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トップが目立つ仕事

トップが目立つ仕事は、なんとなくトップにならなきゃ負けたような勘違いを持つ人(子ども、親)がいるかもしれない。

大谷選手が活躍していると、大リーグで活躍しないと自分は惨めだと卑下する人がいるかもしれない。
野球を仕事にするとなると、プロ選手を目指すのも1つだけれど、学校の部活動で教えたり地域のチームコーチをしたりすることも出来るだろう。仕事は別にして、草野球を楽しんでもいい。

大谷選手になれなくても、野球はいつでもただの野球である。

羽生さんになれなくても将棋は面白い。

クラシックの楽器はどうだろうか。レベルの高いアマオケも沢山あるし、仕事にしなくても楽しみ方の幅は広いと思う。

仕事にすると話が変わる。どんな仕事でもそうだけど、品質だけでなくマーケティングとか営業が収入に影響してくるのは仕方がない。
自由に自分のやりたいことをやりたい時だけやって生きていくなんてのは無理な話。
どの辺で納得して、腐らずに自分を磨き続けられるか。

生き残るためには肩書きも見た目も話術も、必要なら磨かねばならないしもしれない。ブランディングを自分で出来ない、したくないなら、何かに属さなくては生きていけない。
でも、どうしてもやりたくないことはやらない方がいいかも。それが続くと心が死んじゃうから。

古楽のアプローチがなんだか面白そうだ。自由な風が吹いているみたい。

やりたいことをやっているうちに仕事と生活が回ればいい。人それぞれすぎて、何をどう頑張ると良いのか、なかなか分からないところがある。
コネというと聞こえが悪いが、人と人との繋がりで仕事が生まれる世界なので、良いこともあれば悔しいこともあるだろう。

建築や設計に昔から興味がある。だけど、それを仕事にしている人は、具体的にどんな仕事をしているのだろう。楽しいのだろうか。どんな我慢や妥協があるのだろう。
個人で設計事務所をやっている人の話を聞いてみたい。楽しそうだ。

やりたいことをするには、やってみるしかない。やってみたあとで、これじゃなかったと気づくのも、まあそれも人生だよなあ。自分でやらなくても、楽しくやってる人の話が聞きたい。

いや、本当は自分でやってみたい。

1度しかない自分の人生だもんなぁ……。

優秀な工業大学に通っていた知人は東京藝大に進んで行った。フリーランスの音楽家になった。同じ大学の知人は、音楽が好きすぎて音楽ホールに就職して行った。いろんな選択肢があるのだなあと眺めていたけれど、彼らは自分の選択に納得しているだろうか。

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