高瀬川陶磁器つくろい工程vol.8
大量のかけらから、バランスのいいパーツを選ぶのに一番時間がかかりました。
選ばれしかけらたち。MDFで、ない部分を作っていきます。
かたちにあうように。
高台のかたちがとても愛おしい。
「木地固め」をして、かたちの気になる部分をまた彫ってまた固めて。
サビ(漆パテ)を施し、MDFと陶磁器片の隙間を埋めていきます。
あえて彫り跡を残して、和紙を貼り、漆を吸わせて仕上げ。家族には「ひらめみたい」と、うーんなるほど。笑
つないだ部分は錫粉で上品に、下のかけらの絵の続きをかいて、高瀬川にちなんで、サギを飛ばせて。風景を張り合わせたような、幻想的なお皿を目指しました。
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