「食べる量、速度はみんな同じ?」そんなわけはない。

はじめに。
暗い話ばかりでうんざりされている方も多いと思いますが、有料にする意味もないのでそのまま公開します。
しかも6時間くらいかけて書いていたみたいです。もちろん休憩を挟んでですけど。文字数も6,400字に到達する勢いです。

コロナワクチン接種、2回目が無事に終わりました。
反応は腕の痛みと結構な発熱(37℃台後半)くらいです。そんで平熱が35℃台〜36℃前半の人は37℃台後半は「微熱ではない」レベルなのでとっても怠いのです。頭も痛くなってきました。
やっべえ家にカロナールあるかな、ないかな、、

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夕飯を食べる時…
たのしく食べるか、静かに食べるか、わいわい食べるかひとりで食べるか、いろいろだと思うのですが。
同居人と我が家、特に私は「完全に合わない」ことがわかりました。


なぜ我が家に来たのか理由がわからない。なぜ居着いているのかもわからない。
なぜ出て行こうとしないのかもわかりません。
もう10年? になるんですかね。私が給与面で前の職場を辞めたのが2014年の7月だから、やっぱり10年くらいになりますか。
noteやTwitterにも何度か投稿した気がするんですが、我が家の食卓はいろいろおかしなことになっています。
和洋中が混在です。もはや魔界です。いきなり焼肉とかラーメンとか、普通にぶち込まれます。
品数がありすぎて逆に食べるのが疲れるくらいです。残るとわかっていても買ってくるので、結果消費できずに余ります。
私、この「作ったものが残る」があまり好きではないんです。

調理したものの消費期限はだいたい当日、よくても明日の朝くらいまで(調べたわけではない)と思っているので、残されるといろんな意味で困るんです。
カレーやシチューがいい例ですか。あれこそ放っておくと大変な事態になりますから、保存は的確に。
私がカレーやシチューをほとんどと言っていいほど作らないのはそのためです。煮込み料理が苦手だということもあります。
簡単なのになんでだよと言われても「残されるのが嫌なんだ〜」と言えない小心者な私です。
これは前の会社からずっとそうなんですが、消費期限と賞味期限の違いは? と聞かれて「家で作るおかずはだいたい消費期限」とアホな答えを返すこともありました。
まあ間違いではないと思います。保存料なしで調理ですから。
調理後に適切な温度管理や小分けなどを駆使すれば保たせることができるものもありますが、かなりきついと私は思っています。品質劣化はどこでもついて回ります。

消費期限:「安全に食べられる期限」期限を過ぎたら食べない方がよい。
賞味期限:「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」おいしく食べることができる期限。

ただし、いずれも
1)袋や容器を開けないままで
2)書かれた保存方法を守ること、が条件である。

            ウィキペディアから一部抜粋


で、先日の夕飯時。
姉が夜勤で3人しかいないので少なくて済む! と私は考えていたわけです。
母親が退院して間もないので買い出しに行っておらず、冷蔵庫は悲しいくらいになにもありません。あるのはキュウリ、竹輪、卵……メインになれそうなものはいませんでした。
仕方がないのでキュウリと竹輪を中華風(?)の炒め物にしました。結構美味しいのでお試しあれ。
で、やっぱり買ってきていた寿司。寿司の時は食べる順番が発生するんです。誰が先に食べるか、ってやつですね。
私、これもあまり好きではないんです。各々が好きなものを食べればいいじゃない…となるんですが、同居人はそれが嫌(?)なようで。「早い者勝ちだから食べたいの食べろ」がモットーなんですかと聞いてやりたいくらいです。
いくら、まぐろ、サーモンにいか。定番ネタが並んでいる中から、私も食べたいものを食べていただけだったんですが。

「さっきからずっと待ってるんだけど」
なにを言うのかと思ったら。「いつ食べるのか教えてくれる?」
最初、この言葉の意味が理解できませんでした。食べる速度が遅い私は、これを「急かされている」と受け取ってしまいまして。好きなの食えよと言いたかったけど言えませんでした。
向こうは当然そんな気ないと思ったんですが、声が大きいので余計に怖くて泣いた、というわけです。
やがて口論になり、証拠といって動画を撮ろうとした同居人を母親が止めようとしました。それはいいんですが、同居人だって母親が退院して間もないことは知っているはず。その動画、どこの誰に流すつもりですかね。
証拠なんていらない、うちはうちだーーよそと違うのは当然なのに、同居人はそれすらも認めてくれないようです。認めてくれないというより、認められない、が近いのかもしれません。
ボイスレコーダーを準備しようかどうか迷っているところでいつも始まるので、録音もできませんでした。なおボイスレコーダーはまだ購入もしていません。私の中で検討している最中で、母親にも言っていません。

ぷよ友にも「ボイスレコーダーで言質取ろ!」とアドバイスをもらっていたのに…
先手先手で動かないといけないと思いました。怖くてできそうにありませんでしたが、この時だけは体が動きました。といっても母親と同居人を引き剥がすのが精一杯だったんですが、引き剥がすことには成功したんです。泣きながらですけど。

