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何で?運動しても辛いだけなんだろう?

社会人10年目、仕事も余裕ができ、週末はバスケ、職場でも時間があれば仲間と運動をしていたけれど、何故か年々身体が重く、肩こりが多くなってきました。歳かな?でも早いよな?と思いながら、その原因の一つに運動が関係していたのかと振り返る今日です。
慢性痛から抜け出すための循環を促す有酸素運動についてお伝えします。
痛みが改善してきたらウォーキングから始めてエネルギー代謝を活性させ、血流力をつけていけると良いです。血管の長さは動静脈、毛細血管を合わせ約10万㌔(地球2.5周分)と言われています。全身の血管を上下水道とするなら血管はパイプライン、血は水になります。しかし、全てのパイプラインが正常だといえるでしょうか?
・何から始める?
冷え性などがある方はまず大きな筋肉を動かすため、20分程度のウォーキングから始めてみましょう。筋肉を動かす事で毛細血管を再生させていき、運動が楽になり、もっと動きたくなる好循環が生まれます。
・毛細血管って何からできている?
毛細血管はコラーゲンでできているので、材料となる栄養素も重要となります。ヒトの体内のタンパク質の1/3はコラーゲンであり、生成にはビタミンCも多く摂取する必要があります。当然タンパク質も増やすべきですが、精製糖質は過剰になると、AGEs(終末糖化産物)が蓄積され、動脈硬化の原因となるので注意しましょう。有酸素運動はAGEsを減らす効果もあるので、改善速度を上げたい方は軽いジョギングも良いです。日頃からタンパク質とビタミンCをしっかり摂取して、コラーゲンの質を高めておけば、効果的ですね。

・ストレッチや筋トレは?
人體は約600もの筋肉がスムーズに動くことが重要です。全ての筋肉を動かせれば、毛細血管は最適化され隅々まで行き渡るようになります。逆に筋トレは大きな筋肉のみに刺激を与えるため、無理のない穏やかなストレッチのみで十分な効果が得られます。野生の動作などをみてもウェイトをする動物はいません。
細かな筋肉には、指先や手足を繊細に使う動き、大きな筋肉には屈伸運動や腕回し、ツイスト運動などを無理せずにゆっくり動かしていくと効果的です。
・ジョギング
少しずつ慣れてきたら、1日30分、180ー年齢の心拍数で、ゆったりと走ります。怪我をしていたり、体調不良を繰り返してしまう場合は−5。疲れたら止まり、また、走るを繰り返していきます。加えて、糖質を控え、脂質をエネルギーに変える代謝回路を活性化させていきます。
心拍数は心臓のポンプの稼働数であり、大循環の指標です。血流が適正に近づくと安静時心拍数が低下していきます。
末端運動とジョギングで毛細血管が増えて、運動に必要な筋肉ができてくれば、安静時心拍が下がります。日々の必要とするエネルギーは減り、少食でも活力が沸き、徐々に基礎体温も上がります。
生命を維持する血管と血流は密接に関係しています。栄養改善、施術と運動で、身体の芯から温まり、食べ過ぎる事もなくなります。頭痛や冷え性は現代人の慢性疾患であり、便利になりすぎた事によって引き起こされた運動不足、食毒、社会毒が原因です。
ヒトらしい自然な食事、人體にある約600の筋肉と運動を楽しんでみてはいかがでしょうか?
みんな笑顔で人生を楽しめるよう、施術のみならず、どうしたら慢性痛から抜け出せるのか一緒に考えていけたらと思います。

浦和大宮・与野・さいたま新都心で慢性痛でお悩みの方は筋肉チューニング整体院UROOM浦和大宮にお越しください。スタッフ一同ご来店をお待ちしております。

・プロフィール

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島津 崇
趣味:神社、仏閣巡り
国家資格を取得し、作業療法士として13年働き、印象に残っている事は『リハビリは面白くない。言われたからやってるんだよ。』
心から楽しんで、満足のいく事を、自分のやり方で行えれば人は元氣になれる。全ての人に共通している事は、食事(栄養)運動(家事や仕事等)だと思い、医食同源、ランニングを通して、人の本質を学び始める。

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