見出し画像

番外編:図書館のこと「図書館総合展」

10月24日 晴れ
神奈川横浜市「パシフィコ横浜」アネックスホール

どっかの図書館訪問、ではなくて。図書館界最大のコンベンションだそうです。図書館界の大きな集会、みたいなもんでしょうか。

今回は展示ホールじゃないけろ。

パシフィコ横浜といえば、真っ先に思い浮かぶのが福山雅治さん。そう、年末のお祭り「冬の大感謝祭」をやるところとしての記憶しかないです。が、今年の大感謝祭はKアリーナというところで開催するそうですね。パシフィコじゃないんかい。
教授との待ち合わせの時間まで微妙でしたので、けろと一緒にパシフィコ横浜をぐるぐる。現地でお昼を…と考えていましたが、詰めが甘くて食べられず。仕方なく併設のセブンイレブンでおにぎりとパンを買って食べました。
横浜に来て、これはねえだろうよ…せめて崎陽軒のシウマイ弁当にすればよかった。それか中華街で探すか。

まあそれは置いといて。
図書館総合展、実はとある授業の発言から存在を知りました。科目名出すのは伏せますね。
待ち合わせ時間の前にエントランスまで行くと、総合展を目当てに来てる人はたくさんいました。大感謝祭かよと思うほどです。図書館界最大のコンベンションですから、たくさん来るのは想像してたんですが……年一開催だし、まあそうなるよねってなって、いざ入場! ネームホルダーでどの区分なのか(公共、学校、出版、一般、学生など)がわかる仕様になってたのもおもしろかったです。
公共図書館、学校図書館、それらを学ぶ学生、行政の方、もちろん図書館界とは関係のない一般の方もいました。図書館で使う備品を製作したり、図書館システムを提供したりする企業など、図書館の内外で活躍する人やモノがたくさん。教授の案内でぐるっと一周まわって、いろんな取り組みを発表とか、実際に体験できたりとかを見てまわりました。とにかく出店数と人が多くて、目がまわりそうでした。

あんまりにも人が多かったから、なかなか写真が撮れない!

誰にでもやさしい「りんごの棚」

これくらいしか撮れなかった…りんごの棚の試み、今は全国に広まってるそうです。

日本では埼玉県の小川町立図書館で初めて「りんごの棚」が設置されました。全国各地の事例をご紹介します。

「埼玉福祉会&りんごプロジェクト」より抜粋

りんごの棚を設けてる図書館の事例写真がいくつかある中で「埼玉県小川町立図書館」の文字を見つけたんですよね。お、小川町でもやってんだ…と思ったら、日本ではじめて「りんごの棚」を置いたのが小川町立図書館だったとは知りませんでした。
一部サイトで「埼玉県川越市小川町立図書館」ってなってるんですけど、川越市内には「小川町」って地区名はないです。

教授に「名刺を作っておくといいですよ」と言われたので急遽作成した名刺、ひとまず20枚だけ印刷したのが、帰るころには残り約5枚。八洲で一緒に学ぶ学友と、図書館総合展ではじめてお目にかかった方と、たくさんの方と名刺交換させていただきました。
プライベート用で「八洲学園大学の正科生で、図書館情報学、博物館学を勉強中」とか「小説家になるため猛進中」とか裏に忍ばせてみましたが…ビジネス用じゃないし肩書きもなにもないので「こんな仕事してます」は載せられなかったけど。
ほら、私ぱーとちゃんだし、社名入りの名刺なんて持たせてもらえないし。

お名刺なしでこんなところまで来ちゃうのも失礼だなっておもったんで、プライベートな名刺をつくることにしました。もちろん職業上で使うんじゃなくて、イベント行ったときとか、なにかの集まりで名前覚えてもらう時とかに。ほら、相手が名刺出してもこっちが持ってないと「返せない…(名刺ないやつ)(申し訳なさがかつ)」ってなるじゃん、あれです。
わたしはZINEもつくったことないし、個人的に出版にかかわってるわけじゃないし、そういうつながりの中にいて存在感半端ないわけでもないから「名刺持ったって意味なくない?」って言われそうなんだけど、「返せない」ってさ、なんかくやしい、悔しいじゃないですか。別にウェブライターでもフリーでもないから、ほんとに「ただ名前がかいてあってSNSの連絡先がのってるカード」みたいになっちゃうんだけどさ。

「誕生日の決意 #呑みながら書きました」一部抜粋

図書館総合展の片隅(真ん中のはじっこだったけど)に「としょけっと」なるブースがありました。聞けば「図書館界のコミケ」だと。文芸誌…というか、もう同人誌ですね。いつか自分の書いたものを同人誌に載せてみたいというひそかな願いを持ちながらも「としょけっと」ではなにも購入しませんでした。
イベントにつきものなのが、物販とは別の配布物。ペラ1枚にしても枚数が多い。展示会だからそうだろうなーとは思ってたけど、思った以上にもらってしまいました。
国立国会図書館の「納本」に関するお知らせは確実にゲット。今後、必要になりそうなものはすべてもらってきたつもりですが、種類が多くて、なにがなにやら。

それと、著書ご本人が来るというので、本を一冊持っていきました。山本みづほさんの『蛾のおっさんと知る衝撃の学校図書館格差 〜公教育の実情をのぞいてみませんか?〜』です。

それと、木下道子さんの『知りたい気持ちに火をつけろ! 探究学習は学校図書館におまかせ (岩波ジュニア新書 970) 』
こちらは「みちねこステーション」のブースで購入。木下さん、ほんとに猫耳つけてました。かわいかった〜

そしてサインまでしていただきました。大切に読みます。

結局、私は2周と半周(?)くらいしたかもしれません。最後は学友とゆっくりじっくりまわって「ほんのれん」なる謎の棚が置いてあるブースで、2人で話聞いてました。レンタルだったけど、これはなかなか楽しそうだなと思いました。レンタルだけど。結構高いレンタル料だけど…!
帰るころには、すっかり暗くなってました。

名刺交換していただいた方々、ありがとうございました。もし私が卒業論文(学校図書館をテーマに取り上げた場合)を書くとなった場合、不明な点の解消などでこちらからアクションを起こすかもしれません。
そのときはよろしくお願いいたします。

この記事が参加している募集

#この経験に学べ

54,673件

いただいたサポートは「自分探し(できてないけど)」のために使わせていただければなぁと思ってます。