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琉球黒檀

今回の現場では、ガジュマルや松の木、いろいろな木があります!

広い敷地に、枝を広げ大きく育った木達ですが、その分、根も広がっております

地上では、お互い日の当たる場所に植えられているのですが、土の中での攻防はかなり激しかったと予想する位、根が複雑に絡み合ったりしていました…

そんな中、壁際に列をなして植えられていたのが琉球黒檀!

三線の棹ともなると、かなりの値が付く高級な木であります

この黒木は、台風などの風にさらされて強度を増し、その芯で作られた三線の音色は、それこそ芯のある音となり、余韻は柔らかく、情けや叫び色々な表現が音となります

ただ、その表現は奏者によって違いますが…

その黒木ですが、やはり処分するというのはもったいなくって、施主の空き地に8本植えることとなり、また別の会社の社長が欲しい!という事で、4本持って行きました!

施主の空き地に、その黒木が植えられるという事、そして、いつかこの黒木が三線になるかもしれない☆

この黒木移植に携われたのは、素直に嬉しいです!

ただ、黒木はまだまだ細くて、数十年経たないと三線の素材にはなりません!

しかも、切ってからも三十年くらい寝かさないと水分が抜けきれず、捻ってしまうのです…

そう考えると、寝かし終えたとしても、僕は70歳になっているわけでして、おおよそ完成品は見れないという計算になります笑

なんだか、暗い話になりそうなので、この辺で…笑

現場からは以上です

通事誠でした!また明日☆


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