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ゼルダして山口いってゼルダして広島に戻る

2023/6/17-2023/6/18

山口へ

起床後、割と早めに準備をして山口へ。 市電に乗り込み広島駅を目指す。 レンタカーと鈍行、新幹線をいろいろ天秤にかけて考えたのだけれども、やはり公共交通は安い。 今回は行きは新幹線+鈍行。帰りは鈍行とした。 市電は着席ができる程度に空いてはいるので、自分は着席。

家人の習性

家人は立ったままである。 これは家人のメンタルの問題なのである。 家人は基本的にガラガラでないと電車の席には座らない。 理由としては座っていたら、次の駅で大量に人の乗降があった際に「私は席を譲ったほうがいいのか?座ったままでいいのか?」という問題を一人で抱えてしまうからだそうだ。 確かにそこに気を使いはじめると「あ、この席どうぞ」という周囲にこの人は席を譲ろうとするいい人だ。と軽い注目を浴びる危険性があると共に 席を譲ろうとしたからといって、譲られようとした人物が素直に「ありがとう」と席に座ってくれるとも限らない。座ってもらえなければそれはそれで軽く注目を浴び、この場合は少し情けない感じもプラスされてしまう。 こういったことを考慮して家人は基本的に電車内では立ったままである。 そしてドラムを叩こうとすると「あぁ、足の付け根が痛い。今日はバスドラ強く踏めんかもしれん。」とか言いはじめる。 ま、でも今日はドラムを叩く日でもないので、家人のメンタルが健康に保てるように立っていればよい。 立っている家人を尻目に席が空いてたら目的地まで座る。目の前に席を譲ったほうがよさそうな人に感謝できそうな老人がいれば席を譲ればいいし、席を譲っても感謝しそうにない奴やさも当然として座ろうとするような雰囲気、顔をしている老人は無視したまま着席を続けるという感じのマイルールでやってる自分は席が空いてたので座り、ずっとゼルダをしていた。

ゼルダしてたら山口

ゼルダも漸く後半に差し掛かり、神獣もあと雷のやつを残すのみである。 攻略サイトを見ても強いと書いてあったり、一番難しいと書いてあったので大変なんだろうな。と思っていたら、 なにか思わぬ偶然が重なりほぼほぼ攻略サイトを見ずにスムーズにクリア。徳山から防府への電車の中でやってやった。 達成感を胸に防府駅に到着。 驚くべきことに防府駅の改札が自動になっていた。 これでsuicaが使える。ナイス。 到着後、潮彩市場で昼飯を食い帰宅。 一息ついたところで親戚の家に行って爺さんに線香を上げて従兄弟などと話す。 従兄弟が生まれたときの記憶がまだ残っており、従兄弟は大分年下だと思っていたけれども従兄弟は今年で37であった。ちゃんと中年である。 うーむ、月日が流れるのは早い。自分の感覚だけが幼いままである。ま、いいけどね。困ってないし。

草むしりと素材が活きる家人

午後から家の用事を済ませて夕方から草むしり。 家人の草むしりスタイルが笑わせようとする芸人の創意工夫を凌ぐ面白さであった。 ただただ虫に刺されないようにパーカーの帽子を被り、その上に日除けの帽子を被っているだけなのだけれども、そこはかとないやるせない感じの表情、加えて動きやすいように召したボロいジャージ。必要なものを必要な程度揃えただけなのに笑いを誘う風貌。うちの家人は天才だな。と思った。 顔にマジックで何を塗るわけでもなく、素材が最高に面白い。最高である。 そんな面白(おもしろ)さんとえっちら草を刈る。 途中、いちじくの木が隣の田んぼに掛かっているので枝を切れ。という命が下り、いちじくの木をばっさばっさ切ったりした。 燃えるゴミ袋にパンパンの草を入れたところで終了。 牟礼の銭湯へ向かう。

