日本画ショートトリップ__ようこそ避暑地へ__12672_0

日本画ショートトリップ、避暑地を堪能してきた; 美術展日記

こんにちは、うるしーです。

わたしは美術館行くのが趣味なのですが、これからこんな感じでnoteに記録していこうかなと思います。

さて、今回は郷さくら美術館で開催中の『日本画ショートトリップ―ようこそ避暑地へ―』に行ってきましたので、感想を書いていきますね。

郷さくら美術館について

中目黒駅から徒歩 5分のところにある比較的小さい美術館です。

昭和生まれの画家の作品を中心に展示する現代日本画専門の美術館、ということだそうです。

1年間桜が見ることができるのが売りのようですよ。もちろん、私も今回桜を見れました!

日本画ショートトリップ ーようこそ避暑地へー

では本編です。

この展覧会はショートトリップとあるように、風景画の展覧会です。世界各地で描かれた風景画が展示されていました。もちろんすべて日本画です。

美術館を訪ねたのは今日の午後。

小さい美術館であることと、平日であったことから、館内にはほとんど人がおらず、ゆっくり作品を堪能できました! 

これが例えば国立西洋美術館の特別展になると、平日午後でも人がわんさかいたりするんですよね。その分、海外の美術館所蔵の作品と出会えたりするわけですが。

館は3階建てで、1階は世界の風景、2階は桜、3階は日本の風景と分かれていました。

次に特に印象に残った作品を3つほど書いていきます。

――偏りが激しいですけど。

星夜燦々 / 西田俊英
夜のタージマハルを描いた作品です。非常に繊細なタッチの作品でした。三日月や星々が金色なのですが、おそらく、これらは金箔なんじゃないかな? タージマハルや木々などが描かれている部分と違って、三日月と星は浮き上がっているように見えました。
ところでタージマハルといえば、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、愛妃ムムターズ・マハルのために建てた墓廟です。この絵に番の鳥が描かれていたのですけど、そのエピソードを象徴しているのかなぁとか考えてました。

暁紅 / 清水由郎
南仏アルルの跳ね橋を描いた作品です。描かれてる橋はラングロワ橋と呼ばれていて、ゴッホの『アルルの跳ね橋』に描かれたものです。もっとも、現在あるのは復元されたものだそうですが。
ゴッホの絵を見て以来アルルに憧れがあるのですが、それもあって今回のこの作品はグッときました。
夕焼けの中に静かに佇む橋、穏やかな田舎の情緒が伝わってきます。ああ、いいっすねぇ………

白い教会 / 村井正之
ギリシャのサントリーニ島にある白い街を描いた作品です。今回の展覧会のポスターにもなっています。
青がとても綺麗な作品でした。純粋にそれが魅力的でした。
あとなんといいますか、今回みた作品のなかで一番夏を感じましたね。地中海の印象のせいでしょうか?

まとめ

日本画ショートトリップ、とても良い展覧会でした。

のんびりと風景画を眺めながら、旅行してる気分に浸れました。

あ、あとカメラOKなので、気に入った作品の写真撮れたのもグッドでした。ここには載せませんけどね。

以上です。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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