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あなたの知らないイギリス【国名と地理】

こんぺこ~

ぺこらです。前回自己紹介の部分でもお伝えした通り本日はイギリスの基礎ともいえる部分に触れていきたいと思います。
まずは、ありがちな勘違いや基礎知識をご紹介させていただきます。

1.イギリスという国は存在しない

はい。実は「イギリス」という国は存在しません。
え?どういうこと?と思われるかもしれませんが、イギリスはいわば通称。
正式名称は、
『 グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国 』
“United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland”
です。
「イギリス」という言葉すら見当たりません。
実は、「イギリス」と呼んでいるのは日本人だけなのです。

では、どこから「イギリス」は生まれたのでしょうか?


「イギリス」は、
ポルトガル語の「Inglez(イングレス)」からきていると言われています。「English(イングリッシュ)」(英語)という意味です。
そして、次第に言葉を変え、
Inglez(イングレス) ⇒ English(イングリッシュ) ⇒ エゲレス ⇒ イギリス
となったと言われています。
また、漢字では「英国」と書きますが、こちらは「イギリス」の当て字「英吉利」が省略されたものです。ちなみに中国語でもイギリスのことを「英国」と書きます。
「Inglez(イングレス)」に「英国」……
私たちは気が付かないうちにポルトガル語や中国語に触れていたといえるかもしれませんね(笑)
ただし、「イギリス」は海外では通じないことをお忘れなく。
英語圏での略称は、United Kingdom(UK)。

いろいろと呼び方がたくさん出てきましたが、本noteでは「イギリス」と統一させていただきます。

2.イギリスはどこにあるの?

さて、ここで問題です。

以下の白地図からイギリスに丸を付けてください。


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え?島国だから、さすがに簡単?

では、第二問。
今度は、イギリスを線で囲んでみましょう。

画像2


引けましたか?
それでは、正解の発表です。


画像3

いかがでしょうか?
意外に右の「グレートブリテン島」しか囲まなかった、なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?
前半でお伝えした通り、イギリスの正式名称は、
『 グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国 』
その名の通りイギリスは、「グレートブリテン島」と「北アイルランド連合王国」で構成されています。
また、「グレートブリテン島」は、「イングランド」「スコットランド」「ウェールズ」で構成されているのです。
私たちは何気なくイギリスというとロンドンやハリーポッターで有名なオックスフォードというイメージがありますが、どちらもイギリスの中のイングランドの都市のひとつなのです。
なので、

「今度イギリスに旅行に行くんだ~」
「へぇ、イギリスのどこに行くの?ロンドン?」
「ううん、北アイルランド!」

なぁんて会話も
『 グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国 』=イギリス
と捉えると間違っていない話なのです。
ちなみに主要な都市の位置関係はこちらです。

画像4

地図を眺めていると実際に訪ねてみたくなりますね。
コロナが落ち着いたら旅行してみたいものです。

ということで、今回は「イギリス」の国名と位置関係についてご紹介させていただきました。初歩的な部分なので、簡単だった!なんて方もいらっしゃるとは思いますが、興味を持つきっかけになれば幸いです。

なお、今回使用させていただいた画像は、イラストAC様(ナロンエース様)、旅行のとも、ZenTech様からお借りしております。
とても素敵な画像ばかりだったのでとても助かりました。

次回は、国旗にも触れてみたいと思います。
ではでは!

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