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2024/4/19-2024/4/20京都

atuisoレコ発

photoby井上嘉和 http://instagram.com/inueyskz_photo/

本日はatuisoのレコ発である。 本来であれば4年前2020年に予定されていたレコ発なのだけれども、 流行り病の影響で延期をせざるをなくなってしまった。 そんなイベントが4年越しで開催。4年前の面子が大集合である。 バンドなんてものは夏の蚊と同じくらいどこからともなく大量に発生し、 時期が過ぎると吹き出物よりも簡単に潰れてしまう。 そんな壊れ物みたいな集団が全て4年の時を経ても続いていて、再度集合できるなんて奇跡みたいなもんじゃないか。 と思う反面、就職して結婚して子どもを成して、育ててというライフスタイルの変貌を経て 続いているバンドというものは強化プラスティックと同じくらいの強度があるので、 実際は今回集まる年代のバンドであれば、奇跡というよりは「でしょうね」感のほうが強いかもしれない。 どのバンドも強化プラスティックになってるバンドばかりである。

新幹線で京都にGO

今回は諸々事情があり、10時に広島駅に集合して新幹線で出発である。 昨日割とキツく詰めたはずのベンが朝からテンションが高くて「こいつ、全く効いてない」という感想を持ちつつスタート。 まずは広島駅で新幹線のチケットを購入。 家人から新幹線のチケットを渡される。 新幹線出発の直前まで15号車付近で煙草を吸っており、その後3号車までダッシュ。 重い楽器と物販を持ってエクストリーム乗車。 ちょうど席が空いていたので家人と腰掛け、そこから2時間ドラクエをしていた。 そして京都駅着。

切符を落とす

右のズボンのポケットに入れた切符がない。 そして今日は上着にポケットもないので、「あれ?」と探るポケットはもうズボンの左しかない。 もちろん左のポケットにもない。 簡単に切符をなくす中年。 非常にツいていない。 電車に乗る時に徳ちゃんが「僕はとてもツいていないんです。」と言っていたのだけれども、 今日はどうやら僕がぶっちぎりである。 ベンは京都が嬉しいのかなんか浮かれていた。 しょうがないので、改札の女性に事情を話すと非常に嫌な感じの対応で「あそこへ並べ」以上。 みたいな対応をされた。世に言われる京都人とはもっと笑顔で嫌味を言うんじゃないのか? 笑顔でお茶漬け出すんじゃねぇのかよ。と思いながら、「なんや、その態度はこっちは困っとるから声掛けとんじゃろうが」 という気力も出せず、「あぁ、対応までツいてない。あの女性の昼飯に死なない程度の異物でも混入されないかな。」と 不謹慎な想像だけで自分を慰めて、なにやら長い列に並ぶ。 どうやらお困りごと相談所みたいなとこらしい。 割とみんな重い内容なのか1件1件の対応に割と時間がかかっている。

なぜ俺の前に割り込もうとするのか?

徳ちゃんとベンに謝って少し待ってもらうことにする。 漸く次が順番だって時に、スルルと現れた外国人がなにやら窓口カウンターの近くに陣取っている。 「あぁ、なんか横から入ろうとしてんな。」と思っていたら、本当に前の人の対応が終わったら、入ってきやがった。 もう言うしかない。 「みんな、待っとんじゃけ並べや」と思いっきり日本語で言う。 多少外国人はひるんだものの、窓口に声をかける。 すると、窓口の担当者が「NO!」と跳ねのける。 外国人は「1クエスチョン!」と言ってたけど、いや、その1クエスチョンすんのにみんな並んでんだよ。 と思っていたら、次の窓口の「NO!」の一喝でFUCKという捨て台詞を吐いて消えて行った。 非常にツいていない。 なんで僕の順番のとこで現れるのだ。1クエスチョン。

優秀な窓口、ありがとう。

窓口の方と妙な共同体意識が生まれたのか、窓口の方が優秀だったのか、 非常にスムーズなやり取りであった。 「切符を無くされた場合、方法は2つ。AとBです。」 「じゃ、Bで」 「でしたら、ここに内容を記載してもらって…」 と割とすぐに対応してもらう。 とった対応は取り急ぎ無くした切符の代金を払い、落し物などで切符が見つかった際に返金。 という方法であった。 京都駅はJR東?東海?かなんかだったので、JR西日本にも連絡を入れる。 その後、京都の恨みを一身に背負ったような顔をした女性駅員に切符を見せて改札を抜ける。 そこから移動して電車を乗り換えて三条に到着。 楽器が重い。 三条の駅を出ると見知った土地であった。

