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2023/10/14-2023/10/15

DOGS BARKINGといく福山と岡山

漸く通常ペースでの日記の更新ができそうだ。今週末は先週に広島で一緒に遊んだDOGSBARKING(以下、DB)の福山公演、岡山公演に帯同する。 アメリカはサクラメントから遥々会社の休みを利用して日本ツアー。素敵ではないか。 日本からアメリカにツアーに行くと誰からも結構なトラブルの話を聞くのだけれども、 DBもなかなか大変そうであった。

DBのトラブル

広島で公演をしたあと、DBは福岡~熊本~大分と九州でライブをしたのだが福岡でベースのザックがベースを盗まれていた。聞くと、ドラムのテイラーが酔ったのか何なのかホテルの前で支えなければホテルに入れないような状況になっていたようでザックは一旦ホテルの玄関かそこらにベースを置いたまま対応し、ベースを取りに行ってもうなかったのか、朝までホテルの外にベースを忘れてて盗られたのか分からないのだけれども、ベースの盗難被害が1件。 因みにザックが「しょうがない。」と思ってベースを買いに行った店舗に泥棒がザックのベースを売っており、 奇跡的に自身のベースと再会。福山で会った時には自分のベースを持っていた。
次に海外から日本に長期滞在する場合、超お得なJRのパスがある。 新幹線乗り放題で10日で4万、20日で7万、30日で10万とかそのレベルのお得なパスである。これがあるから海外のみんなは全国各地でライブがしやすいわけである。そのパスを大分かどっかでドラムのテイラーが紛失していた。 テイラー曰く、改札通したら違うチケットになってた。とのこと。 こういうときに通訳がいてくれたら割とスムーズに解決できたかもしれないけれども、 いないものはしょうがないね。 福山で会ったら少し凹んでいる感じだったけど、知らぬ間に元気になっていた。 とやはり国が、言葉が違えば大なり小なりトラブルはあるのだなぁ。と思う。

ウサギも福山を目指す

ウサギは13時ごろから徳ちゃんに動いてもらい、14時前には高速にIN 一路福山を目指す。 自分は2週間前から始めた「信長の野望 出陣」の拠点集めを黙々と進める。 徳ちゃんが「明日は時間に猶予もあるんで、拠点集めのためにも下道で行きましょう。」と 拠点に気を遣ってくれてありがたい。頑張って拠点を集め攻略する。 攻略もいいのだけれども「信長の野望 出陣」は消費電力量が半端ない。 道歩いてるだけで、1%また1%と充電がなくなっていく。 戦闘ともなろうものならスムーズに充電が目減りしていく。 ここはなんとかならんもんだろうかね。 拠点を集め、攻略し、強敵を倒し武将経験値を貯めていると知らぬ間に福山にIN。 到着した時、ほぼほぼ携帯の充電はなくなっていた。 そこから荷物を下ろしてリハ。

アンプを持っていくのだ。ベンが。

今も体調は完全回復って訳ではないけれども、土曜は診察前ってのもあってアンプのキャビは持ってくのをやめとこうと思っていたのだけれども、前のライブで徳ちゃんが「やっぱりオレンジのキャビの音がないと ガツンとくる感じが弱いですね。荷物なら持ちますよ。」と言ってくれてたので、オレンジのキャビを持っていくことにして 一番若く体力がありそうなベンに運んでもらった。Thanx Ben! とベンに感謝を伝えるのも束の間、ステージ上でベンの音の音量が小さいのにあまり摘みを上げないベンに対して 「聞こえんのなら、音上げろ!」「アンプであげろ!」「エフェクターであげろ!」と注意していた。 ベンは毎回違うものに自分をチューニングしていくことが苦手である。 でも、会場はいつも違うし、リハと本番も違うし、お客さんの数も違うしというインディーバンドのライブではベンは少しづつ苦手を克服していくしかないので、毎回注意しながらでも慣れてもらうのが一番である。 頑張れ、ベン。

Thanx!Ben

もうひとついうと、今回はベンがDBとの通訳をしてくれたのでたくさんDBとコミュニケーションが取れた。 感謝である。 そしてついに英語をもう少し身につけなければと思ったので、今日からシャドーイングを始める。と心に決めた。 ベンもあいこさんも石原君も喋れる英語を自分も操ってみたいのである。

