見出し画像

サンバチームで、歌う

新たな出会いの場で、歌うことに

結婚退職、転居。妊活の為、家庭に入った。
結婚前、
特別支援学校の生徒、卒業生の居場所にと、
立ち上げた、「サンバチーム」の活動を聞いた。
打楽器隊
子供たちの中から、‘歌い手’を出していたが、
音程を取るのが難しいと。

夫について行き、使っていない楽器を手に、
見よう見まねで、演奏に参加。
「歌ってもらえると、助かる」と、
私が歌うことになった。
打楽器は、リズムを刻む。
メロディーがずれると、リズムも乱れる。

打楽器の大音量、CDの歌を頼りに歌うが、
今までにないこと。
私の歌声は、聴こえていないのではないか。
役に立っているのだろうか。
練習を終えた後も、耳に残響がある。

練習に集まる父兄や子供たちと、
少しずつ、関係ができていく。
催しにも、出演した。
知らない土地だったので、
「ここは、どこ?」と覚えていない。
最後だけは、今でも思い出せる。
夏祭りの締めに、
‘見上げてごらん夜の星を’
陽が落ち、真っ暗な中、
アカペラで歌った。

家、土地を離れ、ここでの活動は終わった。

#支援学校 #障害児 #音楽活動






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?