口論が有耶無耶になって、ふて寝した同居人をほっといて泣きながら洗い物をしていた時、母親が後ろから寄り添ってきました。1分くらいですかね。こんなこと初めてで、どうすればいいのかわからなくてそのまま洗い物を続けていました。
普段なら絶対やってこないのに、二人揃って「伝え方が下手である」とわかってしまった瞬間でもありました。

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どれだけ我慢すればいいんだろう。正直な気持ちはこれです。
私がさっさと家を出れば、少なくとも「私」はこんなことにならなかったと思います。しかし鈍臭い私は「一人暮らししたいな」とは思いつつも、準備も手順もまったく進まなかったのです。というのも「一人暮らしって大変なのかな」とか「この給料で一人暮らしってきつい」とか、ずーっとあり続けていて、変わろうとする一歩が踏み出せなかったからでした。
そんなものは甘えだと言われればそれまでです。正社員で月13万(昇級あったのか謎)ってのもどうかと思って退職した時に出ていけばよかったのかなあ。

知らないことを始めるのに「絶対」大丈夫ということはあり得ません。
転職の時もそうでした。工場長に「辞めたい」と伝える前から求人広告とにらめっこしていました。好条件の裏には必ずなにかがあるーーそういうところが結構あって、転職もできない世の中になってしまったのか、と本気で思ったくらいです。
転職しようと思っていた企業、私が電話を入れた時に「社会保険」の一切が記載されていなかったんです。今時そんな企業、聞いたことがありませんでした。
「木製建具の企業なのに、社会保険はないんですか?」と開口一番に聞いたほどです。採用担当者の顔が微妙な感じになって、私はそこで「ここに転職はない」となりました。
探している最中、工場にキットが届いて……で決めたようなものです。すんなりとは行きませんでしたが(並行して親会社の面接も受けていた)、なんとか採ってもらえました。で、今に至ります。

正社員から非正規雇用に下がったので給与面は期待していませんでしたが、頑張り次第では考慮するということだったので、覚えることを覚えていったら、今になっていたということです。
仕事内容は明らかに前より充実しています。なぜか社員時代より優遇されており、健康診断は年に2回、おまけにワクチンも打ててしまったので至れり尽くせりなのですが。
前の会社が悪い、というわけではないんです。たしかにたのしかったです。ただ年末のアレと給与面はどうにかしてほしかったな、という具合です。

仕事している時には出てこない難題、家に帰ると必ず出てきます。
仕事のことをあれこれ喋るつもりはないので黙っていたら「なにも話さないの?」と。というか話すこと自体が好きではない人に対して「なにも話さないの?」は正直言ってひどいと思いました。
喋ることが好きな人に「今日はよく喋るね!」と言っているようなものです。向こうは好きで喋っているのに「よく喋るね!」って、なんか変じゃないですか?
個人情報をベラベラ喋るような同居人と一緒にしないでください。そもそも企業で知り得た情報って外で話してはいけないはず。平気なものもある気はしますが、大部分はダメなはずです。
どうせ忘れるから、と言ってどこかでポロリされても困るので。
話すのがそもそも苦手な人なので、あれこれ質問されても答えられなくて困るんです。
とても困ったのは居酒屋ですかね。同居人に付き合わされて行った時、酔い方があまりにもひどかったので怒鳴って帰ってきたことがありました。その時の内容も、家のことでした。
もともとそういうところが嫌いだったのに、なぜ行かなければならないのかーー断れば機嫌を悪くする、行っても飲まなければ同じとわかっているからついていったわけですけど、これならついていかないほうが正解だったのかな、と後悔することなど山ほどありました。
職場の忘年会や新年会は顔を出しました。飲まないことのほうが多かったですが、お酒を飲んだのは1回か2回くらいでしょうか。
明らかに雰囲気が違う。相変わらず話すことは苦手なままで聞くに徹していましたが、違いすぎてたのしかったのはたしかです。

選択肢がある中での「ほんとうの正解」は、実はないんじゃないかーー私はこれを決めることができないらしく、答えを先延ばしにする癖があります。いわゆる優柔不断というやつです。
行くか行かないか、食べるか食べないか、やるかやらないか。ぜんぶそうです。口では答えても体がついていかない。先日の件はこれから始まったようなものです。
同居人も「食うなら早く食えよ」とはっきり言ったわけではありません。そう取ってしまう私もいけないんですが、取り方や考え方なんて人それぞれーーそう母親が言ったところで「そんなんじゃキリがない」と一掃されました。
キリがないのはわかっています。「そうやって考えられない人もいる」ことを知らないらしい同居人に「私はHSPだ」とか「もしかしたら発達障害(の傾向があるのかもしれない)かその他の精神的疾患かも?」とか言っても伝わるわけがないと諦めています。言う気はないですが。私も早く診てもらえって話ですよね。でも電話する勇気がないんです。
心のあり方で逃げていると知られれば「弱い」、だったら根性叩き直すと言われそうなんです。それをしてほしくない気持ち、わからないんでしょうか。

