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高瀬川陶磁器つくろい工程vol.7

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これは、漆の加飾が映えそうなかけら。

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持ち手のついた手鏡にしようか迷いましたが、結局まんまるに。

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制作途中でかけらが割れてしまったのもあり、内側に布を貼りました。

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しれっとサビ(漆パテ)まで進んでいますが…写真撮ったのにな?ちょっと磁器が盛り上がったかたちをしているので、他の材料で成形したりしてます。

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成形が終わり、中塗りも終わったら、この模様を再現していきます!

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白い漆で、卵殻を貼り付けます。

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卵殻のかけらをおいて、しっかり押しつぶす。卵殻は丸いので、きちんと割らないと浮いていまいます。

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全部貼れました!貫入のように見えますよね。これが乾いたらまた漆かけて研いで。そして色漆で模様を再現しました。写真だとわかりにくいですが、青い丸のなかに、うっすらと蝶?蛍?のいた跡がありました。でも、できるだけもとの器の方には手を加えたくなかったので、逃げ出した蝶は、鏡のほうに。

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青い漆で描いていますが、その上に金を蒔いて。鏡に描いているので二重にみえます。下の色も大事ですね。

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