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夏におすすめ・原美術館ARC!ーArtとTalk㊺ー


皆さんこんにちは宇佐江です。
今回は、夏休みにぜひおすすめの美術館、群馬県渋川市にある原美術館ARCの感想レポートをお送りします!
屋外スペースに関しては真夏は暑すぎるかもしれませんが…、隣の牧場も合わせて一日遊べて、近場には温泉もあるし何より、景色が最高でした!!!

都会からちょっと離れた場所なので、行くときのイメージの参考になれば幸いです。
それでは参りましょう~!

(書かれた情報は公式のものとは一切関係なく、宇佐江みつこ個人の体験による感想です。)



「そもそも、原美術館って東京の品川じゃない?」
と思われた方。そう、原美術館といえばアート好きにとっては特別な、伝説的人気を誇った美術館です。品川の閑静な住宅街にあるクラシックな洋館邸宅に現代アートが展示されている、というアンバランスがなぜか心地よく、狭い館内にアートファンがこぞって列をなし作品に見入る光景が印象的でした。
しかし、建物の老朽化などを理由に2021年1月、惜しまれつつ閉館。その後はもともと渋川にあった別館「ハラ ミュージアム アーク」を品川の美術館と統合し、同年4月に「原美術館ARC」としてリニューアルオープンされました。


アクセス
私の場合は名古屋からまず東京に出ましたが、東京からは上越新幹線(または北陸新幹線)で群馬県の高崎駅まで行きます。そこからJRの上越線などで渋川へ。渋川直通は本数が少ないので今回は途中の新前橋で乗り継ぎましたが、東京駅を出たのが11時40分で、渋川に着いたのが13時11分でした。
渋川駅から美術館までは、伊香保温泉方面へ行くバス(約15分)に乗ります。

「グリーン牧場前」で下車して、そこからバスの進行方向のまま進み一つ目の角を右に曲がります。その先にこの看板が見えたら、入り口はすぐそこ。バスを降りてだいたい徒歩10分弱です。

この看板が見えたら、もうすぐ!

牧場入り口から美術館まで、公式では片道7分ですが景色に見惚れてついゆっくり歩いちゃうので(山が、ほんとにきれい!)、帰りもバスをご利用の際は時間に余裕を持ってどうぞ。
ちなみに、日曜であれば高崎駅から原美術館ARCまで直通バス(約1時間)があるみたいです!詳しくはこちら↓



美術館内

展示は美術館内と、庭園に分かれています。展示室内以外は写真OKとのことでした。

この大自然に、キャンベルスープ缶
(奥の建物はカフェ)


カフェの中からはこんな眺め


美術館の建物


メインの展示室はABCの3つがあり、それぞれ自分で重い扉を開け、中に入ります。すぐ外は高原というロケーションなのを忘れてしまいそうな、独立した世界観が扉の中に広がっていて、どの部屋も、すごく没頭して観てしまいました。
ふわりと木材の匂いがするのもまた、夏の避暑地感を想起させ心地良いです。

また、少し離れた場所にある特別展示室はうってかわって和の雰囲気。そこに至るまでのパノラマの絶景も含めて、とても贅沢な空間です。

(この時はまだ、いない…)


ひとつ心残りだったのは、今回、時間がなくて隣の牧場へは行けなかったこと…。美術館でゆっくりできたから充分満足でしたが、牧場好きな私としては悔いが残りました。次回は必ず!!

と思いながら残り時間を惜しみつつ、オラファー・エリアソンの作品を観に裏庭へ行くと、

(2つ前の写真と見比べてみてください)

は!!!
あれは!!!!!

オラファー作品の向こうで……


はむはむ

羊たちが草たべてるーーーーーーー!!!!


なんとタイミングよくその瞬間、放牧された牧場側の羊たちのお食事タイムだったようで、奇跡的にちょっとだけ、そばで見ることができました。
ラッキー!

このように、最後まで原美術館ARCを満喫して帰ったのでした。



私はその後の予定があり、残念ながら伊香保温泉には寄れなかったのですが、美術館&牧場を楽しんでから温泉って、最高すぎませんか。皆さん、原美術館ARCにおでかけの際は、ぜひお泊りでゆっくりお楽しみください!

どこにあってもカッコよすぎるロゴ


(写真/©宇佐江みつこ)




今週もお読みいただきありがとうございました。
毎週お読みいただいている読者の皆様へ、私から謝罪がございます。
大変申し訳ありません。
毎週月曜連載を始めたのが2021年の2月初旬、それから時々執筆に時間がかかりすぎて、カレンダー上は火曜になっても「寝るまでは月曜」と言い訳して深夜配信する悪事はたまに犯しても、3年と5ヶ月、具合が悪くても親が死んでも更新をサボることは1度も無かったのですが………。

なんと今週、月曜日に配信することをすっかり失念していました。

祝日やら仕事やら何やらで、ほんとに自分でも驚くほど頭からすっぽりnoteのことが消えていました。そして水曜の今、電撃的に思い出し、神妙な表情でパソコンに向かいこの謝罪文をしたためている次第です……。(記事はちゃんと前もって用意していました。)

誠に、申し訳ありませんでした。


これからは決して、このようなことが無いように致します。仕事場のカレンダーの月曜に大きな赤丸をつけて、朝晩必ず自分が今何曜日を生きているかを確認しながら生活します。
こんな愚かな私の連載ですが、今後もどうか、よろしくお願い申し上げます。

◆次回予告◆
原美術館の翌日に行った、東京の隠れ家的おすすめ施設3選!

それではまた、今度は本当に、まごうことなくMonday、月曜に。


*現在開催中の原美術館ARCの展示は9月8日まで。詳しくはこちら。前売りのオンラインチケットで少しお安くなったり、牧場とのセット券などもあります。グリーン牧場のページもご参考にどうぞ。


*野外アートがお好きな方には、こちらはいかが?
今年は8月24日から!

過去の六甲ミーツ・アート記事はこちら↓


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