血の繋がらない同居人がそこまでする理由、なんなんだろう。
知らないうちに我が家に来て、知らないうちに犬や小動物、猛禽類が来て、知らないうちに「父親」の顔をされて。知らないうちにこき使われて。
私は同居人を「父親」として見たことなど一度もありません。「困ったことがあったらなんでも『話せよ』」の二重括弧部分『話せよ』を苦手としています。
話したところでなんになる? 理由不明で転がり込んできたよくわからない人に対して「なんでも相談しろ」はとてもバカらしいと思いました。
家族でもなんでもないのに、なぜ?
仮に彼がコンサルの人だったとしても、絶対に相談しないです。

−−−

よそはよそ、うちはうち。よくこれで口論が始まります。
「常識とかけ離れている」だの「俺が知っている家庭はそうじゃない」だの「この家はおかしい」だの。俺が知らない家庭が我が家ですよ、それは理解していますかね?
嫌ならさっさと出て行けばいいのに。どうして出て行かないんだろう。どうして「我が家」なんだろう。なにを執着しているんだろう。
家ごとに決まりがあると思います。これはわかるんです。でもそれを「他の家」にも持ち込んでくるのはなにか違うと私は思っています。
誰もが同じルールで過ごすことに違和感がないわけではありません。個性が潰れるとか面白くないとか言われそうですが、押しつけられるのが嫌だ、というだけです。
同居人が来る前の食卓は賑やかではありませんでしたが、たのしかったです。来てからは「品数」を気にするようになってしまい、冒頭でも書いた「残されるルート」を辿ることに。


残されるのが嫌とちゃんと言えばいいんですが、例によって言えず。なんで、と同居人。「残すから」と答えると「お前らが食わないから」とよくわからない答えが返ってくることも。
あの、もしかして食べる量はみんな同じだと思っているんですか?

「品数は5品以上」の決まりがなかった我が家にこれがぶっ込まれたわけですから、準備するほうも時間を取られます。同居人は手伝ってくれません。
そんなに多いと残るんです。日本人がよくやる「ひとつ残し」が発生するのは別に構わないんですが、ひとつ以上残されてしまうこともあります。
結果「残すんかよ」となり、こちらもなんのために夕飯を作っているのかわからなくなることがあります。だから私は品数を揃えず、敢えて「大皿」で提供するようにしています。
敢えてというか、わざとというか……途中で「休憩」を挟んでも戻ってきた試しがないとどこかでこぼしたような気がしますが、やはり戻ってこないでそのまま寝落ちです。

もしかしたら、私が「食べること」に疲れているのかもしれないです。かき回された挙句「俺」を押しつけられているわけですから。
ものすごく疲れたり、嫌なことがあったりした時の「ちょっとした幸せ」を、私は自分から手放そうとしているのかもしれないです。
「食べて忘れよう」もできないのか、延々と食べるか、考えすぎて食が進まないか、まったく食べないか。

結構前から悩まされています。相談先もわからないので抱えた結果がこれです。
誰にも言えない素晴らしい秘密と言えば聞こえはいいのかもしれないけど、素晴らしいのは同居人だけで、こちらは素晴らしくもなんともないです。つらくて苦しいです。
仕事中は大丈夫。でも家に帰るともうやばい。仕事に行くのに家を早く出ることもありますし、わざと早番で組んでもらうこともあります。家に帰るのをとことんずらしたこともあります。大抵は某ファストフード店で時間稼ぎですが、あまりに遅いと逆に怒られるので、せいぜい30分が限界です。
他にも「かかりつけ医で薬もらってきた」とか「途中まで歩いて帰ってきた」も使えることは使えますが、こちらは時間稼ぎとは言い難いです。
7月から「早番したらそのぶん早く帰らなければいけなくなった」ので、それだけがつらいです。だから社員を目指しているんですが。
そりゃあ鬱(自己判断なので診てもらっていません)にもなりかけるわけだ…

気を紛らわすために文学賞に応募することも決めたのに、
同居人に干渉されたくないがために通信制大学の資料も請求しようかと思っているのに、
精神的な理由で、棒に振りたくない。

明日か明後日か、出勤したら上司に「通信制大学に入ろうか悩んでいます」と相談できたらしたいです。内緒で入学するのもどうかと思ったので…

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昨日の夜からこれを書いていましたが、ワクチンの副反応なのか頭が痛くなってしまい、途中で断念せざるを得なくて書ききれませんでした。
オンライン小説合宿に参加しなかったのも、ワクチンのせいではなく、この口論のせいです。

現時点で熱は37℃台、それでも真ん中あたりの37.4〜37.8℃あたりを行ったり来たりしているので怠いです。頭も重いままです。
これがワクチンの副反応のせいなのか、夏の気候のせいなのか、この口論のせいなのかはわかりません。

オリンピックの中継を観ながらの執筆。高跳び選手の足がやたら長くてきれいだなと思いました。

いただいたサポートは「自分探し(できてないけど)」のために使わせていただければなぁと思ってます。