか面白かった。書いてあることよりも書かれていないことを考えるのがとても面白い。その所為でイソップ的な寓話話だったのが、がっつりラノベファンタジーになってしまった^^ 一方、僕が出したプロットの方は鶯さんがステキな冒険恋愛小説にしてくれた。感謝

・『夏。僕は女子高生とペットボトルで繋がった』https://kakuyomu.jp/works/1177354054917842356
(7月) 綿津見さんの『web夏企画』( https://un09.net/s2/index.html ) に参加して書いた作品。読書メーター内の企画ではなくて、しかも今年書いた中で一番長い2万字強になってしまって、みんなに読んでもらえるか恐々としていたのだけど、読んでよかったといってもらえて嬉しかった。web夏企画では書くだけでなく読む方も97作品もあってとても楽しかった。好きな作品もたくさん見つかったし、この企画があったから、文学フリマや綿津見さんのツイキャスで作者の方と交流できたのも嬉しかった。あと、色んな人の立てている企画を見て、自分もやってみたい! とウズウズしてる^^

・『ベランダから見上げた空は』https://twitter.com/usagimilkyway/status/1294628309804781570
(8月) 週一創作ワンライ企画( https://twitter.com/ss_1_w_ ) で書いたお話。お題は「夜・眼鏡・溶けた・見上げた空は・ちょっと待っててください」一時間でお話を書くというのは結構、頭の体力がいるなあと思った。でも、こう言う短編を書くのは、細かいことを考えずにワンエピソードで書けるので気軽に書けて面白かった。

・『夏空』https://twitter.com/usagimilkyway/status/1297168498125238273
(8月) これも週一創作ワンライ企画で書いたお話。お題は「熱」「一番に」「多すぎる」「麦わら帽子」「両足が冷たい」何が何でもすべてのお題を入れてやろうとするのは悪いクセだよなあ^^

・『妖を呼ぶもの、それは』
(9月) 2020年秋の文学フリマ東京に出すアンソロジー用に書いた作品。キャラ縛りのお題で書いた。初め、企画担当者として冊子の人数を揃えたい関係で、キャラ縛りにも舞台縛り(あの店のカウンター席)にもテーマ縛り(一生の不覚)にも対応できるようなお話を考えていたら、決まったあとそれに引きずられてちょっと上手くまとまらなくなってしまったのが反省点。本当は、嫌っていたあいつに惚れてしまって『一生の不覚だ』と言わせたかったんだけど^^

・『都市伝説』https://ncode.syosetu.com/n0632gp/3/
(11月) 読メで鶯さん主催の『創作深夜の文字書き60分一本勝負』第2回で書いた作品。お題は「目薬」「地獄」「嫌なツンデレ」
書く前から、あの伝説のリレー小説『助助文学サロン』を舞台に書こうと思っていて、なぜなら、あのキャラたちならどんな内容でも対応できるだろうと思っていたのだけど、書いて見たら案の定すらすら書くことが出来た。やっぱりキャラが確立してるのって強いよなあ。ということで60分一本勝負は彼らのお話の連作にしようと決めました^^

・『週末読書会』https://ncode.syosetu.com/n1107gr/3/
(12月) 『読メ版創作深夜の文字書き60分一本勝負』第3回で書いたお話。お題は「砂」「終末」「最高の目的」
だんだん短編の書き方が身についてきたような気がする。それにしても濃いキャラたちが勝手に動き回ってくれるので楽だなあ^^

・第5回 覆面お題小説用作品 https://ncode.syosetu.com/n0022gr/
(12月) 明日12/29から投稿期間に入る『第5回 覆面お題小説』用の作品。なのでまだ題名も書き上げたかさえも教えられない^^ いやまあ、書き上げたのだけど。今年のラストは覆面お題小説と言う事でまあ、一年を締めくくるには良い感じでしょう。投稿される、みんなの作品を読むのも楽しみ。

以上、今年書いた(書き上げた)作品まとめでした。全部で15作品。その内、自分の企画で7作品、他の方の企画で8作品、書きました。いろいろ書けて楽しかったです。あと書くことでいろいろ出逢いがあって広がっていくのも楽しいですね。
来年はまあ、いつも通り特に目標とかも設けずに、無理しない範囲でぼちぼち書いていけたらなあと思います。自分自身ステキなお話が書けることを夢見て、2021年を迎えましょう。

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