【沖縄移住】5島の交通事情
ハイサイ!(こんにちは!)
移住26年目の「しましま交流館」スタッフです。
今回は島しょ地域の「交通事情」についてお伝えします。
通勤・買い物等は、やはり「自動車」がメインになるでしょうね。
では、まず初めに島しょ地域内の道路事情からお伝えします。
【道路事情】
*主要道「県道10号線(市道与那城26号線経由)」
快適な海中道路を過ぎると、平安座島~伊計島まで片側一車線になり宮城島の桃原地区より歩道が無く、路肩も減り道幅は狭くなります。
浜比嘉島へは平安座島より「浜比嘉大橋」にて渡れます。
宮城島・伊計島迄は島しょ地域唯一の「幹線」になり主にキビ畑の中を走ります。
観光シーズン・週末等はレンタカーや速度の速いバイクの往来も増えますので注意が必要です。
「集落内」
各集落内は道幅が狭く、すれ違いが無理な道・行き止まり・曲がれない角もあります。対向車との譲り合いが必須です。
集落内外で老齢の方が運転する車はとても慎重ですので、焦らずに車間を開けて安全運転で行きましょう。
現在所有されている車をお持ちになる場合、駐車場のサイズ(車が増える可能性も考えて)・近隣の道幅・迂回路まで考慮してお考えください。
(お勧めは見切りの良い軽自動車です)
*以前、私はハンドル切れ角の少ない四輪駆動のピックアップを持ち込み、集落内で通行できない・曲がれない道が何ヶ所も有り苦労しました。勿論すぐに軽自動車に乗り換えましたが、やはり走り易く便利ですし経費も掛からなくなりました。
本島内では近隣のスーパー等の駐車場は「軽専用?」と思えるほどの幅ですので買い物時の駐車が楽になりますよ。
農道又は類する道路では農耕作業車を優先し、前方に装備を付けた
トラクターは視界・見切りも悪く危険ですので、安全な速度で
走りましょう。
*農道に限らず、サトウキビ収穫時(12月~3月)もキビの積載・機器
積み下ろしの為に、通行止め・片側通行等になることがあります。
(交通誘導員は居ないことが多いです)
*キビ運送中のトラックからの落下キビも随所に見られ、注意する
必要もあります。
◆以前私も走行中に道路上に落ちた長めのキビが前車に跳ね上げられ私の 車の下に偶然入り込み、車体下部に挟まり引きずっていたので、取り外すのに苦労した経験があります。
「通行止め等」
(海中道路以降)
・台風時:海中道路は風速25m/s以上の場合通行止め。
(台風時はいつから封鎖になるか事前に放送・告知があり
ますので、ラジオやSNS等を常時確認が必須です)
・島しょ地域は台風や荒天後、道路が狭く倒木・飛散物・土砂災害
等で不通になる事もあります。
・毎年3月定期的に行われる「あやはし海中ロードレース」開催時
「海中道路〜平宮(沖縄石油基地入口)」「平安座島内(県道10号)」
「浜比嘉大橋」個々の箇所で規制方法・時間帯が異なりますので
ご注意ください。
◆お時間に余裕のある方は「大会のボランティア」に参加するのも面白
いですよ。
・シーミー(清明祭)時期(旧歴三月)は「シーミー渋滞」と呼ば
れる混雑があり毎週末、墓地近辺の路肩駐車で通行が困難になる
ことが有ります。
「車両トラブル関係」
*島しょ地域内に自動車整備工場はありません*
島しょ地域での生活・通勤には車が必要です。
故障等で乗れないと通勤等に支障をきたしかねないので、
定期点検や普段から整備をして、少しでも不具合を感じた時は
早めの点検がお勧めです。
いざという時の整備工場や代車・レンタカーを手配出来る様な
準備も必要になりますね。
◆現在、宮城島までの通勤(片道20㎞)で私も数度”故障”に見舞われ
やむを得ず(代車・知人の車・レンタカー)を借りて通勤した事が
有ります。
【公共交通機関】
