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【初心者でもわかる】NFTをサクッと簡単に解説します。

暗号資産を始めるとさまざまな横文字に出会いますよね。
例えば、メタバース、NFT、Defiなどの用語があります。
本記事では、その中の1つNFTについて専門的な用語は避けて、わかりやすく解説していきます。

本記事がおすすめの人
・NFTについて詳しく知りたい人。
・NFTを初めてみたい人
・投資にどうやって活かしていくのか知りたい人

最後までチェックすれば、NFTの概要をつかめて、新しい投資方法が身に付きます。
そうなれば、利益を上げる手段が1つ増えて、稼げる可能性が上がりますね。


NFTの特徴

NFTとはNon-Fungible Tokenの頭文字を取って呼ばれています。
日本語の意味は「代替不可能」で、暗号資産の中ではトークンの1つ。

日本語の意味は分かっても、いまいちピンとこないですよね。
NFTを説明するうえで、よく例えられている代替不可能の具体例を見てみましょう。

まず代替可能とはどのようなモノかと言いますと、
「私が持っている500円」と「あなたが持っている500円」を交換しても価値は変わりませんよね。つまり、同じモノとして代替えができる状態を言います。

一方の代替不可能は、Aさんが持っているコンサートチケット「1月1日S席12時~」とBさんが持っているコンサートチケット「1月2日D席12時~」を交換する場合、たとえ同じコンサートチケットでも「日付や値段、席、時間」が違います。
そのため、一見同じコンサートチケットでも同等のモノとして交換ができません。
Aさん、Bさんが持っているチケットは、それぞれ決められた時間と場所で見ることのできる唯一無二の存在だからです。
このような1点しかないものの価値を証明するのがNFTになります。

NFTは代替不可能とされた唯一無二のモノにデジタルデータ上の所有権を与えるためのトークンです。
ネットで検索できて、自由にコピーできたりするデジタルデータに「唯一無二である」という証明が加われることで、二次利用や自由に売買することが可能となります。

つまり、NFTとは今まで値段が付けられなかったアートや文章、音楽などに所有権を付けて、売買取引して利益を上げることができる投資方法の1つですね。

ただし、著作権や複製権は作成者が持ちます。
NFTはあくまで所有権が与えられるだけなので、注意してください。


NFTのメリット

・デジタルデータの唯一無二を証明できる
・自由に売買が行える
・NFTは誰でも簡単に始めることができる

それぞれ見ていきましょう

デジタルデータの唯一無二を証明できる
NFTはブロックチェーン上で「誰に」所有権と権利があるのかを記録することで「唯一無二」を証明できます。
ネット上で簡単にコピーできてしまうような写真やデザインにもNFTで一点ものの価値を与えることができるため、アーティストやクリエイターの活躍の場を広げてくれるでしょう。

自由に売買が行える
所有権が与えられて今まで価値のなかったモノでも自由に売買することが可能です。
その幅は広くゲーム内のキャラクターやアイテムなどもNFTで取引できてしまいます。
NFTの登場により、株式やFX以外にも投資で収益を得る手段が1つ増えたのはメリットですね。


NFTは誰でも簡単に始めることができる
NFTを利用できるマーケットプレイスを通して誰でも簡単に自分の作品を作れたり、売買したりできます。話題になったのは、小学生が作ったドッド絵のデータが40万円ほどで取引された事例もあります。このようにNFTに興味があれば、手軽に出品することができますよ。


NFTのリスク

・まだ規制が整っていない
・所有権はあっても物理的に所有できない
・価格の下落リスクは起こりえる

詳しく見ていきましょう。

まだ規制が整っていない
NFTは2019年くらいから浸透し始めてきたばかりで、まだまだ投資歴は浅いのが現状ですね。規制が行き届いていない部分もあり、トラブルが起きた時の対象方法や責任の有無などグレーゾーン。今後は改良を重ねて徐々に改善されていくでしょう。