福山のビッグマザーいやゴッドマザー

福山は会場5¢、いつもPAしてるあいこさんは今回はPAではなく機材愛がありそうな男の子がPAをしていた。 あいこさんはベンと一緒に通訳などDBの世話をしてくれていた。ありがたい。 あいこさんにテイラーがビーガンなんだと伝えたら、打ち上げにビーガン用フードまで用意してくれる出来る女である。 旦那のグレアムもあいこさんのことが好きすぎて、特に手伝うこともないのによく5¢に来ているらしい。 一回、「バーカンで飲み物の提供くらい手伝え。」とあいこさんが言ってグレアムにやらせてみたら、「(グレアムが知ってる)ビールとハイボールとソフトドリンクしか提供できないバーカンが出来上がった。」とあいこさんが言っていた。 イベントは良い感じで進んでいた。

ウサギ、負けたね

ミートンさんの声も曲も良かった。パンク生まれ、パンク育ちかと思っていたら、 思わぬグラスゴー臭で曲にも声にも驚いた。 その後もイベントが続くのだけれども突然バンドの演奏後にベンが近づいて来て、 「ウサギ、負けたね。」とライブを始める前から訳のわからないことを言い始めた。 聞くと、ベンはメロコアや青春パンクが好きらしく「本当はこういう音楽がやりたかった。」 「俺の青春だ」「ウサギでもメロコアはできないのか?」と立て続けにこういった内容の話をしていた。 余程、興奮したのであろう。よかった。よかった。

えぇ、えぇ1000の真理をやりますよ。もちろん。

ウサギはなんとか頑張って演奏。 見知った顔もたくさんいて楽しく演奏できました。 そういえば出演前にきょんきょんくんが長女を連れて控室にやってきて 「ほら、こっちゃん、お願いしんさい。」と長女を促すと、 長女が「1000の真理やって」とリクエストをしてくるので、これはもうやるしかない。 いや、やらせてください。 幼子のリクエストがこんなに心にクるものだとは思わなかった。 思わぬ抱きしめたいくらいの感情に見舞われた。 本当に抱きしめたら、きょんきょんくんに殴られて、イトーヨーカドー近くの警察署に留置されてしまうのでやらないけどね。 ということでセットリストを変更してお届け。 目の前でピョンピョン跳ねているこっちゃんが最高であった。

プチョヘンザ

DBも楽しそうに演奏していて何よりだったけれども、途中から重度の酔っぱらいが現れ、 少し大変そうにしていた。が、ま、これが日本だよ。DB。 DBのアンコールでイベント終了!

お好み焼きを喰う

そういえばイベント開始前にあいこさんに紹介してもらって、DBのメンバーとお好み焼きを食べにいった。 美味そうに全員完食していたので何より。 広島と大阪のお好み焼き抗争の話をしたかったのだけれども、英語力がなく諦めた。
打ち上げは体調もあるので、適度なところで切り上げホテルに戻り就寝。 なんか声を張ったせいか傷口が痛む気がした。

マラソンチャンピオンシップ

日曜
起床したらマラソンチャンピオンシップみたいなのをしていた。 一発勝負で勝ったらパリ五輪決定!みたいなやつである。 何を観るともなくずっと観てたのだけれども35キロ超えて川内が集団に捉えられたくらいに集合時間が近かったので出発した。 あとでラジオなんかでトップ集団のどこかにいた人が優勝したと言っていた。 どんな勝ち方だったのか気になったけれども、すぐに忘れていた。

キャントスピークジャパニーズとキャントスピークイングリッシュ

福山駅に集合し岡山へ出発。 岡山は下道でも十分間に合うくらいの距離らしい。 集合前に忘れ物をしていたので5¢に立ち寄ると下でDBのアンディとマットに遭遇。 お互いキャントスピークジャパニーズとキャントスピークイングリッシュである。 簡単な会話をスマホを介して筆談やグーグル翻訳でなんとかコミュニケーションをとる。 DBは上記のとおり、テイラーの切符がないのでどうするのか?と思っていたら、次男の学習発表会に顔を出したあとの あいこさんがメンバーを車に積んで岡山に来てくれるとのことであった。 あいこさんisゴッドマザーである。ありがとう。ありがとう。