*バス ・うるま市四島経由循環バス 伊計~屋慶名線
(平安座総合開発)
初乗り100円~最大200円*中学生以下は半額
・うるま市公共施設間連絡バス
※市の無料バスは本島側のみ
※平日のみ運行
・うるま市路線バス総合
※うるま市内全てのルート・バス停一覧
◆たまにはノンビリ少し高めの車窓からゆっくり海や島の景色を
眺めお出かけするのもまた良いもんですよ~。
特に運転者の方はゆっくり車窓を楽しめますね。
*タクシー 初乗り運賃 小型500円
中型510円
・配車依頼 美星タクシー(屋慶名) その他各社
(海中道路入り口から伊計集落まで約15㎞ 25分)
*ガソリンスタンド
*島しょ地域内のガソリンスタンドは唯一県道10号沿いの
「富 石油」です。 (AM9:00~PM9:00迄営業)
伊計島集落内より約11㎞
*本島内(海中道路入口より5㎞以内)には5軒あり
そのうち2軒がセルフ24時間営業です。
◆伊計島集落からだと24時間営業の店までは約20㎞、往復で約40㎞
なので、帰宅時ガソリンランプ点灯が海中道路手前の場合は
余裕をもって先に給油された方が安心ですね。特に軽自動車は
残量的に少なく表示されるので、注意が必要です。
*EVスタンド
海中道路入り口付近では「ファミリーマート あやはし店」
が有ります。(24時間対応)
・県内に147か所(2023.7月現在)ホテル・コンビニ・等
遠方外出時には要確認。土日祭日等、観光客が多い時期は
EVスタンドも混雑が予想されます。
*自転車・電動自転車
海中道路から平安座島辺りまでは道も広く安全ですが、
宮城島以降は片側一車線で路側帯も未整備でアップダウンも
有り、街灯もなく余りお勧めできません。
『津堅島』 前記事の「生活環境」でも触れましたが、津堅島は平敷屋港
より船にて渡らなければならない「うるま市唯一」の
有人離島です。
津堅島内では基本徒歩で移動できますが、車やバイクがあれば
尚便利ですね。
・EV車両「キャロタク」が有ります。島内のどこからでも
(電話にて予約)任意の場所まで移動できます。
9時~17時 「無料」
フェリーや高速艇の到着時には必ずターミナル付近に常駐し
ています。雨天時・酷暑時期はお勧めですよ!
・平敷屋港旅客待合所前より「うるま市公共施設間連絡バス」
のバス停が有りますので所用や買い物等にご利用下さい。
(要運行時間・曜日確認)
・「沖縄バス」の平敷屋バス停が港より約1.2㎞・15分位歩けば
有ります。港から向かいますと緩い上り坂が続きますので
距離以上に時間が掛かります。
定期航路便情報 フェリーくがに・高速船
(フェリー 約30分・高速艇 約15分)
平敷屋港発 津堅港発 船 便
1便 7:30 8:00 高速船
2便 9:00 10:00 フェリー
3便 11:00 12:00 フェリー
4便 14:00 15:00 フェリー
5便 17:00 17:30 高速船
・フェリーくがに
(大人) 片道 650円 往復 1240円
(子供) 330円 630円
・高速艇
(大人) 片道 800円 往復 1530円
(子供) 410円 790円 ※津堅発 島民割引あり(要島民カード作成)
「運航基準」 ※運航中止措置をとるべき気象・海象条件
風 速13m/s以上 ・波 高 2m以上・視 程 500m以下
*移住相談はしましま交流館へご連絡を!
生活圏に「素晴らしい景色」と「伝統文化」があり”非日常”を
身近に味わえる地域となっています。
来沖の際はぜひ「うるまの各島々」を一度訪れてみてください!
ご不明な点、お知りになりたいことがあれば「しましま交流館」まで
気楽ににご相談ください!
それでは次回。
またやーさい!(またお会いしましょう!)