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第59回理学療法士国家試験AM4問目

50-a4
50歳の女性。2日前に階段を下りた際に膝を捻った。その直後から左膝の痛みが続いているため受診した。左膝内側および膝窩部に痛みがあり、McMurrayテスト陽性であった。エックス線写真では明らかな異常所見を認めない。次に確認すべき検査はどれか。

答え 3番

では解説にいきましょう!
マックマレーテストが陽性ということは

半月板損傷ですよね

そもそも半月板とは軟骨ですよね、
軟骨はレントゲン写真に写るのでしょうか。
下記画像を見てください。ズドン!!!

小児の場合は骨端軟骨いうものがあり、
そこはレントゲンに映らないのです。

よって橈骨遠位が二分しております!

軟骨はレントゲンでは見えない!
と覚えておこう!!


①関節造影検索
 関節腔内に注射針を刺して造影剤を入れ、関節包の形状、拡がりを明らかにして、滑膜の増殖、関節面の不整、腱板損傷などを調べる検査です。

造影剤を入れてからX線をとります。
半月板はX線では映りません。

②CTも同じくX線を用います。
 CTはX線をいろんな方向から当てることで
 断面像を描くことができます。

④PET
ブドウ糖を注射してから、CTを取ります。
がん細胞などはこのブドウ糖をたくさん吸収する特徴があります。
よってブドウ糖がたくさん集まる箇所にはがん細胞がある。転移していると考えるのです。

よって、PETは、がんの転移が確認できます!

⑤SPECT (シンチグラフィ検査)
 放射線を含む微量の薬剤を注射し、SPECT-CTで撮影する
 

血流分布を見ることができる

これにより認知症やパーキンソン病を診断することができる


上記より答えは3番となる。

今日も勉強お疲れ様でした。👏

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