見出し画像

誕生日月間<2024の15> 最終日はMETオペラライブビューイングングで「カルメン」!

3月10日、今年設定した誕生日月間期間最終日となりました。何で最終日を締めようか考えてきて、METオペラのライブビューイングに久しぶりに行ってみることに決めました。新宿ピカデリー、演目は「カルメン」。今回は3月14日までやっています。(東京・東劇は3月21日まで)いずれアンコール上映の機会もあると思います。

この日はうさぎ舎のユニットのもう1人🐶が、バルセロナマラソンに出る日です。これを書いている今まさに走っている頃なのですが、スペインということで、「カルメンを観るには丁度いいんじゃない!」となりました。単純。実際にはビゼー作フランス語、今回のMET新演出版は、舞台は現代でアメリカなんですけれど。気分です。

ということでスペイン🇪🇸的なモードで、超有名オペラを観ました。わかってはいたけれど、やはり最初から最後まで、すべて知っている曲というのはすごいです。舞台演出も(ネタバレしないように)凄くて。典型的なザ・カルメンという演出もいいけれど、つくづくカルメンは普遍的なテーマのオペラなんだと実感しました。機会があったら、ぜひ、この演出でも観ていただきたいです。

今回ぜひ聴きたかった理由があります。歌手が、私がこれまで聴いていなかった、カルメンのA.アクメトチナ、ミカエラのA.ブルー、で、彼女らを聴くために今回行きました。MET LVは確か2010年頃スタートし年に10本ほど上映されます。流石に全作は観ていないけれど、かなり行っていて。ただコロナあたりからこの数年は年数回になっていました。METのすごいのは、どんどん素晴らしい若手歌手が出てくること。今回も、素晴らしく、エネルギッシュな舞台を楽しめました。P.ベチャワの、ドン・ホセもどうしょうもない男の感じが素晴らしく、これまでの役ではなかった魅力を存分味わえました.

今回は「エネルギー」に満ち溢れているというのはこういうことだというのが映像で見れて、それがとてもよかったです。そして、アクメトチナの軽やかな動きも。私が27歳の頃でもあんな風に、ピックアップトラックの荷台に飛び乗るなんてできなかったと思います。動きが軽いっていいなあと思いました。歌の感想は素晴らしいとしか言えない。これまで聴いてきたカルメンを上書きして、彼女こそカルメンと思いました。これからもいろいろな役を聴いていきたいです。ブルーは、5月31日公開のプッチーニ「つばめ」を観に行くことにしました。

誕生日月間のお遊びにお付き合いいただきありがとうございました。楽しむだけでなく、ここに書くことでいろいろ立ち止まって考える機会を持つことができました。

誕生日月間の裏テーマは寒いこの時期を体調壊さず楽しく過ごすことにありました。その点、今年もうまく過ごせたと思います。世の中いろいろざわつくことも多いのですが、楽しみはすぐ自分の周囲にあることを忘れず、今日以降も過ごしていきたいと思います。

皆さんのお誕生日、おめでとうございます🎉

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?