十二支最後は知名度に頼る
2022年9月27日
こんにちは。漆貴 山猫堂という名の工房をやってるスミダと申します。
「漆 x サムライ」をコンセプトにモノを作っています。
日々の作業を動画でお届け。
その解説と考えてる事などを書いたnoteでございます。
十二支最後は亥。
可愛いウリ坊で行くか、イカツイ猪のドアップで行くか。
迷いながら始めると、大抵迷子になります。
「コレも違う、アレもしっくり来ない」そんな感じで何回もやり直し。
もうやめようかな。なんて思った時に浮かんだのが、今日本で最も有名な猪の頭と言えるであろうあのキャラクター。
「鬼滅の刃の伊之助」
もうコレしかない!
(検索にも引っかかりやすくなるし)
で、今まで作ってたヤツを潰して一から始めました。
しかし、キャラモノって意外に大変でした。
そのまま作っても(フィギュアが出てるので三次元も正解がある)面白くないし、かと言ってオリジナルを追求すれば「何それ?」ってなるし。
結局短期間では答えを見出すことができずに中途半端な出来になってしまいました。
間に合わなかったのに中途半端。そんな結果で十二支造形はフィナーレを迎えました。
12週にわたって一週間に一つ作ってきたわけですが、自分で気に入っているのはダントツで「申」。
このお猿さんは本当に気に入っているので型取りして漆にするかもしれません。
あなたのお気に入りがあればぜひ教えてください。
ここで毎週続けてきて気付いたことを記しておきます。
・1日6時間ぶっ通しでゼロから完成まで作るより、1日1時間を6日かけて作った方がラク。
・彫塑用粘土は乾燥するとメチャクチャ脆いので、細かい造形には不向き。
(シンプルに苦手かもしれない)
・造形をするには事前に明確なイメージを持つことが重要。イメージがしっかりしていればいるほど早く完成まで持っていける。
パッと思いつくのはこんな感じ。
この企画は今後も続けますが、彫塑用粘土はもう使わないと思います。
完成品として残しておくことができないし、色も塗れない、漆も塗れないのでYouTube に動画を上げるのにはあまり適した素材じゃない気がします。
(みている人は色も塗るまでが完成だと思うので、色が塗れる素材を探します)
ではまた次の創作でお会いしましょう。
作って欲しいモノがあればリクエスト下さい。
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今日も見ていただきありがとうございます。
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