見出し画像

軽鬱って軽く無いよね

プロフィールに軽鬱と書いてありますが、結局軽くは無いよね、絶望するくらい辛いよね、という話。

診断結果

「軽鬱傾向」

そう書かれた診断書をもらった時、こんなに辛いのに軽い方なんだと素直に思いました。

当時は美容室に行ってパニックになり何も伝えられず泣いてしまい、髪を切ることすらできなかったという自分の中では最低最悪の状態でした。
嫌な場所から離れたのにまだこんなに辛い、私なんか死んだ方がいい、上手く死ねない自分が嫌だ、そう思ってました。

そんな私の気持ちを少しでも軽くしてくれる「手帳持ち」という状態。

その申請のために、先生が書いてくれたのがその診断書でした。

軽い私は手帳なんてもらえない、やっぱりダメなんだと落ち込んでいました。

結局、手帳は貰えました。先生のおかげだと思っています。

うつ病の中でも軽度であって重症の人に比べたら軽い方。
それなのにこんなに落ち込むなんて自分が情けない。

その思いもあります。

でも、軽かろうが何だろうが、辛い思いがあって、症状として出ているんです。

今は落ち込むことも自傷したい気持ちもありますがそれでも回復傾向にあります。

一時期は本当にしんどくて、辛くて、どうして死ねないんだろうとばかり考えていました。

髪を自分でばさばさ切ったり、親とも話せなかったり、会社でも自傷行為をしてしまったり。

お医者さんの中で症状の具合を知るために軽いという言葉が使われているだけで、十分辛い状況なんです。

今、私と同じように軽度と診断されたから自分はましなんだ。
なのにどうしてこんなにつらいんだろうと悩んでいる方がいたら、それは当たり前なんだと思ってください。

鬱になる前と同じではいられないんです。
それが当たり前なんです。

辛い時は辛いと言っても良い、誰かに話せるなら話した方がいい。

そして、もし病院の先生が受け止めてくれないのなら、病院を変えることだっていいんです。

実際、私は仕事などの関係もありますが5件の病院を経験しています。

先生たちはそれぞれ個性的で、考え方も違いました。
カウンセラーの先生だってやり方も話し方も違っていました。

この病気に関しては自分に合う先生を探すことが大事だと思っています。

会わない先生とはお互い辛いだけです。
そして辛い思いをすると余計ひどくなります。

軽鬱でも辛いものは辛い。

それを受け止めてもらえたからこそこうして今生きていられるのです。

だから病名だけを見て落ち込み過ぎないでください。

これは軽鬱と診断されたけど辛すぎて動けなかった私の心からの言葉です。

もし、サポートしたいな、と思っていただけたら嬉しいです。 サポートいただいたお金はもっといい記事を書くために使用いたします。