日常から離れる旅へ。その4「衝撃ポイント強め」
この人は何度も群馬に行っていますが、れっきとした埼玉県民です。都内のほうが出やすいのはたしかなんですが、違う方角にも行きたいじゃないですか。
ということは置いといて。日々の喧騒から離れるための旅だから、ほんとうはどこだって構わない。構わないが、私の心が癒えないと意味がない。だから、おうちより北に行きがち。
・ジャパンスネークセンター
ここは気になってたところで、一番最初に群馬を案内してもらったときに「爬虫類は平気?」みたいな話題が出たのです。その流れで、ジャパンスネークセンター。
駐車場へ行くまでの道に大きな門があったんですが、写真を撮り忘れました。たしか「ようこそ蛇の世界へ」みたいな文章が書いてあったかな…
圧倒的「廃墟感」を醸し出している施設ですが、きちんとした研究施設。ヤマカガシの血清をつくってる唯一の場所というだけあって、ものすごく有名……かと思いきや、なぜか閑古鳥が鳴いてました。まあ、病院に血清がない! 治療ができない! ってなったときの駆け込み寺のような場所かなあ。連絡すれば迅速に対応してくれるはずです。
日本蛇族学術研究所の所有であるジャパンスネークセンターは公益教育事業として開かれています。片手間な気がするのはこういう理由があるようです。三日月村と近いんですが、このときは三日月村には寄りませんでした。
ちなみにヤマカガシはこんなやつだそう。
施設内(敷地内?)の散策です。ものすごく暑かったから、蛇も活動してなさそうな感じが否めませんでした。いくら爬虫類でも温度と湿度が高すぎると動きが鈍るのかなあ…
園内をまわってると「コケコッコーーーーー」と軽快な声が聞こえるではありませんか。お土産屋さんの近くに、真っ白な雄鶏を発見。なぜに雄鶏?
このほかにも蛇料理を出してた(と思われる施設)とか、館内展示をするつもりで準備中で放置されたらしい施設とか、なにがしたかったのかよくわからないまま放置されたテーマパークの成れの果てを見たような気がして、
「これが国内唯一の蛇毒研究所……???」
ってね。
坂道多め。いやあ疲れました。ここだけで汗びっしょりです。興味があって行かれる方は、ちょっと覚悟しておいたほうがいいかもしれないです。
・もつ煮ショップ
「お昼ごはん、焼きまんじゅうと焼きそばか、もつ煮にするか」
事前に提案されてましたが、すっかり忘れておりまして。行く直前になって「もつ煮だった」と連絡をもらい。お昼ごはんはもつ煮ショップで食べました。
外観は某コンビニエンスストア。中身はぜんぶぶち抜いて食堂風。食券→セルフな感じがよき。
オーダーして時間をかけずに呼ばれたので、めちゃくちゃ早いと思いました。品数は結構あるのにと思いましたが、メインがもつ煮で統一されてて、オーダー入るのももつ煮が多いからなのかなと勝手に予想しました。
もつ煮以外のメニューも豊富。ミックスフライとかカレーとか。どう考えても500円では赤字だろうと思われるメニューまで500円で提供する衝撃っぷりには驚かされました。
夏場でしたがおいしかったです。みそ味。白いごはんが進む進む。おそるべしもつ煮。
ごちそうさまでしたーーー!
そのあと太田市立新田図書館で8月中に控えていた試験の勉強をして(私の集中力が切れたので心配された)、話に出ていたブラジル系のお店「スーパーTAKARA」に。
店内、ブラジル系。日本国内ではない別のどこかにワープした感じ。お出迎えがお惣菜。かなりデカくて、ここだけで衝撃ポイントが3ポイントくらい獲得できそうでした。
プライス、まさかの読めない。というか向こうの言語で書かれていたので、わかるものとわからないものがあったんです。実物の裏を見てようやくわかったというものも、逆にまったくわからないものも結構あって。これはこれでおもしろかったです。大半は読めませんでしたが。
ここで「ピーナッツクリームの入ったチュロス」と「豚皮のお菓子」「フランスパンっぽいパン」を購入、食べてみたところ、
甘ったるい以外に言葉が出ませんでした。ピーナッツクリームの逆襲(こぼれそうでこぼれない恐怖)もあって、ウワァァァ(´;Д;`)な状態に。
豚皮のお菓子もクセ強でしたが、おいしかったです。
帰る途中で冷凍自販機広場「ドンドンパーク」を少しだけ見学(?)。駐車場に据え付けられているから「見学」は適切ではない気もします。
お肉を焼いたものからラーメン、餃子、スイーツ、挙句は海鮮まで…「メインディッシュからデザートまで」とあるので、ほんとうに「なんでもアリ」のようです。
蛇も見られて、もつ煮も食べられて、異国にも触れられたけど、最初から最後まで衝撃ポイント強めの太田ツアーでした。
いただいたサポートは「自分探し(できてないけど)」のために使わせていただければなぁと思ってます。