見出し画像

抜ける髪あれば生える髪……あり?【発病】

こんぺこ~
ぺこらです。
今回は自己紹介がてら脱毛症体験記を書いていきます。
自分の症状の写真は載せる気になれないので文字多めですが、よろしくお願いします。

1.始まりは謎のコブ


私は、現在髪の毛のほとんどが抜けてしまう脱毛症で闘病中です。
気がついたのはちょうど1年前。
手や櫛ですくとやたら髪が落ちることに気がつきました。くしですくと1回で5,6本。手ですいても必ず1、2本が抜けました。止まることなく毎回必ず。

まぁ、季節の変わり目だからかな?

などとその時はのんきに考えていました。
だって、1日に100本は抜けるといいますし。
それから何日かして……
次は首に拳くらいのコブが出現しました。そして、数時間後には額が尖り膨らむように!!

え……え、なに、これ?!どっかぶつけた??

けれど、どこにもぶつけた覚えはないし、触っても痛みもまったくありません。ほんのり赤くなってるだけです。
でも、すごく違和感だったのとこんなこと初めてだったのが怖くなりすぐに家の近くの病院へ駆け込みました。この時は脱毛よりもコブの方が気になってたなぁ

診断結果は、アレルギー

けれど、特段変わったものは食べていませんし、触ってもいません。花粉症の症状もありません。とりあえずもらった塗り薬で様子を見ることにしたのですが……

2.本当にアレルギー、なの?


それから数日経ってもコブはなくならず、髪ははらはらと抜けています。こころなしか毛量が減って気さえします。

これはもうセカンドオピニオンかな

と思った私はすぐに別の病院に駆け込みました。その病院にはアレルギーの専門の先生がいるから原因が特定できるかもしれないと。先生にコブと髪を見てもらうと
「これはアレルギーではないと思いますよ。皮膚科で見てもらってください」
と、別の病院の皮膚科を紹介されました。そう、この病院にはアレルギー専門の先生がいても皮膚科はありませんでした。

「診察料金は状態を見ただけだからいりません」

といわれ、感謝しつつ私はそのままの足で別の病院の皮膚科へ。
この時点でだいぶおかしいのかな?とは思っていました。
アレルギーではなく、首にコブができるも痛みはなく、そして、髪の毛が大量に抜ける。
病院へ向かう途中はあれこれそれっぽい病気を検索しては不安になっていたのを覚えています。そして、紹介してもらった病院の皮膚科の先生に診てもらうと……

「これは……コブは平気そうですが、脱毛の症状が強くでてますね。大学病院で見てもらいましょう。脱毛症に力を入れてる先生がいるので」

と即日に紹介状発行。
こうして、私の脱毛症闘病記が始まりました?

3.いざ、大学病院

大学病院の予約を取り、診察まで数日待っている間にコブはすっかりなくなっていました。大学病院では、コブの写真を見せたのですが、脱毛との因果関係はわからず。まずは脱毛症の原因を探るために血液検査を行いました。
脱毛症の原因にはいろいろあるようで、
・自己免疫疾患
・膠原病
・甲状腺の病気
などなど。
採血の結果はその日のうちにわかりました。

診断
自己免疫疾患による脱毛症(全頭型)

膠原病などでなくてよかったと思う一方で、自己免疫疾患だったなんて……。
自己免疫疾患とは、
何らかの原因で自分の免疫系が異常をおこし、正常な細胞を攻撃してしまう病気です。
この「何らかの原因」は、高熱だったり、ストレスだったり、ホルモンだったり……まぁ、いろいろでぶっちゃけよくわかっていません。
でも、自分の中の細胞たちが髪の毛はいらないものだと判断し攻撃しているのだとしたら悲しいことです。なぜ、私の免疫細胞達はそんなことをしているのでしょう。

私の心は大切だと思っているのに(涙)

それでも、まずは一歩前進。ステロイドの塗り薬と飲み薬による私の脱毛症治療生活が始まりました。
次回は、ステロイドパルス治療についてです。ではでは~

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?