カブトガニ博物館

ウサギ号は岡山に向かう途中でベンが「カブトガニ博物館っていうのがある。いってみたい。」というので、 笠岡で寄り道。恐竜の置物を堪能する。 その後もジェラート屋が近くにあるというので行ってみる。 ジェラート屋の近くに道の駅もあり、そこにも行ってみようと相成り、行ってみたのだけれども道の駅と言う名の無法地帯であった。


なんだ、この頭身の違いは。

無法地帯

まず交通整理のおっさんが全く機能していない。 満車って書いてあるけど、車がバンバン満車の駐車場に入っていく。 ま、逆に出ていく車もいるのだけれども、明らかに入るほうが多い。そして直進の車を停めて右折車が跋扈している。しかし交通整理のおっさんはスルーである。「お前はなんのためにそこにいるのだ!」と思う。無法地帯なら自分たちもそれなりの対応をするしかない!と思い立ち、満車と記載のある駐車場内に入る。すると前の車が急にハザードを出して止まってみたり、 明らかに駐車枠ではないとこに結構な数の車が駐車していたりとイライラがMAXになった。 もう耐えきれないと思い、駐車場から出ようとしたらみんな逆走して出庫していた。 昔、ガンズの歌でright next door to hellって曲があったことを思い出し、「this is hell」だな。と思った。

無法地帯の隣のジェラート屋
ひまわりの種ジェラート
牛と中年

ラコスバーガー

そこから拠点を貯めつつ岡山へ。 途中で何を食べるか?という話になり、いろいろ候補はあったものの近さと来週グリンミルクが来るということもあり、 ラコスバーガーという有名なバンドマンがやってる店でハンバーガーを食す。 有名なバンドはグリンミルクのえいちゃんとASSTNTのウエスギくんが所属するアイドルパンチというバンドである。 店内の単行本などは同世代を感じさせるラインナップで良かった。 チーズが嫌いなので、看板メニューのラコスバーガーではなく、フジヤマバーガーのセットを食す。美味かった。 そこからまだ時間があるので、街を散策。

フジヤマバーガー


ダンケという喫茶店

ダンケという喫茶店を見つけ、珈琲を飲む。 柔和な表情と物腰も柔らかいおばちゃんが一人でしてるお店で居心地が良かった。 アーケードでバンドが演奏しているのが耳朶まで届いてて聞いてたのだけれどもドラムがめちゃ上手かった。 家人はココアを啜りながら「こりゃ、ドラムの先生系のドラムの上手さじゃね。後ノリ、前ノリがないジャストのドラムよ。」 と言っていた。そしてまたココアを啜った。 ダンケを出てからペパーランドへGO

初のペパーランド

出で立ちがカッコよいライブハウスである。 中に入るとリハをしてるはずのDBがおらず、聞くともうリハは終わったとのことであった。 早いぞ。DB。 そしてウサギもリハ。 すごいやりやすい環境だった。 普段は何も言わないのにこういうやりやすい環境の時に限って、ベンがギターの音を返してくれ。とか言っていた。 人によってやりやすい音環境って違うのかもしれん。と思った。 PAの方も気さくで話しやすい方でやりやすい。ありがたい。

出で立ちがいい

ありがとう。石原君

リハ後、ギリギリで岡山をオーガナイズしてくれた石原君とも再会を果たし、いろいろ話す。 ベンに石原君は凄いぞ。という話をしたら、興味をもって石原君の機材の写真を撮っていた。 イベントはケッチからスタートの最高爆音タイムからで最初から頭がぐわんぐわんとする。 2番手は自らで「青春パンク」と言っていたシンプソンのパラドックス。

2日連続の「ウサギ、負けたね」

もちろん演奏終わりにベンが「ウサギ、負けたね。」と報告にきた。 次は殴ろうかな。 ま、でもベンが喜ぶのはいいことだな。そして殴るのはベンの嫁の役割だな。と考え直す。 次のぐうたらマジックもとても良かった。全曲、歌詞に「雨」が入ってた。 今日はそういうライブなのか、セットリストに言葉まで考慮するバンドって。 やはり唯一無二だな。と再認識する。 そしてオッス!オラ和人!である。 3本一緒に廻ったDBのボーカルのアンディが違うかもしれないけど唯一終始笑顔でライブを観ていた(笑)。 昨日の大阪でもオッス!オラ和人!って言ってたらしい。 もう日本代表だな。背番号11だと思う。オッス!オラ和人!

未見の方は是非!オッス!オラ和人!