京都の中心地

三条大橋を超えていると、京都大学のガクトというのであろうか、学生運動の集団が 戦争反対のアジテーションをしていた。それをインバウンドの方々が微笑ましく見ていたので、 そんな感じなのかな?と思って橋を渡り切ったら、京都府警の方々が10人程度待機していた。 そこから先斗町って書いてある看板を横目に下る。 確かこの辺だったようなって場所に思ってるライブハウスがなくて少し焦る。 結果、記憶はほぼほぼ合ってたのだけれど徳ちゃんに見つけてもらった。 会場に到着後、近くのスタジオで音を出そうと思い、予約サイトを開くと どこもいっぱいであった。早々にスタジオを諦める。 そこから昼飯を食いに人通りが多いほうへ移動。 商店街を歩いてて、これは…!ってとこを見つけて入店。

常盤

おばあちゃんとおじいちゃんが二人でやってるような定食屋である。 しかし中はインバウンドばっかりである。 京都の中心地の週末は日本人よりインバウンドが多い(個人の感想です) この辺でインバウンドより日本人が多い場所は業務用スーパーだけである。(個人の感想です) そういえば、近くに来たのでと思ってDEWEYに挨拶に行ったら、丁度前日の片付けで早く来ていたという 牧野さんに会うことができて、少し喋ることができた。

多分DEWEYの副店長…なのかな?

そしてDEWEYの次のライブが決まった。 そして業務用スーパーで水を買おうとしてたら、多分副店長のあっけさんらしき人を見つけたのだが、 確信がなかったので声をかけられなかった。帽子被ってて精算してたので後ろ姿しか確認できなかったしね。 今、髪色が赤っぽい色してたら多分合ってる。赤っぽくなければ他人の空似である。 恐らく確率は50/50である。 ただdeweyの近くと考えると60/40くらいまで可能性は上がるのかもしれない。 そんなことをしながら、京都をちょっとだけ散策する。

久しぶりな感じはしないけど久しぶりかな?

ま、商店街歩いただけだけど。 会場に戻ると丁度キツネの嫁入りがリハの準備をしててマドナシくんと挨拶程度に話す。 マドナシくんのとこはうちと同じで奥さんもメンバーなので、家族全員参加となる。 久しぶりにマドナシくんの娘二人とも再会。 多分姉ちゃんのほうは僕の認識もあると思われるのだけれども、妹のほうは怪しい。 ただ前日にマドナシくんが妹が歌う素敵な生活の動画を送ってくれてたので、 ウサギ自体いや、素敵な生活を歌う人たちがいる。ということは認識してくれているのは間違いない。 姉妹ともに元気で楽しく、姉のほうはなぞなぞを好み、礼儀正しくよく喋る。 妹は元気の塊みたいにご機嫌に遊んでいる。 素晴らしい。子どもがいないせいか、年をとったせいか子どもが楽しそうなだけで、 少し涙腺が緩む。BGMで小田和正とか流されたら多分泣くね。 家人が姉ととても仲良くなっていた。

cut my lenz

そうこうしてたら開場、開演。 多くの方にご来場いただけ何より。 atuisoのメンバーと話してたら「水に浸したタオルを関節が逆になるくらい絞ったときに出る水滴くらいまで 全てを尽くした結果です。」みたいなことを言ってて良いな。と思った。 僕らも2月の集客は水に浸したタオルを関節が逆になるくらい絞ったもんね。
ライブはキツネの嫁入り~tepPoseen~ウサギ~atuisoの順。

photoby井上嘉和 http://instagram.com/inueyskz_photo/
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書くまでもなく、自分たちは知らないけど観るライブは全て素晴らしかった。 独自性というか自分の好みの音、好みの作り、フレーズそういったものを長い時間かけて 熟成させてきている面々である。ここにしかない音。ここでしか聴けない音である。 商業性を持ちたくて色々売れてる音を研究してます。みたいなスタイルとは真逆の音。 「僕、これがいいと思うんですけど、みなさんどうですか?ま、受け入れられなくてもそんなに凹まないんですけど」 みたいな音の集合である。これこそアート、表現というのではないだろうか?と観ながら思った。

一方、僕はと言えば

そんな高尚な感想を持つ割にライブの前は「どうもギターの調子が良くない。音が大きくならない」とか そんなこと家で確認してこいよ。的な悩みを僕は持っていた。 何十年やっても素人的なとこが治らない。ま、それがウサギだよ。アハハ。と開き直れるとこが長所なのであろう。 と長年の培った都合のいい言い訳を武器にウサギもライブを頑張る。 ライブ後、タンクトップや頭の先から強烈な汗と中年の匂いが混じった異臭がしてたので、 頑張るには頑張ったのであろう。30分なのに、とにかく疲れた。

