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何でもネットで手に入るけれど、今、対面取引を楽しむ

コロナの間に歯医者に通い、おおむね気になっていたところを更新しました。コロナ期間は楽しいことがそれほどなく、その中で、確実に結果が出る歯医者通いは楽しかった。そうは言っても1年半ほどなんだかんだと通ったので、少しお休みしていました。勧められていた残り1本を始めることにして、今朝、予約で行ってきました。

ネットでいろいろなことはできることが確認できたここ数年間。今は、時間の使い方を、リアルかネットかで選ぶことが普通になりました。選択できることは大事です。歯医者はネットでできないことの1つ。メンテナンスの動画などは見れるようになって、この部分は便利だけれど、やはりリアルで行かなければ課題は解決しないものです。ちょうど以前から通っていた歯科医院がご高齢で廃業したことで、慌てて情報収集し、結果新しい医院をうまく見つけられたのもよかったです。

本を買うのも、仕事で使うものや情報更新系(健康医学系は必須)はネットで探し、ネットで購入で十分です。一方、「しなければならない」読書ではなく、「種をまく読書」「楽しみの読書」は偶然の出会いが大事です。本を紹介してくださるキュレーターの存在も大事です。そしてその方に依存せず、自分の眼も養っていけるような場があるとさらに毎日が豊かに楽しくなりそう。

本の長屋・箱店主にクラファン経由で応募したのは、直感的にプロジェクトの方向性がマッチしたことがすべてです。理由は後付けで考えていきます。理由を明確にして、今後の継続の方法を考えたり、さらに楽しくする方法を考えていきます。ネット経由で買う、読まなければいけない仕事的な本に飽きたのが、理由の1つかもしれません。必要だから、それらはこれからも読むのだけれど、それだけだと、平たく言って「心の栄養」が足りない気がしています。かといって、本屋に行けば、話題の本がどうしても目に入ります。本屋のあのギドギドした「色」が苦手です。最新刊を読むのが正しいとも限らなくて、私はたとえば、2匹目のドジョウが世に出ていたら、可能だったらその方の1作目を読むようにしています。続編よりも、番号もついていない最初の本。

本の長屋で、人と話すことで、これまで気になって後回しにしてきた読みたい本、知りたいこと、楽しいことが思い浮かべられるかもしれないと考えています。他の方の箱がきっかけで手に取る本の幅が広がったら、いい時間を使ったと思えるでしょう。自分の箱を人に広めたいというのは表向きで、結局自分のための本の長屋なんだと思います。それでいいですよね。

さあ、現地では本棚もできてきたようです。本の搬入日はいつになるかわからないのですが、一方で自分が行ける日は限られているので、その日に向けて詳細を準備していきます。自宅の本棚も「箱」に見立てて整理を始めました。この話は次に。

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