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科学コミュニケーション 記事まとめ

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科学コミュニケーションに関する記事をまとめています。
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#考え方

考える道具としての言語。伝える道具としての言語。

私が頭の中で何か真剣に考え事をしているときは「〜である」口調の日本語を使っていることが多いです。真剣ではないときはもう少し砕けた感じの口語に近いですが、基本的には変わりません。 一方、誰かに何かを伝える意志が強くはたらいているとき、ここ数年は「〜です/〜ます」口調を使っています。相手を強くイメージし、その人とコミュニケーションをとることを強く意識します。その人に話しかけるようにすると、自然と丁寧語に近い言い回しになります。私にとって「〜である」口調が【考える道具としての言語

難しい内容は「表現」をやさしくして、わかりやすく伝えよう

先日、私が書いたコラムが慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアムのWEBサイトに掲載されました。このコンソに関わるメンバーが連続してコラムを執筆するという企画なのですが、そのトップバッターになってしまい、ちょっと気恥ずかしくなっています。 このコラムでは、新型コロナでより一層の難しさを感じる、医療・健康と一般の方とのコミュニケーションをより良くするために、小さな改善から始めてみませんか?という提案をしました。 私は2021年4月から健康情報コンソーシアムの活動に加