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素人土木ICT#21【ICT法面工(吹付法枠工)】

まだ検査は終わっていないが、現場見学会まではこぎつけたので記事にしてみようかと思う。

さて、今回は県発注の法面工事におけるICT技術活用である。受注者希望型と特記にあったので果敢にチャレンジ

うちはドカタ屋さんなので、掘削工もちゃっかりICT施工に変更し、ICT建機による掘削もやる事に。

管理要領はMATRICE300RTKもあることだし、空中写真測量(UAV)による出来形管理要領を選定
要求精度は±10mmで、鬼畜仕様じゃないか。

とりあえず従来通り上空から自動で、傾斜面に正対して手動で。

精度確認結果

高密度クラウドの出力強度も精度に影響するのか、「中」でこの程度

ギリギリやんけということで「高」で出力、5mm前後に収まる。測量やってると、どの値が正しいのか分からなくなってくる。。

なあに、真値など誰にも分からないのだよ。

「高」で出力した際に顕現した中世の処刑場

とまあ、なんとなく撮ったのになんとなく精度面クリアという、なんとも締まらない結果になったわけである。

延々と土工(特に盛土)のICTばかりやってきたが、他工種の管理も水平展開扱いでイケルということである。

全ては繋がっているのである。

ICT法面工、非常に地味である。地味ではあるが、現場作業機会の減少という面では大きな進歩かと思われる。

千里の道も一歩からというように、まずは起工測量+出来形計測を内業化する流れはいいんじゃないでしょうか。

あとは山のようにいる先達者様の様子を伺いつつ、堅実に技術を蓄積しましょう。

以上

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