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フードを作る
コリメーションリングの直径は175mm。これに合わせてフードを作る。長さは「ちょうどいい感じの縦横比」に思えた切りのいい250mmとした。
筒部分は塩ビシート(t=0.2mm)を芯にして、内側に植毛紙(t≒1.2mm),外側にカッティングシート(t=0.1mm)の3層とする。塩ビシートの内径はφ177.5mm,円周は558mmになる。よくある巻き付けフードは面ファスナーの部分が重なって見た目が好みではない。とはいえ、長方形を丸めて両端を突き合わせて筒を作ると、突き合わせ部分が尖ってきれいな円筒にならない。このような時、合わせ目が斜めになるように突き合わせると綺麗な筒になるらしい。購入した塩ビシートの横幅は670mm。これをこのまま生かして670×250mmの短冊に切り、さらに上辺と下辺を558mmとする平行四辺形を切り出した。これを丸めて仮止めすると、綺麗な円筒ができた。このほか、カルトナージュという、紙を使って箱などを作る工芸品があり、この技法がフード作りに使えそうなことを知る。
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内側に植毛紙を巻いた時に摩擦でリングにぴったりはまるように大きさを調整するが、一応押さえもあった方がいいかもしれない。
刺繍枠を思い出して調べてみるとちょうど良さそうなサイズがある。このあるふあ〜の外側のリングをフード下部のクランプにする。奈良県産ひのきの木目が綺麗なので、これを生かしたい。夜露対策のためニスを塗った。
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内リングは艶消し黒のスプレーで塗装し、円筒上部の内側にはまるように切断してC型のリングに。
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外側は中川ケミカルさんのカッティングシート、カーボングレーマット。長さ、幅とも余裕を持って切り出す。出来るだけ気泡が入らないように円筒の外側に貼る。
上部の縁は切り込みを入れて内側に巻き込む。下部はぎりぎりの直径にしてしまっていてコリメーションリングにはまりそうになかったので巻き込まず。下部も巻き込んでおく方が端面が丈夫できれいになったかもしれない。
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その後内側に植毛紙を巻き、ところどころ両面テープで止める。下部をコリメーションリングにはめた後、上部を内側からC型リングで押さえるときれいな円筒になった。Cリングと植毛紙は木工用ボンドで接着。
カッティングシートの下はどうしても気泡ができるが、気になるものは針で穴を開け、空気を押し出すようにするとだいたい潰せる。
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重さは100gと激軽。2個完成。
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外側の押さえリングはなくても大丈夫だったが、アクセントになるかも。