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不動産投資への道のり(1) アメリカでどこに引っ越す?

ここ数年では私個人での不動産投資も加速してきましたが、最初の家を買うときはとても怖かったですし、色々なミスを犯しました。
そんなミスやすごく競争の激しいシアトルで家を買った思い出話から、地下室のレノべ、貸し出すまでのストーリーを連載でお送りします。

私は実家が不動産やっているので(父:建築家、母:不動産投資家)、若い頃から不動産には慣れ親しんでいました。

実際大学時代は母が私の住んでいた都市の不動産がまだ安いと目をつけていくつかコンドを購入し、私が現地での管理を任されていたため、一通り管理がわかっていたということもあります。

その後日本で就職した時も、同僚は皆一歩職場を離れると、みんな自身の不動産投資で盛り上がるするような職場だったので(外資金融はいつクビになるか分からないので、自分の身は自分で守るとのこと)、興味を持ったという経緯もあります。直属の上司に至っては100人規模の不動産会社を本業以外で経営していたくという強者でした。

不動産投資に躍起になる同僚を尻目に私はMBA進学という目標があったので、コツコツと学費のために現金を貯めていたのですが、MBAも卒業しやっと学費のことを考えなくて良くなったので、不動産投資への第一歩を踏み出しました。

まず最初はMBAを卒業する前から、じゃあどの都市に就職してどの都市で投資する?というところから始まります。

私はアメリカに残りたいと思っていたので、不動産投資と就職に向いている都市というレンズで以下4つのカテゴリーで都市を絞ります。
1) 自分が住んで好きになれそうか
2) 州税(アメリカは州税ない州がいくつかあります)
3) 職が多いか
4) 不動産上がりそうか

このカテゴリーで絞ったら最終的にシアトル一択でした。
上記4カテゴリーごとの評価は
1) 自分が好きになれそうか
✅この基準は私にとっては実家(カナダ・バンクーバー)への近さ、気候、アジア料理の豊富さなどが含まれます。以上の点を総合して考えると、西海岸一本

2)州税
✅西海岸で所得に州税がかからないのが、唯一ワシントン州なので、もうこの時点でほぼほぼシアトルに決まり

3)職が多いか
✅この点でもアマゾンブームのシアトルはパス

4)不動産が上がりそうか
✅私が引っ越してくる時点ではすでに2012年ごろから鰻登りしていたシアトルですが、それでも他の西海岸のメジャーな都市よりは安かった
(以下参照:https://learn.roofstock.com/blog/cities-with-biggest-turnaround)

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とのことで、シアトルいくことをぼんやりと決めたMBA時代。ここまでは簡単でしたが、実行に移す必要があるので目的の都市に就職しなくてはいけません。

次回は外国人であった私の就活のオプションについてお話しします。

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