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芸術。

彼が拾ってきたギター🎸をモチーフに、
板には赤は血を、黄色は少しの楽しさ、黒は哀しみを
イメージした彼との共同作品。
ギターが何かしらの衝撃を受けたときに出てきた
と考えられる木の破片を壁にアクリル絵の具で張り付けた。
ところどころにあるオレンジは彼が好きな色。笑
ま、ほとんど彼が考えたんだけど。笑


ギターそのものはすごく可愛かった。
黄色の色味も暗めで、部屋に置いておると、
思わずわたしは横に座りたくなるぐらい、
ほっとけない感じ。
Les Paul Jr.っていうギターらしくて、
多くのアーティストに愛用されてる結構有名なギターみたい。
修理することも考えたけど、
修理するのも高いみたいだから、
今回は芸術として部屋のインテリアと飾ることにした。


彼が木の板を買ってきて、白くペイント。
そして、アクリル絵の具で色づけして、
抽象画に。
筆よりもスプーンが重宝した。笑

板だけだとこんな感じ!
血が滲むぐらいまできっと一生懸命練習して、
バンドって経験したことないけど、
きっと売れるって本当に大変なことだと思う。
いろんなことがあって、
希望が見えたこともあって、頑張って、
でも結果に出なくて、挫折して、
嫌になって、おそらくギターを投げたりしたんだと思う。
そしてもう音楽なんてやらないってなって、
捨てられちゃったんだと思う。
フィンガーボードっていうのかな?
ギターを持つところがきれいに半分に折れてたから。
その人のことを知らないし、ギターしかみてないけど、
あくまで全部想像の話だけど、
やっぱりひとりひとりいろんなストーリーが
あるなと感じてる。

わたしも転職に失敗して、
1ヶ月で辞めてしまって、
また転職活動してる。
自分がしたいことが何かわからなくて、
いまは必死でもがいてる状態。
正直生かされてるって思う。
いま世界中がコロナで大変で、
外出自粛で外に出れなくて、
一生のうちに経験するか、
もしくはこんな経験しない人もいるかもしれない。
コロナで命を落とす人もたくさんいる。
そんな中でもわたしは健康で
今まで通り普通に
大好きな人と一緒に
生活を送れているということに
感謝しないといけないってことに
ここ数日で気付かされた。

それまでは本当にわたしのわがままで
休みの日はずっと一緒で二人で何かしたいって
いう想いが強くて、
でも彼は彼の時間が必要でって
わたしは泣いてしまって、
大阪帰りたいって言ってしまっていた…
でも現実的に考えたら、
大阪に帰ったら、
次いつ会えるかわからない。
大阪に移動する飛行機で、
コロナに感染するかもしれない。
そしたら本当にもう二度と会えなくなるかもしれない
そう考えたら、
いま一緒にいれることのありがたさを
感じた。
いま見えている景色は真っ暗かもしれない。
でもこれから見る景色を明るく見えるように
頑張りたいって思えた

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