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うさぎ通信*物語るラブフルート〜愛の笛〜
2023.1.14 sat
at 俊カフェ
ラブフルートの製作と演奏をしている小野昭一さんとともに朗読会を開催しました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/120844818/picture_pc_5d5ab4c55bc7e5a79f5dbc0b421732d6.png?width=1200)
朗読作品は、『愛の笛』。
“およそ言葉が語りうるよりもなお美しく、(笛で)彼はこういいつづけていたからです。
「愛してる」「愛してる」
「愛してる」「愛してる」”
(本文より。カッコ部分は加筆)
笛の音に託された若者の想いが、
娘の心を打ち、
娘は若者を愛しはじめる……
小野さんは、「息」が「樹の笛」を通り、「美しい音」となってあらわれることに、深い感動を覚えるそうです。
人は、こんなにも美しいものを心に持っている。
想いを伝える
想いを受け止める
ただそれだけのようでいて、とても難しい。
「私の想いを、私の心にある美しい何かを、
真摯に伝え、届ける」
そんな朗読をしていきたいです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/120844967/picture_pc_e49041bdf2fc08ad69c19d436554e195.jpg?width=1200)
朗読とどう向き合うべきか思い悩み、
長い間、一部を除き活動をお休みしていました。
そんな中、昨年6月に、尊敬している方が、ある言葉を私にかけてくださいました。
ご本人は、覚えていないかもしれません。
また同じ頃、お客様から「うさぎちゃんの朗読が聴きたい」と言う温かいお言葉をいただきました。
この時、私の中で何かが動き始めました。
そして、昨年9月。
愛し尊敬してやまないジュスカ・グランペールのお二人と夢が叶い、初めての共演。
朗読の楽しさ、朗読を追求する苦しさと喜び。
失いかけていた大切な感情をこの共演によって取り戻すことができました。
「朗読を続けよう」、そう心から思いました。
そして、昨年末。
尊敬している方からいただいたあるメッセージが、私の決心を「約束」に変えました。
うさぎ、朗読を続けます。
うさぎ、たくさんの人に声を届けます。
約束します。
うさぎは、またぴょ〜んと飛び跳ねます。
朗読会の最後に、「いまここにいないあなたへ」という谷川俊太郎さんの詩を朗読しました。
今ここにはいないけれど、
同じこの星に生きているあなたに、
私の想いが届きますように。
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