《気まま和訳⑦》It's Mighty Nice To Have Met You [Chip Off the Old Block(1944)]
続けて こんばんは🌙*.。★*゚
感想記事に含めるつもりだったんですが、
かなり長くなってしまったので改めて。
前半(感想記事)はこちら☝️
※こちらで詳しいネタバレもしております
🎬"zatsu na ARASUZI"_🍿
海軍士官学校を停学になったドナルド(オコナー)は、家に向かう長距離列車の中で女優を
志す少女グロリア(アン・ブライス)に出会う。
話すうちにすっかり意気投合した彼らは
列車の無人プラットホームでお互いに出会えた喜びを歌うのだった。
曲はYouTubeにあげていらっしゃる方見つけたので🔗添付👇
🎬"SONG"_🍿
It's Mighty Nice To Have Met You
ドナルドのウクレレに合わせてグロリアが
一緒に歌う素敵なシーンなのです🚂
It's mighty nice to have met you
I'm mighty glad you came to my way
I've more then I ever hoped for till today
きみに出会えて本当に嬉しいよ
僕の人生に現れてくれてありがとう
今までに望んだ夢以上のことが叶った気分だ
It's mighty nice to be near you
I've never felt this way before
I know it's only an illusion
貴方のそばにいられてとっても楽しいの
こんな風に今まで感じたことなかったのに
でもきっとただの勘違いだわ
This is warm
いや 正しいはずさ
Remember the first time I saw you
I didn't mean to stare
初めて君に会った時
ああやって見つめるつもりなかったんだ
My heart was in such confusion
I wondered if you were aware
きみに怪しまれたんじゃないかと思って
僕はあんなに取り乱したんだよ
There many ways you can say it
言いようは色々あるかもね
But the nicest way of all I know
でも今の気持ちを表すのに一番良い言葉は
It's mighty nice to have met you
At least I think so
「きみに出会えて本当に嬉しい」
少なくとも僕にはこれが合ってると思うよ
It's mighty nice when you tell me
The things I hope to hear you say
I never thought this could happen
それ すごく素敵だわ
貴方から聞きたい言葉だったんだもの
こんな嬉しいことが起こるなんて思ってもみなかった
Till today
今日までは、だろ?
Imagine my consternation
To think I'd meet a boy like you
This isn't just a mear flirtation
私がどれだけ驚いたかわかる?
貴方みたいな人に会えるなんて
これは単にいっときの気持ちじゃないわ
This is new
こんなの初めてだよ
I'll never forget that first moment
I thought I acted shy
最初に会った時のこと きっと忘れないだろうな
どうも上手く振る舞えなかったんだ
I didn't quite understand you
Me thinks there is love in your eye
でも私 なぜだかよく分からないけれど
貴方と恋に落ちるってわかったの
There are many ways we can say it
言いようは色々あるけれど
But the nicest way of all I know
でも今の気持ちを表すのに一番良い言葉は
It's mighty nice to have met you
At least we think so
「きみに出会えて本当に嬉しい」
少なくとも僕らにはこれが合ってると思うよ
🎬"tada tada SUKI"_🍿
あ〜、オコナーの高音ほんと大好き💐👏
ボーイソプラノがそのまま綺麗にテナーに
なった感じ。
ブライスの透き通ったソプラノも爽やか。
しかし彼女、デビュー当初は歌手としての声域が狭くて苦労したらしい(確かに彼女の後の作品を見ると声域が桁違い…!!)。
ところでこの映画1944年公開だが、実際にはオコナーが徴兵される前に急いで録り溜めしていた作品のひとつだそう。つまり出演時のオコナーは18…いや17歳以下?ということに…🤔(年下の可能性あるのかと驚くばかり)
🎬"PLUS"_🍿
オコナーの映画の中でも、この曲は爽やかなメロディーに加えて歌詞がとても優しくて
個人的にお気に入りである。
しかし、その理由はこの映画が好きだから
だけではなくて 実はもう1つ理由がある。
ぜひぜひご紹介したいと思う🍀
📺The Colgate Comedy Hour
というのは1950年から放送が始まった
🇺🇸のTVショウ番組。
様々なゲストを迎えて 歌や音楽、ダンスに
ちょっとしたコントに…と色々やってくれる
楽しい番組で、いまもYouTube等で見ることができる。愛された番組だったようだ。
…いきなり何の話か?
というのも、1950年代、兵役から復帰した
オコナーは多くの映画に出演して人気を集め
この番組のメインホストを務めるようになるのである。
さて、そんな人気番組の1952年放送回に、
オコナーの長女ドナちゃん(ご存命の年上女性にちゃん付けはどうなのとも思うが、)が登場する。
☝️前半はダンス。(6:10)位から娘さん登場
父親に手招きされて登場し、少し緊張した面持ちの彼女。
いくらかのやり取り(これがまたギャグで面白いのだが)の後に舞台裏からピアノの音が🎹
オコナーが「この歌知ってるね?」と
ドナちゃん抱きかかえるようにして一緒に
歌うのが、今回ご紹介した
🎵「It's Mighty Nice To Have Met You」なのである。
映画では惹かれる少女との出会いを喜ぶ淡いラブソングだが、
父親から娘へ歌う「It's Mighty Nice To Have Met You」という言葉の温かさにはまた違った意味がある気がする。
高い鼻がそっくりなこのかわいい親子によって、この曲は改めて素敵な歌へと変わるように感じるのでした🕊
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