頑張るけど、間違えるよねぇ。

ウサギは今日も椅子に座り頑張る。あいこさんがせっかく車まで出してくれて来てくれてるのでせめてセットリストは昨日と変えよう!と 思い立ったら、変えた曲を悉く間違えた。練習はたまにしてるのに良くないな。良くないな。 DBは3公演で最も爆音だったかな。ってくらいの爆音で良かった。 途中、マットが弦を切ったのだけれども、ぐうたらマジックのかじくんがすっとギターを貸しててナイスだった。 自分のギターは明日の通院に備えて早めに帰るためにもう徳ちゃんの車に積み込んでいたので貸せなかったので、 かじくんの優しさは一層ありがたかった。 そして最後のロバQさんの前に明日の通院に血液検査があるため、疲れをとるための睡眠時間の確保が必要であったので帰宅。 申し訳ない×100であるけれども、明日の検査結果次第でまたいろいろ問題が発生する可能性があることから背に腹は代えられない。 この無礼は次の機会で挽回したいと思うので、またペパーランド行きたい。 そして1時前に帰宅し、就寝。

病院へ

6時半に起床して病院へ。 せっかく早起きして番号とったのにも関わらず、病院に慣れておらず1時間、損をした。 損の内容はこんな感じである。 紙に13番受付で採血と書いてあったので、13とデカデカと書いてある扉を抜け、 自分の番号が呼ばれるまで我慢強く待っていた。 待つこと50分。そろそろ自分の番号の付近の番号が呼ばれ始めたと思っていると、 看護師のババアがこのタイミングで「受付されました?」って聞いてきたので、 「13に行けって書いてるんで待ってるんですけど」と言うと、 「ここは処置室なんですよ。受け付けが扉を出て右にあるんでそこで受け付けをしてください。」と言われ扉を出ると 小さく13って書いた受付があった。

受付の13をデカくするか、13-1とすべき!

「なんや、それ!」 まず文字の大きさ、「最初に受付なら受付の13をデカくせんかい!」と憤る。 次に処置室と受付で番号分けんかい!と憤る。 この場合だと「13-1が受付で、13-2が処置室だろ!分けろや!」と憤る。 プンプンである。 受付のババアに「まずはレントゲン行け」と言われてレントゲンに行き、その後、来いと言われたらしく家人に受付行ってきな。と促され受付いったら「あと30分はかかる」と言われて憤る。 因みに自分の番号は155。 処置室に入ったときに呼ばれてた番号は「8」とか「5」の一桁台。 30分待つと言われたときに呼ばれてた番号は300番台。

具合より機嫌が悪いぞ

これは発狂して然るべきなのではないだろうか?と思っていたけれども、家人が 「外出て煙草吸って帰ってきな」というので、外で煙草を吸い、帰りにローソンに寄ったら 家人が欲していた塩バターメロンパンがあったのでそれを購入したら落ち着いた。 そして最終的に自分が採血するときに並んでた番号は500番台であった。 初見殺しの病院である。 そして舞台は2階へ。 1階と同じ轍は踏めない。と思い、まずは受け付けを探し、受付。 2階は分かりやすかった。というか人が既に長蛇の列をなしていたので後ろに並ぶだけだった。 そしてそこから主治医の先生の診療を待つ。 見ると自分の前に診療受けてる奴の番号は178である。 あのクソ処置室の1時間がなければ、今表示されてるのは178ではなく、間違いなく155、俺だ!と 勝手に憤っていたけれども、178の次が自分の順番だったので機嫌を持ち直す。 そして漸く診療。 レントゲンの血液の結果を見ながら「問題ないっすね」と太鼓判で終了。

外科手術~体調編~は終了

「気になるとこはありますか?」と問われたので「腹が張る」と訴えてみたものの血液検査、 レントゲン共に問題ない。ただ少し便秘気味かもと言われる。 次に血液検査の結果でH(high)になってたγ値や白血球の値は大丈夫ですか?と聞いたら 「まだ術後ですし、心配する数値じゃない」とのこと。 最後に術後、通常であれば0.1がMAXの数値が40という大台を記録していた項目を確認すると、 0.5でH(high)であったが、これも「大丈夫」とのことでこれにて初めての外科手術~体調編~は終了した。 あとは初めての外科手術~保険申請編~を残すのみである。


ウサギライブ


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