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誕生日月間<2024の⑩> 推して推されて。推し活!😺

誕生日月間が進んでいます。期間、今年は1月25日(木)〜3月10日(日)としています。あ、最終日は「METライブビューイング」でカルメンを見ることにしています。これが締めか(今気づいた)。われながらよい締めだと思います。このカルメンは新演出で、指揮者、ソプラノ、演者が若手注目の方々で。しばらくぶりのMET LVなのですが(それでも1年以内)、見ていなかった短い期間にもどんどん新しい人が出てくるのが流石です。超一流の世界はこうでなければ。才能のある人はどんどん押し上げる、盛り立てる。私も自分のポジションや古いところにしがみつかず、若い人を盛り立てる人生を送りたいと思うのです。METはそれを再認識させてくれるところでもあります。

寄席の世界もそう。この1年、日本の演芸に関心を持ち、楽しませていただいています(だからオペラの頻度が下がってる)。燻銀の演者さんはもちろん素晴らしいけれど、若手を盛り立てようとしている世界が素晴らしいと思います。盛り立てられる方の若手は、期待をかけられてさらに頑張る。できるようでできないこと。若手を盛り立てると自分のポジションがなくなるかもしれないけれど、それは実力の世界。しがみついているようでは、お客さんにも見苦しさが伝わる。これは私の今関わっている仕事の世界でも同じだなと思います。

一緒に仕事をしていた同僚が職場を去り、昨日が最後となりました。最後にあたりメールでメッセージをもらったのですが、ちょっと熱い気持ちが込み上げました。次の仕事が決まったので本当によかったと思っています。本当だったらもっと早く転職したらよかったのかもしれないけれど、私は一緒に仕事ができて本当によかったです。もちろん最初の研修は私がしたけれど、それ以上に教えていただくことも多くて。助けられました。こういう力のある人材を活かせる日本になってほしいなと(主語大きい)、切に思います。もう一緒に仕事ができないのは残念だけれど、私としても気持ちよく見送ることができて、よかったと思っています。次の仕事でもきっと大活躍すると確信しています。

そして昨日、江戸家猫八先生の高座を、博品館劇場で観てきました。昨年3月の襲名披露から1年ほど、寄席などで拝見し、Xのスペースでもさまざまなお話を聞いてきました。私が若い人を盛り立てたいと心から思うようになったのは、猫八先生のおかげで気づきがあったからだと思いました。立川志の春師匠は以前から聞かせていただきたいと気になっていた落語家さん。トークは聞いていたのだけど。猫八先生とのご縁で聞けてよかったです。

推し活を生活に取り入れるのは大事。それでも推しに逃げることなく、自分のすべきことに落とし込めるとなおよいと思っています。そんな難しいことを考えなくても、と思いますが、気づけば自分を推してくれている人もいる訳で。推しから何かを得て(喜びでもなんでも)、それを自分の身に取り入れて、この循環ができればと思います。


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