宿泊場所は…っと

ライブ後は会場でウダウダ。 今日は近くの漫画喫茶に泊ろうと家人と話していたのだけれども、マドナシくんが泊めてくれる。というので、 お言葉に甘えようかと思っていたら、家人が「急に家に来られるとそれは、それは困るもんだ。いいと言ってくれても 掃除して布団の準備してタオルなんかも用意してっていうのを急に依頼されるとそれはそれは困る。」 と家人の特徴、心配性と申し訳ない症候群が発動。 この場合、こちらが「いいじゃん。せっかくじゃし」と押し切ってしまうと家人の中で咀嚼が出来ずに 申し訳ない気持ちがずっと後を引き、体調を崩すというとこまであるので、マドナシくんには申し訳ないけど、 辞退をさせていただいた。

娘たちは偉大

その後も少しそんな話をしてたら、マドナシくんのとこに娘二人が残念がっている。という連絡が届く。 それを聞いた途端、家人は「よし!申し訳ないけどお世話になろう!」と決断し、今夜はマドナシくん宅にお世話になることが決定。 一宿一飯の御礼にコンビニでいろいろお土産を探す。 「最近、娘、梅が好きなんですよ。」と聞いてたので梅を探してたら、カリカリ梅があったので、これだ!と思って 買い物かごに入れると、梅違いであった。探したらあった!甘めのいい感じの梅。 その後、アイスやまんじゅうなどを購入しマドナシくんの家に帰宅。

サクレはメロンが美味いと思う

買ったアイスがサクレのメロンだったのだけれども、なんかめちゃ美味かった。 うちの近くのドラッグストアにはパインのサクレしかないので、メロンの入荷を願う。 深夜2時くらいまでなんだかんだ色々話す。 寝る前にマドナシくんから「これを…」と渡され、説明を受けたのが宿帳であった。 これまでマドナシくんのとこに泊った方々のメッセージ帳である。 これがなかなか興味深い。あんな人もこんな人まで!って驚きもあるし、知ってる人でも「え~こんな字書くんじゃ!」とかの 驚きもある。いいシステムだな。と思う。 そんな宿帳を見ながら就寝。

パン屋でご近所さんと出会う

起床後、またいろいろ話をしてマドナシくん一家とパン屋へ。 パン屋ではスタイリストで寺の嫁で豪快といういくつもの特徴を一つの身体に収めたような マドナシくんの家のご近所さんに出会う。 パン屋からの帰りにそこの息子さんとも出会う。 楽しそうな町でいいな。と思う。 因みにその寺は何か坂本龍馬に縁があるらしく、坂本龍馬推しのグッズや坂本龍馬推しののぼりが飾ってあったりした。 そのお寺なんだったかな?お竜さんと待ち合わせした木があるんだったかな? パンを喰った後もいろいろ話をしたりしているうちに雨が降り始めていた。

蕎麦を喰って帰宅

昼過ぎにマドナシくんに傘を頂き、昼飯を食いに商店街へ。 ソーキ蕎麦を喰う。 注目すべきはソーキ蕎麦よりもおにぎりの大きさである。 思ってるより倍のサイズのおにぎりであった。 昼飯を食った後にお世話になったマドナシくん一家とお別れをしてJRの駅へ向かう。 駅に着くと切符を買う列に並ぶ。 週末の京都はどこも人が多いのだな。と思う。 そしてインバウンドも多くて駅員さんも多言語で大忙しである。 20分ぐらい並んで切符を買い、京都駅へ向かう。 京都駅はあまり来ることがなくて、看板に沿って新幹線口へ向かうと途中で方向を見誤ったので、 インバウンド向けにはもう少し矢印の表記方法なんかを変えたほうがいいかもな。と思ったのだけれども 特に言ってくとこもないので、わかりにくいな。という感想だけを持った。 新幹線に乗り込むと自由席は満席であった。 1席ちょうどいいのがあいてたので家人に座ってもらい、自分は連絡通路みたいなとこでずっとDQをしていた。 15分後くらいの新大阪でかなりの人の入れ替えがあったので、そこで並びの席をゲット。 ま、並んだところでずっとDQしてるんですけどね。

帰宅までの3択

16時頃広島に到着。 家人とタクシー/広電/JR+広電の3択のどれで帰るか?という話し合いをした結果、 JR+広電を選択し、横川までの可部線に乗ろうとすると、おや、大量の赤い服の集団が…。 いつもであれば座れるであろう、この時間の可部線がキュウキュウである。 乗車している方の8割がなんらかの赤をお持ちである。 デーゲームってこのくらいの時間に終わるんですね。というのは学びであった。 僕の周りにいた赤い方々はみなさん大人しかったので「今日は負けたのかな?」と思ったのだけれども もちろん結果は調べていない。みんなでキュウキュウになって移動。

風呂はどうしようかね

2駅ほどJRに乗り、横川からは広電。 夕方の広島の景色を観ながら、 僕は「銭湯にいくべきか、今日は疲れてるので家の風呂にすべきかを考えていた。」 そして帰宅後、家の浴槽に湯を張った。




ウサギライブ


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