所有権はあっても物理的に所有できない
デジタルデータ上の所有権であって、実際に所有しているわけではないです。
パソコンやスマホの画面を通して確認するので、所有している実感はわかないでしょう。

価格の下落リスクは起こりえる
NFTが登場したおかげで、アートやデザインなどを自由に売買できるようになりました。
とはいえ、投資として取引する以上は価格が下落するリスクはあります。
買ったときの値段よりも、下がってしまえば損失になるのはNFTも同様ですね。


NFTの事例

ここではNFTの実際の事例を2つみていきましょう。

Twitterのツイートを販売
TwitterのCEOであるジャック・ドージー氏は、自信が2006年3月22日に初ツイートした内容をNFTに出品し、なんと日本円で約3億円近い値で取引されました。

ジャック・ドージーのツイートという付加価値もあるでしょうが、何気ない過去の文章に価値が付くのは、NFTの可能性を広げてくれる予感がしますね。

NBAのトレーディングカード
アメリカのバスケットボールリーグでお馴染みのNBAのトレーディングカードが2270万円の高値で取引されました。また、試合やレアシュート動画などもNFTに出品されて高値で取引されています。このような成功体験があると、スポーツ界隈も新たなビジネスモデルの1つとしてNFTを取り入れていく可能性は大いにあり得るかもしれませんね。


NFTの投資方法

NFTを活用した投資方法は主に以下の2つです。
・NFT商品を売買する
・NFTに関連する銘柄へ投資

詳しく見ていきましょう。

NFT商品を売買する
株やFXと同様にNFTを安く買って高く売れば、売買差益を狙うことが可能です。
また、自分でNFTに作品を出品して売買する方法もありますね。
出品は簡単なのでアートやゲームなど得意なモノでNFTに挑戦するのもいいでしょう。
売っても著作権は残るので、二次利用の際に手数料をもらうことも可能ですよ。

NFTに関連する銘柄へ投資
自分で作品を出品したり、タイミングを見計らって売買したりするのは手間が掛ります。
だがしかし、NFTに関連する銘柄へ投資すれば手軽に始められますよ。

具体的には以下の暗号資産を参考に投資しましょう。
・エンジンコイン
・チリーズ
・テゾス
・サウンドボックス

NFTが賑わってくると価格も上がるのでタイミングよく仕込んでおきたいですね。

NFTの始め方

安心してください。NFTを始めるのはそこまで難しくありません。
以下、3つのステップで始められますよ。
1.仮想通貨を買う
2.ウォレットを用意する
3.マーケットプレイスを選ぶ

詳しく見ていきましょう。

1.仮想通貨を買う
NFTを売買するには仮想通貨やトークンを利用しているためです。
NFTの取引で多く利用されている通貨がイーサリアム。
その他にも関連銘柄で紹介した通貨も利用してみてください。

2.ウォレットを用意する
暗号資産は、銀行や取引所のように仲介者が存在しないため、自分自身で資産を管理する必要があるのです。そのためにデジタルデータ上のウォレット(※財布という意味)を使用して取引したり、管理したりしていきます。

ウォレットは以下のサイトで利用可能です。
・コインチェック
・メタマスク

3.マーケットプレイスを選ぶ
実際にNFTの取引を始めるにはプラットホームとなる場所を利用します。
おすすめのマーケットプレイスは以下の通りです。
・コインチェック ※β版(国内)
・GMO ※β版(国内)
・Open Sea(海外)
・Rarible(海外)

日本国ないでも利用できるマーケットプレイスが増えてきていますので、あなたの条件に合うものを選ぶといいですね。

まとめ

NFTは代替不可能とされた唯一無二のモノにデジタルデータ上の所有権を与えるためのトークンです。
今まで値段が付けられなかったアートや文章、音楽などに所有権が付け、売買取引して利益を上げることができる投資方法の1つですね。


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