和の湯

土曜の夕方ということもあり人は多めであったもののそこは山口の地方都市、サウナに並ぶほどではないので快適であった。ただ田舎あるあるで一人一台の乗用車が当たり前なので、人数の割に駐車場は停めるところがないほどパンパンであった。 山口に向かう前にサウナハットを一つだけ入れていたのだけれども、これが失敗であった。 備え付けのシャンプーがリンスインシャンプーでいくら洗っても髪がキスキスしたままであった。いつものシャンプーとリンス、そしてヘアコンディショナーが必要だな。と学びがあった。 あと洗顔もなかったのでお湯で顔を洗うのみである。更に洗った後に塗布するオールインワンの美容液もない。 砂漠のような皮膚であった。極めつけとしてはサウナからさっぱりした感じで脱衣所に到着し、着替えようとしたら替えのパンツだけを忘れてきていた。絶望である。フルチン+ズボンor汚ねぇパンツ+ズボンの二択である。 後者を選択し、3分10円のドライヤーを6分使用し、帰路。 家人もサウナに入ったらしく「サウナに入ると頭が痛くなる。でも、気持ちええもんじゃ。」と言っていた。 土曜にサウナに入った家人は月曜に頭が一日中痛かったと言っていた。

マスターソードを探す

帰宅後、飯を喰いゼルダ。攻略サイトを見ながらマスターソードという武器を取得しに行ったりした。 23時半頃就寝。 日曜は朝飯を食った後、また親戚の家に訪問。従兄弟の妹の娘のために椅子を母親がどこからかもらってきたらしくそれを届けにいってきた。 従兄弟の妹の娘は子供らしい元気さで感情の発露が分からないほどに機嫌が良かったり、不満げだったりしていた。

へいれん

11時頃、中関のリバーの隣にある平簾(へいれん)というラーメン屋に行った。 従兄弟もそこのラーメンが好きらしく、後から合流した。 11時開店で開店15分前くらいに行ったのだけれども既に人が数人並んでおり、開店めがけて結構な人数が集まってきていた。 平簾(へいれん)は人気ラーメン屋であった。 牛骨のスープは豚骨ほどパンチはないもののスープとしては濃い部類に入ると思う。 個人的な好みとしてはこの手のスープは細麺で食べるのがよいな。と思うけれどもお店は中細麺くらいの麺で少し弾力があった。 あと、平簾(へいれん)は怪しいとは思っていたけれども店内にヴァンヘイレンが流れていたことから店名の由来は言わずもがなである。 1曲目はタイトル知らない曲だったけれども、2曲目は「dreams」であった。 高校の文化祭で山内くんたちがしてた曲である。懐かしい。 それを防府で聞くともっと懐かしい。

疲れて電車で寝ていたよ

その後、家で一服した後に帰路。 防府駅で外郎を購入。 そして自動改札を通り、鈍行に乗り込む。 かなり空いていたので家人と二人用の席に座る。 よし、ゼルダを!と思い、ゼルダを途中までしていたのだけれども疲れがあったのか途中から眠りこけ起きたら藤生であった。 その次は南岩国で次は終点岩国である。 岩国駅から乗り換えて広島行きに乗ったら次は適度に座れない感じに混んでいた。 家人と共に角を陣取り電車に揺られた。

立ちゼルダ、座りゼルダ

立ちゼルダも検討しないわけではなかったのだけれども、なぜか少し立ちゼルダは抵抗があったのでやめた。 中年+ロン毛+眼鏡+立ちゼルダ=通報を要検討 って感じを自身のアンテナで感じたのであろう。 横川駅で下車してそこから市電に乗り換え。 市電は空いていたので座りゼルダ。 座りゼルダは通報の心配はない(個人の感覚です)。対峙していた敵にあと一息のところでぶち殺されて顔を上げたら最寄り駅に着いていた。数十時間ぶりの家に着いてしばらくすると、家人は布団を敷き始め抱き枕を抱えてコロコロ転がりながらスマホを弄っていた。口には出さぬものの「私は寝るまで何もする気はありませんよ」という雰囲気を抜群に出していた。 自分はそそくさとパンツを履き替えた。

飯を作ってくれるのよ

その後ゼルダを進め、ネットフリックスでスキップとローファーを観ていると急に家人が 「飯どうするや?私はこのまま寝ても構わん」というので「ちょっとなんか食おうかな。」と言うと、 「ふん、カップ麺なら作ってやってもいいがどうだ?」とおっしゃるので、お願いをした。 疲れた身体を起こし、お湯を沸かし、カップ焼きそばを作ってもらい食す。美味いね。 そして風呂に入り、歯を磨いていると家人は寝に入っていた。 声をかけて歯だけ磨くように言い、家人は歯を磨くと、これで私は全ての務めを果たした。と言わんばかりに堂々と眠り始めた。 化粧はBBクリームだからノーカウントなのであろう。


ウサギライブ


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