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売上を上げるための考え方、行動、方法・・・・・・[小規模小売店向け]

小売店を運営しているなかで売上を伸ばすための施策が成果に結びつかないというお店がいらっしゃいます。

そして
何からどのように手をつければ良いか迷っているという小売店もあるようです。

私もそうでした。

前年から30%売上を伸ばしていた翌年に東日本大震災で売上が40%ダウン。それまでやっていた売上アップの施策が全く数字につながらなくなりました。お客様が大きく減りましたし購買マインドが冷え込んでいました。

「これ以上どうしろと?」と1年以上、何もできずに過ぎていきました。

ある取引先は商品を引き上げていきます。
業績が厳しく廃業する取引先もありました。
どの取引先も新商品を入れてくれなくなりました。
売り場の閉鎖も検討されました。

1年半経ってようやく気が付きました。

「もしかしたら、やれるかも」

その半年後から売上が徐々に回復していきました。
売上40%ダウンから、もう2年も経っていました。

3年後には売上は2倍を超え、4年後には2.43倍になりました。
5年目には足踏みしましたが6年後はまた右肩上がりになっていきました。

この記事では私の経験をもとに小売店が売上を上げるノウハウを紹介しています。

小売店といっても幅広いです。
この記事では個人商店、小規模店舗、数店舗規模のグループ店を対象としています。

小売店が売上を上げるのは難しいことではありません。

やってみてわかりました。

ところが
自分が変わり、お店が変わるのは容易ではありません。

私も1年以上も苦しみました。

でも
それはたった一本の境界を一歩踏み越えるだけでした。

販売者視点から購入者視点に替わるだけで希望が見え始め、考え方がガラリと変わりました。
そして売上を上げる方法を実行することができました。

お店の思いを変え、お客様に伝えてわかってもらうまでには半年かかるかもしれません。

私も自分の思いを変え、売り場を変更するのには1週間もかかりませんでした。
ところが実際に売上の数字が変わりだすには半年必要でした。

お店を変えるのはすぐにできますがお客様に伝わるまでには時間がかかります。

それでも売上が上がりだすとほぼ毎月のように売上が前年同月を超えました。

売上は前年同月超えが当たり前になり右肩上がりになって行きました。

商品、人、売上、すべてが善循環で回っていくようになります。

後はお客様への思いをさらに高めていくだけで売上げが伸びていきます。

この記事「売上を上げるための考え方、行動、方法」はそうした私の体験をもとにしています。
売上40%ダウンの2年後から4年連続売上更新し2.43倍に売上を上げた販促方法です。

この記事から学んで実践していただければお店、売り場、従業員が顧客中心に変わります。

お客様との関係がフレンドリーになり客数が増え、売上が上がります。

この記事の構成は以下の通りとなっています。

■小売店が売上を上げる考え方
この章は売上を上げたいが何から手をつけたら良いか分からない小売店を対象としています。

この章ではたった1個の枠組みで売上を上げる考え方がすべて分かると解説しています。

「売上ロジックツリー」で売上を上げる考え方はすべて分かります。
「売上ロジックツリー」から納得の行く改善策が作れます。
「売上ロジックツリー」は経営コンサルの使うMECEとロジカルシンキングに沿っています。

MECEとロジカルシンキングは

  • 思いつきではなく

  • 抜け落ちもなく

  • 課題が整理でき

  • 考えの道筋が通り

  • 矛盾がありません

この章を確認していただければ、ご自身で考え優先順位をつけた実行策で売上を上げることができます。

内容ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1」売上ロジックツリーで売上を上げる考え方がすべて分かる
 1)売上ロジックツリーで売上を上げる考え方がすべて分かる
 2)売上ロジックツリーの見方
  1]売上の構成要素
  2]売上改善方針
  3]売上改善実行策
  4]優先順位
 3)お店によって構成要素が違う客数
 4)連動する改善策
2」売上ロジックツリーによる売上改善策の求め方
 1)どうなっているのかを知る:比較
  1]比較数字
  2]比較期間
  3]比較対象
 2)どういう状態かを知る:分析
 3)どういう手で行くかを考える:計画
  1]売上改善方針を決める
  2]売上改善実行策を決める
  3]売上改善計画に5W2Hを盛り込む
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■小売店が売上を上げる行動
この章では売上を上げたい小売店に具体的な行動を6つのステップで解説しています。

売上を上げるために絶対に必要な行動、売れ続けるために必要な行動です。

売上を上げる行動の6ステップを行えば売上を上げることができます。

なぜなら
この売上を上げる行動の6ステップは
 ●経営コンサルが最低限これだけは必要とするものです
 ●小売店が売上を上げるために行うべき基本動作です
記事を確認していただくと売上を上げるだけでなく経営スタイルまで変わります。

内容ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1」小売店が売上を上げる行動6つのステップ
2」売上を上げる行動:集計
3」売上を上げる行動:比較
4」売上を上げる行動:分析
5」売上を上げる行動:計画
 1)シンプルで大胆な仮説
 2)優先順位をつけた3つの課題
 3)確実に実行に移すための5W2H
 4)計数で見込む目標値
6」売上を上げる行動:実行
7」売上を上げる行動:検証
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■小売店が売上を上げる方法
この章では私の経験を踏まえた小売店が売上を上げる方法を紹介しています。

小売店は売上を上げるために大きな費用をかける必要はありません。
お客様を思い、お店と商品の価値を高めて、売れるPOPを書くだけで売上は上がります。

それは
私が売上40%ダウンの2年後から4年連続、売上更新し2.43倍に売上を伸ばした販促方法です。

経営コンサルが使うフレームワークに基づく顧客中心の販促方法により売上が上がります。

内容ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1」小売店が売上を上げる方法
2」小売店はお客様への思いを持つ
 1)ストアコンセプト「誰に」
 2)ストアコンセプト「何を」
 3)ストアコンセプト「どのように提供するか?」
3」お店と商品の価値を高める
 1)小売店はお店の価値を高めて売る
  1]お店の価値を下げる価格訴求
  2]個店が儲けるのは適利多売
  3]個店が競争優位になるのは差別化集中戦略
  4]個店の価値の高め方
 2)個店は商品の価値を高めて売る
  1]商品の価値を下げる価格訴求
  2]商品の価値を高めるとお店の価値も高まる
  3]商品の価値の高め方
4」POPで価値を伝える
 1)売れるPOPがもたらすもの
  1]売れるPOPはお店、販売員に喜びをもたらす
  2]売れるPOPは販売員の成長をもたらす
  3]売れるPOPはお店のファンを作る
 2)売れるPOPと売れないPOP
 3)売れるPOPの書き方
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この記事は有料となっています。

評論家であっては売上を上げることはできません。

売上を上げるには正しい考え方と確実な方法、実際の行動が必要です。

読むだけで学ばなければ何も得るものはありません。
学んで実行しなければ売上は上がりません。

この記事から学んで考え方・お店・売り場を変え、売上アップに活用して頂ける方にご購入をお願いしたいと思います。

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